Category: 沢登り

モミソ沢、沢登り 0612

By , 2016年6月16日 10:48 PM

6月12日 NさんリーダでIさん、Mさん、Sの4名で丹沢モミソ沢に行ってきた。
丹沢の入口大倉から1時間30ほど歩いて入渓場所の新茅橋に着く。沢に下りると懸垂岩と呼ばれる岩壁があり10人ほどの団体が取り付いている。モミソ沢は懸垂岩の横に入口がある。沢に入ると両脇は岩壁のゴルジュで幅は4mぐらい。光はが差し込まないので印象は暗い。水は少なく狭いゴルジュの沢が続いている。難しいところは無く1時間ほどすすむと水が無くなりゴルジュ歩きとなってしまった。面白かったところは3段mの滝と最後の枯れ滝で残置を使ってリードできたところかな。8m枯れ滝はIさんが初リードにトライしてクリアできずに自身喪失。次に私が登ったが最後の乗り越えで余裕のあるムーブが出来なかったのが残念で使えるガバに気づかなかったのが敗因だった。ここを過ぎると平地になり大倉尾根を詰めるだけである。遡行図ではもう少し沢を登って大倉尾根の乗るのだが滝はなく、つまらないので早めに尾根に載るルートを取ったら30度ほどの斜面をひたすら登るしんどい幕切れとなった。


Iさんのトライ。結果は

Iさんのトライ。結果は


稜線への登りは辛かった。

稜線への登りは辛かった。

0521 西丹沢、マスキ嵐沢沢登り

By , 2016年5月23日 9:54 PM

沢登りの誘いのメールを出したら逆にMさん所属の会の沢登りのお誘いを受けて参加させて頂いた。場所は西丹沢、中川川、大滝沢マスキ嵐沢、1級の沢である。全員が初見で滝の処置、ルートファインディングと皆で確認しながらの遡行はシーズン始めにはいい感じだった。会が変われば沢登りの楽しみ方も色々でこの会はシャワークライム、泳ぎは必須で水と戯れて沢を楽しむスタイルであった。私は体がすぐに冷えてしまうので濡れない主義である。今日は沢慣れしたメンバーでロープを出すことも余り無くサクサクと遡行でき、詰めは藪も無くぴょこんと稜線に出る。そこからの下山路ははっきり付いており、至れり尽くせり感があったマスキ嵐沢であった。
小田急線新松田駅(7:30)~大滝沢バス停(8:30)~マスキ嵐沢(9:30)~稜線(12:30)~西丹沢自然教室バス停14:20

 


丹沢の沢は案内がいい

丹沢の沢は案内がいい


こんな滝や

こんな滝や


こんな滝がありました

こんな滝がありました

2015年9月19日-21日 黒部針ノ木跋渉記

By , 2015年9月21日 12:01 PM

「跋渉(ばっしょう)」とは、山野を越え、川をわたり、歩き回ること。
今回の山行を見事に表現した言葉だ。

それではさっそく黒部針ノ木跋渉記をはじめることにしよう。

*************************************

昨年の夏、ネットサーフィンで見つけた「針ノ木谷古道復活」の文字に目がとまった。古道に沿って流れる針ノ木谷といえば黒部湖にそそぐ憧れの沢。いつかは行ってみたい渓だった。

「針ノ木峠は古くから知られている。1584年(天正12年)12月に小牧・長久手の戦いで豊臣秀吉と戦った徳川家康に、豊臣方との和睦を破棄し徹底抗戦を主張するため富山城主の佐々成政が浜松城へ面会に行ったとき、百人程の一行で厳冬期のこの峠を越えたとされている。」<ウィキペディアより>

その後、黒四ダムの建設によって平の渡しになってからは登山者もめっきり減り、この道は廃道同然となっていた。若いころ小屋への荷揚げで毎週のようにこの道を通ったという船窪小屋を営む松沢宗洋さんが、古道を復活させたいと数年前に2年がかりで開通させたという。歴史の重みをひしひしと感じるこの古道に興味津津となった私は、昨年の夏休みにこの古道を辿る単独行の計画を立てた。しかしながら雨続きの悪天候で断念となった。

