紅葉の月山本道寺尾根巡礼山行
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10/4:リフトトップ10:15ーー山頂ーー清川行人小屋14:30
10/5:清川行人小屋7:00—本道寺12:30
車をデポする下山ポイントである本道寺国道前の拾い駐車場に車を止めて1時間も町営バスを待つ、山屋は待つことに慣れていないといけないのだ。
10名と大人数であったがバスに乗ることができた。
雪のない月山は初めてで、全く風景が違うのに驚かされた。リフトトップから山頂に向けてひたすら歩く
紅葉は最高であった。しかし途中からガスと雨風で悪天候になる。
山頂で登山の無事を祈り、一路清川小屋に下山する。ガスで前が見えにくい。
するとトラロープが出てくる、なんでこんな平坦なところにトラロープと思ったが石が細かく出ていて間に草が生えている、
足跡が付かない構造になっている。
豪雪地帯の山頂で這松も生えない山頂付近の厳しい気象条件を想像させる。
でもこんなところを下から歩いて登り、平坦な斜面でお花畑が出現したら、まさに極楽浄土。
しかし、単独で薄く雪が降ったら滑るしルートは消えるし地獄になるでしょう、月山山頂は生と死が隣り合わせていました。
そんなトラロープをたどっていくと雪渓が出てきた、ガスの中どこが道なのかわからない。GPS頼りと協力してその先にロープを見つけた。
緩斜面から急傾斜地帯に入って狭い岩稜の尾根を下る、スキーでどのようにしたら降りようかと考える。
やがて左手遠くに小さく白い行人小屋が見えた。分岐をトラバース道に入り紅葉真っ盛りの中を行く清川源流に小屋はあった。
ストーブと薪があったのでありがたく使わせていただく。食事は面倒くさいレシピで炊き込みご飯、日干し大根であった。
食事を作るのも技術、堀江もんの言うように、食事の技術を磨きたいものです。
東北のい小屋はよい小屋が多い。次回は清川を下ってみたい。
翌日、ありがたい楽しい小屋ともわかれて、雨が上がった本道寺尾根を下る。
長い長いと文句を言いながらも計画とうりに本道寺についた。
さて、今回の目的である春にスキーで下る下見であるが、清川小屋の下の標高までは何とか
快適に滑ることができる、急斜面の処理をどうするかが課題である。
難しいのは樹林地帯に入ってからで、アップダウンはシールで頑張る。少ない下りはそのままで下る。
明らかに、下りとなったヶ所から一気に国道まで下ることができないと夜になるだろう。
下に行くにしたがって複雑な地形、大きくなる樹林。積雪期にはどのようになるのだろうかと
想像して気持ちが折れる。
来年のリーダーは部長にお願いしようとひそかに決心したのであった。