1月の黒姫東尾根は裏切りませんね。好天に恵まれて視界が良く、バンバン飛ばせるパウダーランは最高でした。
9:00黒姫スノーパークのリフトトップから旧ゲレンデを登り始める。1時間登ったリフト跡で2名がリタイヤ宣言。準備の良いことに1日券を買っており、ここで下山しゲレンデで過ごしてもらう。他に3、4パーティーが入りすでにレースが出来ている。ラッセルをしない登りは楽チンでしかも先行トレースのライン取りがよく急なところも難なく登れて思わず脱帽しました。

今日は良く見えました
12:15 稜線に着く。妙高、火打山、遠くに野沢温泉など見事なパノラマを堪能したあとはパウダーツリーランである。13:15(2000m)登山道の尾根を狙いドロップインする。密な樹林の急斜面は慣れていないと気遅れするかも。ワクワクしている私達は躊躇なく滑り出す。樹が作る段差に合わせ、スキートップを落とし雪を飛ばしながら滑って行くこの感じは斜度があるからこその楽しさ。1700m帯を過ぎると斜面が寝て樹間が広めになる。スピードに乗せて滑る開放感を味わえるこの辺りも楽しいところだ。1300mを過ぎ、やぶが目立つ斜面を降りると東尾根の末端に着くて平地を移動して15:00ゲレンデに着きて山行は終了した。
 晴れ間にガスが掛かって幻想的 |
 ドロップイン |
 乗って来ましたよ~ |
 (^_^)でターン |
 埋まって無いよ。滑っていますよ。 |
 1700m辺りでしょうか |
テレマーク仲間3人でオグナほたかスキー場からのBCスキーに行ってきた。スキー場に着くと風が強く雪が降り視界が悪く、山に入ろうか考えてしまった。予定の荒砥沢上部で遊ばずにエスケープしやすいリフトに近いところでBCスキーをすることにした。リフトを降りて山に入る。シールで歩いていても、表面がずれる嫌な感じの雪面だ。シャベルコンプレッションテストを行うとCTEの5(手のひら叩き5回)でずれを確認。10センチ位積もってその下に固い層がありスラフを起きやすい状況と判断。急斜面は避けて比較的緩い斜面を滑ることにした。滑ると軽い雪の下につるっとした固い層がある感触で沈み込みすぎずに雪を舞いながら滑れるのでつい2本目も滑ってしまった。1/17.18と山スキーの事故が4件の事故が起きている。私達は問題無かったが判断を間違えたらどうだったのだろうか。みなさん気を付けましょうね。
 雪の降る中、楽しんじゃった |
 元テレマークレーサーのMYさんの滑りはさすがです。 |
コンパスナビゲーションで行く「クラシックルート 七ケ巻」
野沢温泉2日目、B班報告は毎年恒例の「コンパスナビゲーションで行くクラシックルート七ケ巻」の巻!です。パーティーはリーダーS木さん、M岡さん、F田の3名。
前日、宿にて同定表を作成。明日はM岡さんとF田で地図読みと先導。リーダーはお目付け役だ。
当日は雪も止み薄日射す絶好のツアー日和である。灯篭木峠でシール装着、高度計とコンパスをセットして出発準備をしていると透かさずリーダーからチェックが入る。「遅~いッ!」。
ラッセルしながら30分ほどでなだらかな水尾山。ツボ足だとひざ上まで潜るがCTの結果から問題なしと判断するも滑走を前にしてガスってきた。不明瞭な二つの尾根を乗り換えなければならないため慎重にコンパス・地形図と地形を睨めっこし目標物を見定める。リーダーからは停止位置などについて注意があり一人ずつ滑走。複雑な地形を標高差で100mほど滑走し再びシール装着。どうにか計画通り林道に出てホッとする。次の目標は林道横断点だが、この先林道は左手尾根に乗るかクロスするはず、そこから入ればよい!と判断。はたして林道と尾根が同じ高さになる平場が現れた。ここから樹林帯に入り同定した滑走スタート900m地点で小休止とし腹ごしらえ。
その後は樹間が狭く快適とは言えないがノートラックの新雪ツリーランを堪能。しかし油断は禁物だ。この先迷い込んではいけない尾根があったはずだ!3人の高度計は15mの表示差がある。そのため慎重に地形を観察するも地形図では明確な二つの尾根がよくわからない。谷を埋めている雪が地形の凹凸を消している。その雪面のうねりと樹木の先端の高さなどを観察しているうちにようやく尾根と谷が見えてきた。よし、方向は決まった!平行移動しないように進行方向の細い尾根を外さずに行く。ここまでリーダーは時々GPSを確認してニヤニヤしている。何も言わないところをみると大きな間違いはないのだろう。
徐々に雪が重くなり樹間が狭く灌木類も増えてコース取りに苦労しながらも旧七ケ巻スキー場に降り立った。七ケ巻集落に続く林道の除雪終了点で板を外しバス停へ急ぐも夕方までバスはない。タクシーで宿に帰ってから鍋倉班メンバーともども松葉の湯にて疲れを癒す。
2013年1月の投稿にもあるように地図読み山スキー訓練にはうってつけのコースでした。
いや~すごく勉強になりました。リーダーS木さん、M岡さんありがとうございました。
灯篭木峠9:15~水尾山10:15~標高900m(昼食)11:50~旧スキー場13:15~13:40七ケ巻バス停
 水尾山はどっち? |
 水尾山北斜面を快調に飛ばすM岡さん |

