紅葉の月山本道寺尾根巡礼山行

By , 2014年10月5日 10:47 PM


湿原と紅葉

湿原と紅葉


清川小屋近くの紅葉

清川小屋近くの紅葉


行人小屋近く

行人小屋近く


清川行人小屋までの水平道の湿原

清川行人小屋までの水平道の湿原

2014/10/4-5 月山本道寺尾根下見山行 清川行人小屋宿泊 10人
10/4:リフトトップ10:15ーー山頂ーー清川行人小屋14:30
10/5:清川行人小屋7:00—本道寺12:30

車をデポする下山ポイントである本道寺国道前の拾い駐車場に車を止めて1時間も町営バスを待つ、山屋は待つことに慣れていないといけないのだ。
10名と大人数であったがバスに乗ることができた。
雪のない月山は初めてで、全く風景が違うのに驚かされた。リフトトップから山頂に向けてひたすら歩く
紅葉は最高であった。しかし途中からガスと雨風で悪天候になる。
山頂で登山の無事を祈り、一路清川小屋に下山する。ガスで前が見えにくい。
するとトラロープが出てくる、なんでこんな平坦なところにトラロープと思ったが石が細かく出ていて間に草が生えている、
足跡が付かない構造になっている。
豪雪地帯の山頂で這松も生えない山頂付近の厳しい気象条件を想像させる。
でもこんなところを下から歩いて登り、平坦な斜面でお花畑が出現したら、まさに極楽浄土。
しかし、単独で薄く雪が降ったら滑るしルートは消えるし地獄になるでしょう、月山山頂は生と死が隣り合わせていました。
そんなトラロープをたどっていくと雪渓が出てきた、ガスの中どこが道なのかわからない。GPS頼りと協力してその先にロープを見つけた。
緩斜面から急傾斜地帯に入って狭い岩稜の尾根を下る、スキーでどのようにしたら降りようかと考える。
やがて左手遠くに小さく白い行人小屋が見えた。分岐をトラバース道に入り紅葉真っ盛りの中を行く清川源流に小屋はあった。
ストーブと薪があったのでありがたく使わせていただく。食事は面倒くさいレシピで炊き込みご飯、日干し大根であった。
食事を作るのも技術、堀江もんの言うように、食事の技術を磨きたいものです。
東北のい小屋はよい小屋が多い。次回は清川を下ってみたい。
翌日、ありがたい楽しい小屋ともわかれて、雨が上がった本道寺尾根を下る。
長い長いと文句を言いながらも計画とうりに本道寺についた。
さて、今回の目的である春にスキーで下る下見であるが、清川小屋の下の標高までは何とか
快適に滑ることができる、急斜面の処理をどうするかが課題である。
難しいのは樹林地帯に入ってからで、アップダウンはシールで頑張る。少ない下りはそのままで下る。
明らかに、下りとなったヶ所から一気に国道まで下ることができないと夜になるだろう。
下に行くにしたがって複雑な地形、大きくなる樹林。積雪期にはどのようになるのだろうかと
想像して気持ちが折れる。
来年のリーダーは部長にお願いしようとひそかに決心したのであった。

恋の俣 奥只見

By , 2014年9月15日 10:49 PM


ナメが続きますよ

ナメが続きますよ


デート沢

デート沢


大滝

大滝


恋の俣

恋の俣

恋の俣沢 2014-9-13-15

久しぶりの密藪てっぺんまで舐めつくした
mio 十日町山の会の山行に連れっていていただきました
ブルーラインの長いトンネルから恋の俣の出会いで仮眠、翌朝巻道から突進
昔は道であったが長い間で森に戻っていた。3年ぶりの沢なのでよろよろと進む
難しところは、リーダーの的確な判断でお助けザイルを大滝まで頂戴する。

3年前の洪水で下流は淵がなくなっていた。
オホコ沢には1パーテイ先住民が居た。左岸の高台にテントを張る。薪が乏しいが
何とか工夫してたき火奉行が朝まで立派なたき火をしてくれた。
2日目は山頂まで、大滝を越えて道までのエスケープを取ると思ったが
こだわりのあるリーダールートで愚直にまっすぐ山頂を目指す、密藪を漕いで山頂に飛び出す。
木道の広場はテントがあったので、水場近くでビバーク、満天の星で放射冷却で寒かったが3季寝袋で暖かっかが、

みなさん、カバーで頑張って重い装備を持っていただいていたので、申し訳なく思いくっついて寝た。
3日目、卵石隊と平が岳隊に分かれた。卵石前で木道に滑り腰を打ち3時間程度、様子を見る。
鎮痛剤をかき集めて、何とか長い下山路を下れた事は幸いだった。

北アルプス南部 十石山 静かな山頂と山小屋

By , 2014年7月13日 11:35 AM


翌日出発前

翌日出発前


やっと小屋が見えた

やっと小屋が見えた


ひろばのコマクサ

ひろばのコマクサ


乗鞍方面

乗鞍方面


雪が出てきました

雪が出てきました


穂高方面

穂高方面

十石山 2014-7-12-13 mio tobi 部長 toda
北アルプス南部 名湯から静かな山頂にある無人小屋に泊まった

山から遠ざかっていたので、冬の偵察を兼ねて十石山に行ってきました。
白骨温泉の林道終点に車を止め、林道を登ると十石山の標識に出る遊歩道のような整備もしてある道を登ると
T道に十石山の標識が現れる。歩かれていて道はしっかりとついている。
雪の時は山頂近くは道がわからなくなり、池学さんもビバークして翌日小屋にたどり着いたそうだ。
やがて、樹林限界を越えて穂高が見えてくる、雪渓も残っていてビールを冷やす雪をとる。
花が出迎えてくれてやっと小屋が目の前に現れる。
山頂は誰もいない穂高、乗鞍の展望台。コマクサが踏み荒らされないように石で囲ってある。
天候がよかったので、ボーといつまでもたたずんでいられる場所だった。
乗鞍までの縦走は踏まれていないので、積雪期のほうが歩きやすいようだ。
トイレは岐阜県側の斜面で展望のよい場所にあった。
小屋は民間の力で作られたもので頭が下がる。清潔で整備されている。
長い時間を優雅に過ごし4名の夜も静かに更けて行った、ノートを見ると知人がたくさん出てきて懐かしい。
翌朝、掃除と寄付金を納めて、残ったビル関係も寄付して白骨に下った。