1月の3連休の最終日は斑尾山に行って来た。斑尾山の東側を滑りスキー場に戻るルートあるが斑尾山は1380mと標高が低く、今年のように雪の多い年が良いと考えていた。リフト2本で山頂へ向かう稜線上に着いて登りらしい登りもなく20分程で山頂に着くのでとても簡単。あとは滑り降りるだけである。考えていた尾根上を滑るルートは狭い尾根上のやや密なツリーランでちょっと面白みに欠けてしまった。後で調べてみると上部は沢を滑り下のほうで尾根に上がるのが楽しいルートのようだった。まあ初めてのところはよくあることで、次の機会に試してみよう。
尾根歩きは20分 |
山頂の標識が足元にあるのがわかりますか |
ちょっと密なツリーラン |
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今シーズンは雪が早くから降り、1月の3連休の野沢温泉スキー場は雪がたっぷり。私達が行く野沢の裏山は膝まで埋まる雪の量でまだ人も入っていなく、どこの斜面も独占状態。天候は小雪が時折ちらつく曇り空であったので雪が1日中よい状態だった。裏山の奥に当たる青木の斜面は標高差200m程を滑る広い斜面で樹幹が適度でツリーランが楽しいが帰りの登り返しは深い雪のため1時間程のラッセルを強いられた。青木の斜面から戻ったあとも裏山のピークから滑り1日中パウダーを味わえた日であった。
各自、パウダーに消えて行きました。
栄村を持ち上げたぞー
2017年03月04-05日 ざっくり解説-イグルー作ってみました-
メンバー :シェルパ(L) カイチョー、Tくい、杉チャン、nisshy
場 所 :天神平スキー場ウラ
目 的 :イグルーを作ってみる
日 程 :2017.3.4-5
『天神平バンクドスラローム2017』っていうのをやってました
谷川岳は晴天にて、その日的な感じ
12:40作成開始
早速イグルーを作ります
場所は、天神峠リフトから天神尾根を滑り降りた鞍部
1)まず、適当な大きさ(半径1.5mほど?)の円を描く
大き過ぎに注意!!・・・ついつい大きくなる!
(2)次に、円の内側を踏み固める
(3)踏み固めた床下を掘り出下げて、円の外周に積み上げる
寝転んで大きさを確認中(3人部屋か?)
(4)床下からの積み上げが厳しくなったら、外側からさらに積み上げる
ブロック切り出しに憑りつかれたりする
この日は、軽くてさらさらな雪の下に、軽いモナカ雪の層があり
おかげで角砂糖のようなブロックが掘り出せました
(5)どんどん積み上げる
(6)ひたすら積み上げる
(7)あそんでないで積み上げる
(8)あきちゃっても積み上げる
(9)途中から、雪ブロックの形状を細長くして、内側に張り出すように積む
なお、床面積を欲張り過ぎて屋根が作れなかったため、途中で外壁を一回り内側に移築する作業を実施
(10)屋根を完成させた状態で内部の作業者は暗闇に閉じ込められる
(11)ドームが完成したら、出入り口を切り出す
出入り口は小さめに!・・・大きいと寒いデス
★第1棟目に完成させた『ウルの家』★
第2棟目はサクサク完成
★第2棟目に完成させた『すかのや(の看板)』(完成度高!)★
『すかのや』の天井
入口を小さくして二重扉にしたため、内部はあったかぬくぬく広々でした💕
『ウルの家』で振る舞われたすき焼き 高級牛でウマウマ💕
ごちそうさまでした
次の日の滑りは最悪でした。。。(に)
第1日目(5/3) 今年は雪が多いようで新穂高温泉から左俣林道に入るとすぐに雪が出てきてスキーを履いてに快調に進む。林道を抜けてデブリがあちこちにある小池新道の斜面を弓折岳を目指して進み11:30ごろには弓折岳へ登る急斜面下に着いた。順調に進んでいると思ったがこの斜面が曲者だった。日差しと雪の照り返し、バックパックの重さが体にこたえる。暑く、一歩一歩が重い。後ろにいたM浦さんは安定した足取りで私を離して山頂のほうに消えていく。ひとり、ふたりと遅れて13:30、弓折岳に着いた。あ~しんどかった。