あれから1年、今年のシルバーウィークにメンバーからほぼ同ルートの計画案が出された。直前になってリーダーがキャンセル。繰り上げで私がリーダーとなり、サブのSさん、Nさん、T嬢、S嬢の5名のパーティーで絶好の天候のもと計画は実行された。

<日程>
■9月19日(土)
扇沢⇒黒部ダム⇒平の小屋(泊)

■9月20日(日)
平の小屋⇒平の渡し⇒針ノ木谷⇒船窪出合(泊)

■9月21日(月)
船窪出合⇒針ノ木沢遡行⇒針ノ木峠⇒針ノ木雪渓下降⇒扇沢

<1日目>
扇沢からトロリーバスで黒部ダムへ。スキーヤーでごった返す時期にしか訪れたことがなかったが、今日は観光客に交じってのんびりだ。ダムを渡って黒部湖沿いの道を歩き始めた。ロッジくろよんの先の山道はハシゴのアップダウンありで結構歩きごたえがあった。対岸の雲が晴れて針ノ木岳とスバリ岳が姿を現した。黒部湖では遊覧船の「ガルベ」がひっきりなしに往復していた。あれで小屋まで乗せていってくれないものか。途中何本かの沢を巻きながら進んだ。小屋手前の中ノ沢で毛ばりを流してみた。さっそく反応があった、が痛恨のバラシ。イワナはいる。のんびり歩いたおかげで4時間半かかって平の小屋に着いた。かなり立派な小屋だ。


沢を渡る

沢を渡る


丸太の橋

丸太の橋


梯子の階段

梯子の階段


針ノ木岳とスバリ岳

針ノ木岳とスバリ岳


遊覧船「ガルベ」

遊覧船「ガルベ」


平乃小屋

平乃小屋

 

チェックインしてほどなく、イワナの様子を見にヌクイ谷へ。河口から釣り上がった。水量が多く流すポイントは少ない。淀みのポイントを見つけて毛ばりを浮かべた。黒い影が毛バリに飛びついてきた。手繰り寄せると精悍な顔つきの8寸の天然黒部イワナだった。カメラに収めてそっとリリースした。

ヌクイ谷の河口

ヌクイ谷の河口


黒部イワナ

黒部イワナ

その夜、小屋犬のモモが盛んに吠えていた。どうやらクマがたずねてきたようだった。

<2日目>
6時の渡しで対岸へ渡った。山歩きで船に乗る機会もなかなかない。対岸で上の廊下と奥黒部ヒュッテに向かう2組と別れ我々は針ノ木谷へ進んだ。

出発準備

出発準備


時刻表

時刻表


乗船場

乗船場


小屋方面へ戻る

小屋方面へ戻る

 

まもなく避難小屋を過ぎて谷へ回り込んだ。しばらく進むと日の出前の薄暗い中に輝く針ノ木谷が見えてきた。針葉樹林を流れる開けた沢だった。

避難小屋

避難小屋


避難小屋内部

避難小屋内部


針ノ木谷現る

針ノ木谷現る

 

昨夜、小屋の主人から仕入れた情報をもとに、今日は下流域で3手に分かれての釣りとなった(古道入口の上流に魚止めがあり、ビバーク地点の船窪出合付近に魚はいないとのこと)。Nさんは下流域の本流、Sさんは南沢、私が南沢出合上の本流。結果はNさん2尾、Sさん1尾、私が10数センチ3尾(全てリリース)だった。人煙乏しい深山としては甚だ魚影が薄いと言わざるを得ない。ここまで山奥の渓を釣っていると確実に魚が走るものだが、それがまったくなかった。期待は大きくはずれた。とはいえNさんは渓流釣りが今回で2回目。今夜のごちそうを手に満面の笑みだった。Sさんが釣った最大サイズを筆頭に3尾をキープして遡行を開始。

