暖冬で今年の山スキーはアプローチで藪に悩まされており、湯沢周辺のスキー場は営業終了となった情報もあって、巻機山計画は雪がない山を想像して諦めムードで山に向かった。清水集落からシールで行くことができたのはよかったが尾根に取りつくと藪で思うラインで登れず、井戸の壁は雪が少ない分斜度があり、藪の埋まりが甘いので時間がかかってしまった。尾根上に出ると雪は問題なくある。空は晴れて、風もなく山スキー日和であったが井戸の壁に手こずったのかおじさんたちは疲れ気味。いい時間になっていたのでニセ巻きの取り付きで今年は終了。来年、山頂を目指そう。
霧氷がついて山がきれい。
やはり、ヤブヤブでした。
山の上は例年通りかな。
今年はここまで
上は楽しく滑りました。
帰りの井戸の壁はすぐに雪崩れます。
昨日の藪漕ぎ山スキーの経験から鍋倉山も似たようなものと気乗りしなかったがまた、香港からのゲストの強い希望で行くことになった。地元の友人が尾根に取りつくまでは藪がうるさいが、滑る斜面があるから案内すると言ってくれたので希望をもって出かけてきた。
温井集落から主尾根の上がるまでは藪をよけ、クトーがよく効くような固い斜面、雪不足の細尾根と雪解け時期を思わせるような状況だった。主尾根をに取り付くとブナ林が広がり藪が無くなり歩き易くなり、1時間ほどで山頂に着いた。ピークがはっきりしない広場のような山頂からは妙高の山、上越の山、日本海と展望がいい。
登ってきた主尾根を滑り降りる。雨や温かいひがあったので固い面に雪が乗っている3月のような雪の状態だ。積雪が少ない分、滑るラインは限られるが昨日の藪漕ぎ山スキーと比べたら雲泥の差で楽しい。巨木の森に向かい、ブナの巨木「森太郎」を見に行く。離れたところから見たので巨木感を感じられず残念。雪の無い時期に来て大きさを実感しよう。下がるにつれ樹間が狭くなってきた。木がうるさい斜面に入り回り込むと開けた斜面が現れた。斜面は程良い斜度が広がり最後の滑りを楽しむには十分であった。いや~意外とよかった鍋倉山でした。
沢は埋まってなく春の雪解けのよう。
木をよけながら細尾根を上る
妙高の山々
気分は春スキー
最後の斜面はのびのびと滑ったよ
2020年は1月になっても何処も雪不足。黒姫山の山行計画はパウダーが期待できないと判断から中止となり、代替え案として野沢温泉ベースのスキー計画となった。毎年、楽しんでいる山は藪で滑ることができないからゲレンデを楽しむ計画でいた。香港からスキーのために来た者がどうしても山に入りたいと言うので山に入ることになった。リフトを降りて山に入る。滑るラインはほとんどなく中、鞍部まで行く。この先も似たようなもので滑れないだろうと思っていると尾根の先まで行きたいと香港さんが言うので先に進む。思った通り目的の斜面は藪がまだ濃い。斜面に入るとターンするスペースはほとんど無く、藪に絡まないようにズルズルと降りるだけの山スキーであった。
藪の斜面
諦めて戻ります
富士山がドーンと見えました
スキーシーズンに向けての山歩きの4回目は扇山~百蔵山の縦走ハイキング。中央線鳥沢駅から扇沢~百蔵山~猿倉駅までふもとからふもとまでしっかり歩くコースだ。11月は暖かい日が続いて、今週は寒さが来て初冬の山歩き。初冬の山は樹々の葉が落ち、日差しが入った明るい山道とサクサクと落ち葉の音を楽しめ季節である。しかも空気中の水蒸気が減って、光の散乱が少ないから景色が済んで見える。扇山,百蔵山は富士山がドーンと見えて今日は富士山日よりのいい山行になった。
初冬らしい明るい山道
植物のしもばしらが作る霜柱
赤や
黄色、
白と色彩がきれいな初冬の山
冬のスキー活動のためのに11月は毎週山に行くことにして、乾徳山、鍋割山と登り、3週目はMさんの誘いで埼玉県の蕨山になった。名郷から蕨山へ登り金毘羅尾根を下り川又・名栗湖バス停までの道だ。予定では14:00ごろの下山であったが一本早くバスに乗れたことと、金毘羅尾根が歩きやすい道だったので昼前に下山したあっさりした山歩きであった。(2019/11/17)
最近山に登って無いひと、山スキーのために体を慣らそうと声をかけたら、会のメンバー5人があつまった。10年ぶりに登ったがその頃は鍋割山荘のなべ焼きうどんは話題なってなく、ひとも少なかったが今はなべ焼きうどん目当てで登って来る人が多いようであちらこちらでなべ焼きうどんの写真を撮り、食べているひとで賑わっていた鍋割山でした。(2019/11/10)
賑わいの鍋割山
乾徳山はカヤトの草原、岩稜帯、富士山の展望など変化に富んだ景色を楽しめるのでよく登りに来ている。歩くルートはいくつか選べ中で徳和~乾徳山~黒金山~大ダオ~徳和渓谷~徳和の周遊ルートが好きで歩いてきた。黒鉄山からは破線ルートになっていて地図、コンパスを使って確認しながら歩く楽しさがある。原生林のなかを進み、沢を渡るなど変化ある山歩きが楽しめた。2019/11/2
左が乾徳山。尾根伝いで大ダオまで来た。
黒鉄山からの富士山
原生林のなかの踏み跡
沢沿いは結構きれいでした
岩手県までイワナ釣りに出かけたが一見さんそうそういい思いは出来ないようだ。短い時間で楽しませてくれたが釣果は平均サイズ15センチ程でサイズを期待してきたのでちょっと残念。花巻の渡り温泉近くの川、早池峰山のふもとの殻、和賀岳の源流部と釣りをしたがどこも考えていた川に感じと違っていたり、先にキャンプ地に入られていたりと現地に行ってみなければわからないのは仕方がない。都会の一見さんは回数を重ねないといい釣りに巡り会えないのである。
和賀川
何匹か釣る中でよいサイズも出た
早池峰山
登った日が山の日だったせいか登山口で早池峰山の環境保護活動に協力を依頼するテントが立っていて携帯トイレの携帯を奨励し、販売をしていた。山では登山道の途中、山頂の避難小屋は携帯トイレを使用できるよう整備されていた。登山中の用足しは考えなければいけない問題と認識させられた登山になった。
固有種のハヤチネウスユキソウ
山頂小屋
和賀岳
角館の東側、秋田県と岩手県の県境にある1439mの山が和賀岳だ。前日は東側の高下登山口から入って和賀川の源流部で釣りしていた。こちら側からも山頂に行けるが西側の薬師岳登山口からの往復をして来た。まずは薬師岳まで登り稜線にでると遠くに和賀岳が見える。地図では1:50で着く行程だが見た目ではもっと掛かる距離に見える。稜線のみちは草原(風衝草原というらしい)で花々がきれいだ。アップダウンは少なくサクサクと進め、山頂に着くと花々が満開で360度の展望が待っていた。