ここからはアップダウンのある稜線をたどって双六小屋に向かうのが一般的だが私達は一度と双六谷に下ってから双六小屋を目指すことにする。一つ目の鞍部から滑り出したが湿雪でやたら雪が重い、ターンごとに雪のロールを落としながら降りる始末。300m降りただけでヘロヘロ感が増してしまった。シールを付け歩き出すが私とM(つ)さんの足取りが重く先頭の二人との距離がどんどん開いて行く。双六小屋への先行者も多かったし小屋に入れない場合を考えるとこの辺でビパーグもありと決めて、15:00行動を終了する。疲れていたが設営作業は楽しく、設営後はしかっり宴会に入り、暗くなる前の18:30に就寝する。
弓折岳の登り、かなり来てます。 |
楽しいビバーグ宴会でした。 |
第2日目(5/4) 寒さで眠れないこともなく、快適なビパーグだった。結露で濡れた装備を乾かしから出発して双六小屋には10:30に着く。1.5km、1時間の道のり、昨晩は小屋に2人しかいなかったようで、いやはやもう少しがんばればよかった。 風が無く、天気が無く天気が良いので外にいると気持ちがいい。昼ぐらいまで軽く飲みながら休む。皆は近くを滑りに行き、私は休養とそれぞれ過ごした。
第3日目(5/5) 小屋で2,3日前に降った雪で黒部五郎カールはスラブが起こりデブリ祭りとストップ雪の状態だったと聞き、黒部五郎の滑りが期待できないので三俣蓮華~弥助沢~モミ沢~双六小屋のコースに変更をする。朝は風があったが三俣蓮華に着くころには風がやんで天気は良く、山スキー日和になった。山頂に着くと元クラブ員のMさん、A坂夫妻に偶然出会い、びっくりである。いやいや世間は狭いなぁ。 夏は樹々に覆われた三俣蓮華からの斜面は雪で覆われて山頂から三俣蓮華小屋まで一枚バーンになっていて山頂から一気の滑り降りるが斜度が緩くなるとストップ雪に足を取られるのが残念であった。三俣蓮華小屋から黒部源流部に向かって滑ってから登り返して三俣小屋に戻り東側にある弥助沢に滑り込む。ここは思いっ切り湿雪でターンをすると斜面から雪が剥がれてロール状の塊になって落ち、それによってスラフが起きてスラフ一緒に滑ることになったりと大変であった。湯又川の合流地点まで行き、湯又川沢に沿って下ると登り返し地点の樅沢だ。2時間ほどこの沢を登り返して双六小屋に戻り一日の行動を終了した。
今回も槍ヶ岳を見ることが出来ました。 |
三俣蓮華小屋に向かって滑り込む |
三俣蓮華の一枚バーン |
弥助を滑り終わって |
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第4日目(5/6) 出発頃にはガスが小屋周辺まで降りて、雨もパラツキ出した。昨日までにぎやかだった天場には誰もいなく、賢い人たちは昨日のうちに下山している。6日は天気が午後から崩れる予報であったが山は崩れるのが早くガス、雨の下山となった。夏道ルートは稜線で風の影響を受けるのでに双六谷を下る。行きに下った斜面を登り返して弓折岳を目指すが結構な斜度である。M(あ)は先頭で黙々と急斜面を登って行く、なかなかのシールワークだ。そろそろ休もうと思ったところで稜線に出た。弓折岳はガスに覆われて視界が効かず地図とGPSで方向を確認してスタートする。ガスで視界の効かない斜面の入るとこの2,3日でできたトレース、スラフが入り交じりボコボコだ。雨で重たくなった雪をかき分けるように滑り降りる。この状況でもどんどん降りていく皆さん、御立派。大ノマ乗越からの斜面の合流点でガスが抜けて視界が広がり、皆で脱出した~!と言い合い一安心。この先はデブリだらけの斜面をあっち行き、こっち行きと右往左往しながら左俣林道に滑り込みと雪が消えるまでスキーで林道を移動し、新穂高温泉に10:50着。帰りは4時間半で戻ってきた。スキーって速いね。
月山の北尾根を下ると月の沢温泉がある。これが山スキーのルートになっている。温泉好きのNisshyさん企画で”山を降りたら温泉ね。月の沢温泉、北月山荘宿泊山行”は7人パーティで出かけてきた。
