2017-03-25 野沢温泉~馬曲温泉スキーツアー
10年ほど前に野沢温泉スキー場から島平の馬曲温泉へのスキールートがあることを知って、温泉から温泉ってなかなか素敵ではないかと思っていた。やっと行く機会が出来て雪の落ち着く3月下旬に計画を立てた。参加者は秘湯巡り好きのNisshyさん、地図読み好きのF田さん、野沢温泉好きのS木の3人である。温泉to温泉のスキーツアーの始まりは温泉。私は野沢温泉の外湯の新田の湯で朝風呂に入ってから出かけた。
野沢温泉スキー場のパトロールに計画書を提出し、スキー場トップの毛無山に行く。整備中のパトロールにロープをくぐるときはツボ足で入って影になったところでスキーを履くようにお願いされる。一般者が入らないための配慮である。パトロールに気を付けてと声をかけられて快く出発する。山に入ると膝上まで埋まる深雪パウダー。まずは南東の鞍部に滑りこむ。寒気が続いたので3/下旬とは思えないパウダーランで鞍部に着く。ここから1633のピークまで登り地元でアオキと呼ばれている場所に向かう。脛ぐらいのラッセルであったが20分ほどでピークに着いた。アオキに滑り込む斜面は程よい角度で楽しめそう。ピットチェックの結果、急斜面は避け、斜度の緩いルートでアオキに滑り込む。アオキは尾根に囲まれた平地で地元の人が、たけのこ狩り中によくで迷うところだと宿の方の聞いた。平らな笹藪の中では見通しがきかないから迷うのだろうなぁ。
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平地状地形を抜けると北入谷、本沢川、赤ダレ谷の3つが合流するあたりに着いた。沢を渡り林道に出る予定でいたが前に進めば沢、左側を登れば沢と右往左往してしまう。一度上流に登り返し、沢の埋まっているところを渡り、林道に出る。山から出てあとは林道を行くだけと楽に考えていたが雪の踏まれていない林道は板が走らず、歩きも混じり時間がかかる。スノーシューのトレースが現れたおかげでそのあとはすいすいと滑り、除雪終了点に着いた。馬曲温泉まで1.4km。トコトコあるくこと30分、望郷の湯、馬曲温泉に到着。温泉to温泉のスキーツアーは木島平が一望できる露天風呂に入って終了した。
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