最初の橋(この先に橋はなかった)

最初の橋(この先に橋はなかった)


古道の看板

古道の看板


南沢出合

南沢出合


針ノ木谷本流の渓相(南沢出合上流)

針ノ木谷本流の渓相(南沢出合上流)


針ノ木谷本流の渓相(南沢出合上流)

針ノ木谷本流の渓相(南沢出合上流)


沢に遊ぶ女子

沢に遊ぶ女子


南沢出合下流

南沢出合下流

 

古道(高巻道)までは針ノ木谷の渡渉が何度か続いた。登山靴では難儀すると思われた。途中、単独者数名と、パーティ数組と出会った。マイナーコースとはいえさすがは北アルプスである。谷筋を1時間ほど進むといよいよ古道の高巻が始まった。もう少し谷沿いにつけてくれればと思うぐらい標高を上げる巻道だった。3、40分ぐらい登ってようやく水平のトラバースになった。古道でも2名の単独者に会った。古道の入口から1時間ほどで視界が開けてガレ沢に出た。ここで高巻終了である。

針ノ木谷の遡行

針ノ木谷の遡行


針ノ木谷の遡行

針ノ木谷の遡行


高巻終了地点のガレ沢

高巻終了地点のガレ沢


高巻道の看板

高巻道の看板

 

高い陽がじりじりと照りつける中、巨大な岩が我々を睨みつけていた。そのたもとの白い花こう岩の中を針ノ木谷の清流が流れていた。何度か渡渉してビバーク地の船窪分岐に到着した。

睨みつける大岩

睨みつける大岩


渡渉

渡渉


船窪分岐

船窪分岐

 

当初は沢定番のタープ泊の予定だったがそこは標高1850m。相当の寒さが予想されたためワンポールテントとツエルトを持ちこんだ。さっそく設営し焚き木集めに奔走した。すっかり陽が落ちたころ上流から男女2名が下りてきた。彼らはわれわれの対岸にテントを張っていた。さあお楽しみ、いよいよたき火の時間だ。薄暗くなったころ火を入れた。

ワンポールテント

ワンポールテント


ツエルト

ツエルト

 

たき火を囲んで至福のひと時が始まった。たき火に渓の恵みをかざし、ビリー缶を無造作にぶち込んだ。今夜のために持ち込んだウィンナーとマシュマロを焼き、Sさんが持ってきた唐揚げをフォイル蒸しして酒のつまみにした。マーボ春雨とイワナの塩焼きで腹を満たしてからもどんどん酒がすすんだ。〆はイワナのコツ酒。こうして楽しすぎるひと時が過ぎていった。

渓の恵み

渓の恵み


楽しい楽しいたき火の時間

楽しい楽しいたき火の時間


たき火

たき火


たき火にはビリー缶がよく似合う

たき火にはビリー缶がよく似合う

 

<3日目>
朝4時に目が覚めた。あたりは真っ暗で、谷間にのぞく星空のもと渓の音だけが響いていた。メンバー達はまだ夢の中だ。たき木に火を入れ暖をとった。沢水を汲んだビリー缶をたき火に放り込んだ。5時も過ぎ、しばらくたってから空が白み始めた。渓が目覚めてきた。そのころメンバーが起きてきた。たき火で沸かしたお湯でコーヒーをすすった。朝のたき火も心地がいい。対岸の二人は早々に発っていった。スープパスタで朝食をとりながらのんびりと過ごした。撤収が終わり出発は7時過ぎになった。

今日は沢伝いに700m登り、針ノ木雪渓を1100mくだらなければならない。沢装備でのスタートだ。朝陽がそそぐ美渓を歩くこと20分ほどで針ノ木沢出合いに着いた。出合い付近には一斗缶がある絶好のテン場があった。

遡行開始

遡行開始


針ノ木谷源流を行く

針ノ木谷源流を行く


針ノ木本谷出合の標識

針ノ木本谷出合の標識


ビバーク適地

ビバーク適地

 