初日、寒河江PAで仮眠から目覚めると晴れては無いかまずますの天気。風が少し気になるが山行は問題ないだろうと期待して月山に向かうと雨が降っているではないか~!しばらく様子をみるが、雨、風はひどくなり、姥沢駐車場からは1台、また1台と車がいなくなっていく。
月山姥沢。雨、風、リフト動かずこんなはずではなかった。
本日は、クラゲの飼育で有名な加茂水族館でクラゲに癒してもらい、海の幸を食べようと鶴岡に下った。
カリフォルニアアシカのショーを楽しんで |
ミズクラゲに癒されました。 |
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翌日は月山の北尾根ルートの折口近くにある983ピークまで、偵察を兼ねての山スキーとなった。山を見るとツリーホールが大きく、所々雪が落ちている。ルートを見つけて尾根に上がると問題なく登り。983ピークから北月山荘までを滑り、半日の北月山荘の裏山遊びを楽しんで北月山ルート計画は終わった。
北月山荘の前で支度 |
目的のピークまで登り満足かな |
東北の 4月は冬と春の境目なのか天候が悪いときがあり3年前も撤退している。天候が落ち着く5月上旬ごろが良いと思うが雪が繋がらない年もあるので、山行時期の見極めが難しい。北月山荘に泊まることがNisshyさんはの目的だったので目的達成だが課題が残ってしまい、しばらくの間この計画は毎年出そうである。
西大嶺東斜面
私がテレマークスキーをするようになってからお世話になっている裏磐梯のペンションがある。そこはテレマークスキーの講習、スキーツアーを行っていてテレマーカーが集まる場所にもなっている。私に取って他のテレマーカーの滑りを見るいい機会になっている。
グランデコスキー場~大早稲沢山~小野川不動遊歩道入口の縦走ツアーと箕輪山ツアーがあると友人に誘われて参加をしてきた。ところが縦走ツアーはクラストに泣かされてタイムアウト、箕輪山は前日の状況からオープンバーンはクラストしていると判断し中止。変わりに西大嶺の東斜面を滑ることになった。登り始めはガスで視界が悪く心配であったが西大テンに着いた途端にガスが晴れて視界良好。斜面は脛まで沈む雪で4月としては贅沢な雪質。標高差120ほどの斜面を登り返し3回をして4月のパウダーランを楽しんできた。
10年ほど前に野沢温泉スキー場から島平の馬曲温泉へのスキールートがあることを知って、温泉から温泉ってなかなか素敵ではないかと思っていた。やっと行く機会が出来て雪の落ち着く3月下旬に計画を立てた。参加者は秘湯巡り好きのNisshyさん、地図読み好きのF田さん、野沢温泉好きのS木の3人である。温泉to温泉のスキーツアーの始まりは温泉。私は野沢温泉の外湯の新田の湯で朝風呂に入ってから出かけた。
温泉スキーツアーは朝風呂から始める
野沢温泉スキー場のパトロールに計画書を提出し、スキー場トップの毛無山に行く。整備中のパトロールにロープをくぐるときはツボ足で入って影になったところでスキーを履くようにお願いされる。一般者が入らないための配慮である。パトロールに気を付けてと声をかけられて快く出発する。山に入ると膝上まで埋まる深雪パウダー。まずは南東の鞍部に滑りこむ。寒気が続いたので3/下旬とは思えないパウダーランで鞍部に着く。ここから1633のピークまで登り地元でアオキと呼ばれている場所に向かう。脛ぐらいのラッセルであったが20分ほどでピークに着いた。アオキに滑り込む斜面は程よい角度で楽しめそう。ピットチェックの結果、急斜面は避け、斜度の緩いルートでアオキに滑り込む。アオキは尾根に囲まれた平地で地元の人が、たけのこ狩り中によくで迷うところだと宿の方の聞いた。平らな笹藪の中では見通しがきかないから迷うのだろうなぁ。
毛無山電波塔下が滑り始める。 |
1633ピークまでのラッセル |
毛無山 |
雪のチェック |