こんな狭い林間をテレマークで縫って滑るS木リーダー
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 松葉の湯にて お~い、長女Nさ~ん、次女Tさ~ん…出るよ~ |
既出(0110、11.12野沢温泉スキー)の詳細版です。
野沢温泉をベースに2泊3日の計画。初日は野沢のパウダーゲレンデで足慣らし。2日目はふた手にわかれて山に分け入った。われわれは恒例の鍋倉山を目指した。メンバーは、リーダーのM部長、不死鳥のIさん、ウルスカ四姉妹長女のNさんと次女Tさん、そして新入部員で下僕の小生K。
温井集落最奥からシールをつけて出発。去年より明らかに積雪が多く歩きやすい。先行パーティのトレースがあって楽ちん。まもなく2人のパーティに追いついた。「ためしにスノーシューでいこうとしたけど、ダメだね」相当苦戦していたようす。その先にもトレースがついていてこれが絶妙のルートであった。次女のTさんが順調に先導していった。途中の急斜面はキックターンでジグを切った。部長が苦戦。「板が長いから」ですよね、部長!部長を戸惑わせる板の方が悪い、のです、ハイ。
そこはブナの鍋倉山。登るほどに見事なブナが迎えてくれた。フェニックスIさんと次女のTさんが軽快に登っていった。これほどまで綺麗なブナの山にはなかなかお目にかかれない。山スキーヤー冥利に尽きる。
2時間半ほどで山頂に着いた。先行の3人が滑降の準備をしていた。記念撮影もほどほどに森太郎に会いに行くということで滑降開始。
次女のTさんが沢底に乗り上げて転倒。ここはスパルタの当会。助けるどころか鬼の首をとったかのごとく、もがいているようすをしっかり記録。
ところで上のお姉さんはすごかった。森太郎そっちのけでおいしそうな斜面をがんがん攻めていった。お姉さんの野生の感でたどった斜面は超面白かった。森太郎に会うことはできなかったが、それ以上に楽しい滑りを堪能した。あっという間に滑り下りトレースをたどって車に戻った。
あ~、楽しかった。
番外編
昼前に下山したので、足を延ばして「富倉そば」を食べてきました。そば屋のお母さん(82歳)が、これまた部長をもてあそぶほど老獪な方。この超キャラ、なるほどテレビの取材が殺到するのもうなずけた。ちなみにそばはたいへんおいしかったです。
 鍋倉山はあそこ? |
 楽しいシール登高 |
 ジグザグ |
 部長苦戦 |
 ブナの山を登る |
 ブナの山を登る |
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 ブナの山を登る |
 ブナの山を登る |
 美しいブナ |
 もうすぐ山頂 |
 一応鍋倉山頂です。 |
 もがく次女 |
 華麗なる滑走 |
 富倉そば |
野沢温泉スキー企画の参加して頂いだ8名のみなさん、ありがとうございました。今年は雪に恵まれて、3日間深雪パウダーを滑ることができました。
1日目:野沢温泉スキー場の非圧雪バーン、急斜面のみを滑ってお腹いっぱい。
2日目:鍋倉山班と七ケ巻ルート班に分かれての行動でどちらも良い雪で山スキーを楽しむ。
A班:MM,DS,CT,HN,KKの5名。森太郎探しの鍋倉山、山スキーとそばグルメ
B班:YS,KF,HMの3名。野沢温泉スキー場から七ケ巻ルート。コンパスナビゲーション講習
3日目:夜からの雪が積もりゲレンデはパウダー状態。午前中にここぞという場所を滑り最終日もお腹いっぱい。
ウルスカ、TYGの仲間との野沢温泉スキーも2009年から始めてもう7回目になる。いつからかシーズン始めにガッツり滑るのが目的になったこの企画。山スキーを始めると一日にたくさん滑る機会が減るのでシーズン始めにガッツリ滑るのがいいと言ってくれるひともいて本当に感謝します。遊びながら野沢企画で山スキーに必要な実施訓練ができたらいいなと思い、また来シーズンも行いたいと思います。
雪崩レスキュー訓練の翌日はみつまた、かぐらスキー場でそれぞれに分かれてのフリー滑降。私はHN,HI,KK,AM,TMの6名で反射板ルートを滑ってきた。滑り出しは昼近くになったが気温が低くかったので雪は悪くない状態だった。私は前に不慣れなテレマークで中尾根に行き深雪に対応でき無かった苦い経験がありましたが今日の滑りはあの時の借りは返したぞ!と思うくらいきっちりと滑り、2014年のテレマークの締めくくりになりました。帰りのリフトから見た自分のシュプールにニンマリでした。
 越後の山々が綺麗でした |
 反射板の斜面は広くて楽しい |
シーズンインした野沢温泉スキー場は12月上旬からの降雪で積雪は十分でゲレンデコンディションはバッチリ。しかも毛無山では深雪パウダーも滑れることができて大当たりでした。
例年12月はスキーの練習目的で来ており、今回テレマーク練習を目的としてMSさん、TMさんAMさんのテレマーカーとテレマークをやってくれないアルペンのOIさんが参加しました。今日は雪質が良く雪面の気持ちのいい感触を味わいながら整地の大回り、小回り、急斜面不整地など一通り滑ってテレマークの感触を思い出し、シーズンに備えることができました。12/20は野沢温泉スキー場の全面オープンのイベントが有り、振る舞い酒、バイアスロン鍋(味噌仕立て)、リフト券争奪じゃんけん大会に参加してシーズンインのスキー場を楽しんで来ました。(12/20)
 オープニングイベント |
 ゲレンデ横でもこのパウダー |
毛無山BCスキー(12/21)
前から気にしていた毛無山の裏斜面を滑ってきました。ブナ林の程よい斜面で積雪も十分でパウダーツリーランを楽しませてくれました。予想外のパウダーランに皆、笑顔(^O^)。計画では1633のピークまで行って戻る予定がそこには行かずに近場のブナ林で遊んでしまいました。今シーズンにこの辺の調査をしたいですね。