最初は巻道を進んだが一旦渓に下りてからは積極的に水線をたどった。小釜の巻きや小滝のシャワークライミングなど楽しい沢登りとなった。巻道を下るご婦人お三方を横目に軽快に登っていった。谷間から稜線がのぞきこれから向かう針ノ木小屋が小さく見えていた。Nさんは小屋のラーメンを楽しみにしていた。2時間ほど登ると水流も細くなりやがて消えていった。「水」と書かれたところが最初の一滴だった。谷筋から山道に変わったところで登山靴に履き替えた。

針の木沢を攻める

針の木沢を攻める


小滝のクライミング

小滝のクライミング


小滝のクライミング

小滝のクライミング


小滝のクライミング

小滝のクライミング


小滝のクライミング

小滝のクライミング


小滝のクライミング

小滝のクライミング


針ノ木小屋が見えてきた。遠いな~。

針ノ木小屋が見えてきた。遠いな~。


水場の記し

水場の記し


最初の一滴

最初の一滴


小屋までまだまだだね~。

小屋までまだまだだね~。

 

「痛っーーー!!!」S嬢が叫んでいる。ハチにさされたようだ。親指と人差し指の間の付け根が腫れている。痛みでしばらく唸っていたがやがて収まったようだ。一時はどうなることかと思ったがなんとか再スタート。

登るにつれて木々が色づいてきた。紅葉の先鋒はナナカマドだ。赤い実とともに葉が真っ赤に染まっていた。正面に見える針ノ木岳山麓は赤や黄に色づき秋空に鮮やかに映えていた。森林限界を超えたころ振り返ると我々が辿ってきた沢筋が谷底からはっきりと確認できた。よくぞ登ってきた、と感慨もひとしお。最後の胸突き八丁を登りきるとようやく針ノ木小屋に躍り出た。

ナナカマドの紅葉

ナナカマドの紅葉


黄葉。紅葉。

黄葉。紅葉。


登るほどに黄葉してきた

登るほどに黄葉してきた


針ノ木沢一望。よく登ってきたな~。

針ノ木沢一望。よく登ってきたな~。


最後の胸突き八丁

最後の胸突き八丁


針ノ木小屋

針ノ木小屋

 

小屋では多くの人が思い思いに過ごしていた。針ノ木谷側から登ってきた我々にご婦人が興味津津のようで盛んに話しかけてきた。Nさんは真っ先に小屋に飛び込みラーメンを注文していた。

針ノ木峠。ここが今回のピーク。

針ノ木峠。ここが今回のピーク。


針ノ木峠のテント場

針ノ木峠のテント場


しばし休憩

しばし休憩

 

しばらく休んでから針ノ木雪渓を下り始めた。雪渓歩きはほとんどないようで簡易アイゼンは不要とのこと。ガスに覆われた谷のジグザグ道を黙々とくだった。日本3大雪渓のこの谷は雪崩の巣でもある。その地形はいかにも雪崩れそうな形状だった。岩陵が迫るノドと呼ばれるところはいまだ雪渓が残り左岸に巻道が付けられていた。これが結構な難所で鎖の連続だった。そこを過ぎてからも雪渓は続き我々は巻道に追いやられた。おかげでコースタイム2時間の大沢小屋まで3時間以上かかってしまった。大沢小屋からは約1時間で扇沢に到着。こうして楽しく充実した3日間が終了した。

針ノ木雪渓上部を下る

針ノ木雪渓上部を下る


高巻道へ

高巻道へ


のどの入り口

のどの入り口


のどの下部 くさりの連続でした。

のどの下部 くさりの連続でした。


針ノ木雪渓ののど

針ノ木雪渓ののど


雪渓を下る

雪渓を下る


針ノ木雪渓を見上げる

針ノ木雪渓を見上げる


大沢小屋

大沢小屋


登山口到着 おつかれさまでした~。

登山口到着 おつかれさまでした~。

 

今回の山旅、ピークが針ノ木峠でいわゆる山のピークハントが目的ではなかったが、湖の渡航あり、釣りあり、焚き火あり、そして沢登り、雪渓下りありと、実に変化に飛んだ楽しい山行となった。このようなバリエーション的ルートを開拓するのも一考である。

 

2015年8月23日-25日 黒部川完全制覇?