アオキから南西にある1532ピークが馬曲温泉へ下るスタート地点だ。地図では細尾根で小さな支尾根があることが読み取れる。支尾根に入り込まないように地形を確認しながら下っていく。想像していたより尾根幅があり滑ることに問題はないが地図から読み取れない5,6メートルの登りがあって、階段歩行で超えていく。春らしいしっとりした雪は昼近くになると滑りずらくなってきた。そんな中、F田さんが足を取られて転倒。その時に片方のストックの石突きとリングが抜けて紛失してしまう。リングがないのでストックが潜って一苦労することになった。
アオキの斜面 |
なかなかのパウダーでした |
途中の登りは階段登りで進む。後ろは毛無山 |
尾根は結構広く滑りも楽しい |
1100m地点を過ぎ、尾根の終わりが近づいてきた。真っすぐ行くより右側(西側)に下る斜面が面白そうとNisshyさんの遊び心が訴えてきたので地図を確認する。下ると広い平地状の地形に出て沢を渡る予定のところに行くので問題はない。まずNisshyさんが斜面に入りターンするとスラブが発生。湿った雪が塊を作りながら落ちていく。ゆっくり落ちていったので巻き込まれることなく難なく降りる。雪は7,8mの幅で20mぐらいは落ちたかな。この次期よく起こることだから気を付けよう。
平地状地形を抜けると北入谷、本沢川、赤ダレ谷の3つが合流するあたりに着いた。沢を渡り林道に出る予定でいたが前に進めば沢、左側を登れば沢と右往左往してしまう。一度上流に登り返し、沢の埋まっているところを渡り、林道に出る。山から出てあとは林道を行くだけと楽に考えていたが雪の踏まれていない林道は板が走らず、歩きも混じり時間がかかる。スノーシューのトレースが現れたおかげでそのあとはすいすいと滑り、除雪終了点に着いた。馬曲温泉まで1.4km。トコトコあるくこと30分、望郷の湯、馬曲温泉に到着。温泉to温泉のスキーツアーは木島平が一望できる露天風呂に入って終了した。
落とした雪の末端を進む |
雪はここまで、温泉まであと1.4km |
馬曲温泉の入口は看板がうるさいかな |
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高谷池ヒュッテには毎年4月の小屋開けの時に行っていて周辺の火打山、さくら谷を滑っている。違った時期に行ってみようと3/11,12に高谷池ヒュッテ域の山行を企画した。目的は高谷池ヒュッテに泊まりに行くスキー旅。滑りはおまけと思っていたが、週中の寒気のおかげで降りるところは十分な積雪のパウダー斜面で大当たり。雪の返りを感じての滑りは最高。センター84mm幅の板で浮き沈みながらパウダー滑りは楽しいじゃん。登り返して滑るなど楽しい道中であった。
高谷池ヒュッテは3階を冬季小屋として開放しており、布団、毛布が多少ある。押し込んで20名ほど入れると思う。今回は東京スキー協の団体の5名、写真撮影目的の2名と私達3名の10名で余裕があった。冬季小屋ではちびちびとお酒飲んで過ごし、室温―5度のなか持参シュラフと布団で快適に寝ることが出来た。
翌朝は撮影のため夜明け前に出るひと、火打山から澄川に下るパーティーと朝が早い。私達は戻るだけなので8:00に出発。途中外輪山の斜面を登り返してい一本滑ってから三田原山に戻ると人々が結構いて山を滑る人が増えたことを実感した。最後の斜面になる池の峰に下る南斜面に入るとクラストしており滑りずらいこと。四苦八苦しながら降りていく。荒らされてない斜面に行こうと西寄りを下ったためにスキー場からかなり離れたところ降りてしまうことに気づき、東にトラバースをして降りたところはスキー場まで3kmほど離れた県民の森の近くで45分歩いたあと滑ってスキー場に戻ることが出来た。
黒沢池を歩く。正面の黒沢岳を超えると高谷池だ |
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黒沢岳の斜面は私達だけで独占 |
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ライチョウさんにも出会えたよ
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