By , 2015年8月26日 7:10 AM

ここ最近は比較的天候が安定する8月下旬に夏休みをとるのが恒例。しかし近年、この天候が安定しない。昨年はずっと雨で、強行した白峰三山縦走も終始ガスの中。眺望はゼロ。今年はどうか。

当初、北東北の涼を求めて裏岩手縦走計画を立てていた。天気予報がコロコロ変わる中いよいよ出発前々日。双子の台風が前線を押し上げ東北地方に停滞するらしい。東北はあきらめるしかなさそう。台風の間隙をぬって比較的晴れそうなのが北陸地方だ。かねてより模索していた黒部川源流の雲ノ平への転戦を決めた。

というわけで一路折立へ。岐阜側から入った。

計画は3泊4日で薬師沢小屋経由で雲の平、水晶岳、鷲羽岳、黒部五郎岳を周遊する予定。しかし前夜天気を確認すると台風が中国近畿地方を北上し北陸地方もかすめる予報。4日目は確実に雨のようだ。無理せず2泊3日のピストンも視野に出発。

太郎平小屋の先はケータイ圏外で天気の詳細が確認できない。山小屋での情報も特に変化がないため、結局、薬師沢小屋と雲ノ平山荘に泊まりながら、その端を発する鷲羽岳の登頂と源流イワナとの出会いを堪能する「黒部川」をテーマとした2泊3日の山行となった。

この旅が黒部川完全制覇なるか?

 

【1日目】


太郎平小屋

太郎平小屋


薬師沢小屋横のつり橋

薬師沢小屋横のつり橋


黒部川源流

黒部川源流


黒部イワナ

黒部イワナ パーマークとオレンジの斑点が特徴


源流域とはいえ圧倒的な水量

黒部川本流 源流域とはいえ圧倒的な水量


黒部イワナ

黒部イワナ


薬師沢小屋横の流れ

薬師沢小屋横の流れ


薬師沢小屋夕景

薬師沢小屋夕景

 

【2日目】

薬師沢出合

早朝の薬師沢出合


雲ノ平の玄関 アラスカ庭園

雲ノ平の玄関 アラスカ庭園


薬師岳

薬師岳


槍がのぞく

槍がのぞく


雲ノ平山荘

雲ノ平山荘


雲ノ平山荘

雲ノ平山荘 高原ホテルのようでした


高天原を望む

高天原を望む


スイス庭園に足をのばす

スイス庭園に足をのばす


圧巻の水晶岳

圧巻の水晶岳


鷲羽岳の雄姿

鷲羽岳の雄姿


鷲羽岳山頂

鷲羽岳山頂


黒部川最源流域

黒部川最源流域


雲が迫る鷲羽岳稜線

雲が迫る鷲羽岳稜線


イワギキョウ

イワギキョウ


祖父(じじ)岳のケルン群

祖父(じい)岳のケルン群


岩苔乗越の水場=黒部川の最初の一滴

岩苔乗越の水場=黒部川最初の一滴


黒部川最初の一滴

黒部川最初の一滴

 

【3日目】

朝焼けの水晶岳

朝焼けの水晶岳


チングルマ

チングルマ


雲ノ平より笠ヶ岳

笠ヶ岳


槍ヶ岳

槍ヶ岳


沢イワナ

沢イワナ

 

【おまけ】

黒部川河口の標識

黒部川河口の標識


日本海にそそぐ黒部川

日本海にそそぐ黒部川

帰路、海鮮浜焼きに舌鼓を打ちながら日本海沿いをのんびりドライブ。途中黒部川を渡る橋があった。思わず河口に向かった。数日前、鷲羽岳に最初の一滴を見たばかりだ。そしていま海にそそぐ黒部川を目の前にしている。これで黒部川完全制覇達成かな?

おわり

15-06-28-表丹沢-茅ノ沢

By , 2015年6月28日 11:05 PM

6月21日 遡行予定が雨で中止 リベンジで6月28日となりました。

今回 クライミング系ボスNリーダー、オールラウンドのI氏、そして万年初心者のMの3名での 初めての遡行となりました。

渋沢駅から入渓ポイントまで タクシー乗車制限(1台乗客2名)となって、少々出費

道脇の小屋の前に ヒルよけ用の塩が有り ありがたく携帯させてもらいました。

入渓して すぐに暗い橋のしたをすり抜けると F1,Nリーダーに突破してもらい 私たち2名は トップロープの確保をもとに登攀 きもちいいなー F2はツルツルなのでF3も合わせて高巻き、 やがてF5大滝へ。

いくら見つめても登攀は無理そうなので 記念撮影後右岸を巻く 途中トラロープあり 一応マッシャーで確保。

その後 いくつかの快適な登れる滝を超えて

F1 Nリーダー突破9時13分 F5 下の残置10時2分 F5 上の残置10時2分
F5 NリーダーとI氏9時59分 F6 位置確認10時33分 F6 楽しむNリーダー10時38分
3段あたり 11時43分 涸滝チョックストーン攻略 I氏12時15分 詰め12時29分
最後の涸沢チョックストーンへ

Nリーダーに突破してもらい ロープを出してもらう I氏は軽くクリア 私は応援の掛け声でなんとか突破

あとは ガレガレの詰を行くことに 頂上手前で右に踏み跡あり そこにルートをとり尾根道にでて終了。

ここで 山ヒル発見 いやいやどうも 。

記録M

恋の俣 奥只見

By , 2014年9月15日 10:49 PM


ナメが続きますよ

ナメが続きますよ


デート沢

デート沢


大滝

大滝


恋の俣

恋の俣

恋の俣沢 2014-9-13-15

久しぶりの密藪てっぺんまで舐めつくした
mio 十日町山の会の山行に連れっていていただきました
ブルーラインの長いトンネルから恋の俣の出会いで仮眠、翌朝巻道から突進
昔は道であったが長い間で森に戻っていた。3年ぶりの沢なのでよろよろと進む
難しところは、リーダーの的確な判断でお助けザイルを大滝まで頂戴する。

3年前の洪水で下流は淵がなくなっていた。
オホコ沢には1パーテイ先住民が居た。左岸の高台にテントを張る。薪が乏しいが
何とか工夫してたき火奉行が朝まで立派なたき火をしてくれた。
2日目は山頂まで、大滝を越えて道までのエスケープを取ると思ったが
こだわりのあるリーダールートで愚直にまっすぐ山頂を目指す、密藪を漕いで山頂に飛び出す。
木道の広場はテントがあったので、水場近くでビバーク、満天の星で放射冷却で寒かったが3季寝袋で暖かっかが、

みなさん、カバーで頑張って重い装備を持っていただいていたので、申し訳なく思いくっついて寝た。
3日目、卵石隊と平が岳隊に分かれた。卵石前で木道に滑り腰を打ち3時間程度、様子を見る。
鎮痛剤をかき集めて、何とか長い下山路を下れた事は幸いだった。

14.07.06 奥多摩 倉沢谷本谷 沢訓練

By , 2014年7月6日 1:38 PM

残置シュリンゲがない

残置シュリンゲがない



山域山名:奥多摩 日原川倉沢谷本谷(下流部)

山行日時:2014年7月7日(日) 9:30奥多摩駅集合 10:00入渓 14:00終了

メンバー:lork itb tdc

またしても倉沢谷本谷です。

この週末は、谷川の東黒沢へ行く予定でした。明るい沢で焚き火を囲み、タープとツェルトのつもりが天候などの理由で中止に。 そこで、「近場のプール」気分で行ける倉沢谷本谷へ先々週に続き入ることに。

一休み



集合場所の奥多摩駅に現れたtdcさんは、今日が沢デビューとなる。足下に目をやると、新品の沢靴スタイル。今年のサワートレッカー(モンベル)はカラフルなので、自宅から履いてきても周囲の誰も不思議に思わなかったはず。

バスを降りて身支度後、先ずは林道から入渓地点までの斜面を利用して「懸垂下降」の訓練。ハーネスにシュリンゲを固定し、先にセルフビレー用ビナ、中間にデッセンダーデバイスをセットする通称ペツル方式。バックアップのセットも。沢用の30mロープで3ピッチの訓練となった。

不思議なロープ

不思議なロープ


この沢は大きな滝は無いかわり、背の立たない淵が幾つかある。通常なら先頭が泳いで取り付き後続をロープで引き上げる。しかし今日はデビュー訓練なので、泳ぎ無しにして巻くところは巻くことにした。ただし、いやらしいヘツリは何時も通りにこなしてもらう。残念ながら、期待?していた”ツルッ!ドボン!”は1回も無く、初心者にしてはなかなかの出来である。

大きな淵の前で休憩。この淵は左から泳いで取り付き、残置シュリンゲを掴んで落ち口へ乗越すのだが、そのシュリンゲが無くなっていた。その代わりでもないが、正体不明のロープが淵の上を横切っていて、右上の木から左下の岩に打たれたRCCボルト2本に張られている。その上流にも1本ロープが張られていた。 この沢は左上に林道が並行しているのでエスケープや、途中で遡行を打ち切ることが簡単である。今回は、帰りのバスに合わせて14時過ぎに終了。 奥多摩駅に着いて少し歩き「もえぎの湯」で汗を流し、立川で途中下車して反省会ということで1日を無事に終えました。

14.06.21 泳ぐには未だ早かった倉沢谷本谷

By , 2014年6月21日 8:55 PM

6月21日(金) 梅雨の晴れ間をついて倉沢谷本谷へ行ってきました。恥ずかしながらリーダーの私が沢靴を忘れてとんぼ返り、1時間遅刻の体たらくでした。
2時間ちょっとの遡行となりましたが、「えっ、こんなに深かったっけ!」と思い、巻きまくりました。6月の沢は泳ぐには早すぎます。
これで3回目になる倉沢谷本谷ですが、以前の会で新人教育目的できたときは巻きを許さず、泳いでは取り付いてロープを出しては引きずり上げていました。
今回はかなり日和りましたが、微妙なヘツリもあり登攀の滝は無いものの実践クライミングの沢でした。
ご同行のskyさん・itbさん・sgyさん・onhさん、お疲れ様でした。

14.06.14 丹沢葛葉本谷 沢登り

By , 2014年6月14日 11:08 PM

5月いっぱいでスキーシーズンが終わり、6月からグリーンシーズンに入りましたね。グリーンシーズンらしく沢登りに行って来ました。メンバーは沢経験の少ないSさんとIさん。葛葉本谷は初級の沢で滝はほとんど登れるので初心者でも十分楽しめるところです。ところが今回は連日の雨で水量が多く、登れる滝も水量に負けて巻いて登るところもあったりとなかなか楽しませてくれました。最後の詰めは登り過ぎてガレ場に出てしまいちょっと苦労しましたが無事に三ノ塔に着き、沢登りを終了しました。

054

13.09.28 軍刀利沢 沢登り

By , 2013年9月28日 11:29 PM

軍刀利沢(ぐんだりさわ)桧原村側から生藤山に詰め上がり、高低差500mの短い沢でほとんどの滝が登れて、一日遊びに手頃な沢で稜線に上がる詰めは藪漕ぎも無く、サクッと上がれ、下山も一時間半ほどでとても楽でした。滝登りも流れの中に入るラインを選んだりして、面白く登って行きました。沢3回目のSさんはホールドの捜し方も上手くなり滝登りを楽しめた様でよい沢登りとなりました。

入渓点、ワクワクで出発

こんな滝がいくつかあって面白かった。

生藤山。富士山も見えましたよ