楽しくってたまらん。

TMさん。ガンガン行きます。

辞めてください。。。入ると決めたわけじゃないんで
n会員 『入るんでしょうかね?入らないんでしょうかね?』

勘弁してください。。。入らないかもしれないし
会長 『いいんだよ入らなくても。。。。
会費払ってくれれば』
n会員『なるほど・・・(
勉強になります)』
黒すぎる・・・・
新入会員(?)の運命やいかに(つづく)
2014/11/22-24 立山 山スキー 雷鳥沢キャンプ場 テント泊 4人
・11/22:扇沢8:30—室堂11:00—キャンプ場12:00—滑走—キャンプ場15:00
・11/23:キャンプ場8:00—剱御前小屋11:00—12:20滑走—キャンプ場15:00
・11/24:キャンプ場8:30—扇沢11:50
 雷鳥沢キャンプ場 |
 真砂岳 |
 大日岳をバックに |
 山崎カール方面へ |
 立山夕景 |
 剱岳 |
 剱岳出現 |
 剱沢の登り返し |
 テント |
 雷鳥沢を滑る |
 集合写真 |
11月の連休を利用して今期初の山スキーにテント泊で行ってきた。フィールドは定番の立山。リーダーのMさん、TさんとKが当会、そして知人のSさんが加わり4人のパーティを組んだ。
扇沢の改札に並んでいると何人もの顔見知りが。この時期の立山にはわが国の山スキーヤーのほとんどが集結するのではと思えるほど知り合いがいた。アルペンルートはスキーヤーで大混雑だった。◆室堂ターミナルを出るとそこは銀世界。去年もこの時期に訪れたというTさん曰く、今年は積雪が少ないようだ。去年といえば記憶に新しい、真砂岳の大雪崩があった。とにかく3日3晩降り続いたというから、さぞかし雪も多かったのだろう。◆キャンプ場へは雷鳥荘の手前のコルから滑り下りた。そこにはすでに20ぐらいのテントが張られていた。コンディションは最高で、快晴・無風の中での設営となった。◆正面に見える山崎カール下の斜面が気になった。多くのシュプールが描かれていたが滑りごたえがありそうだ。1時間ほどで斜面上部に到着。まずはMさんからスタート。われわれも続いた。さすがに午後の雪は重い。途中から隣のノートラック斜面にトラバース。おのおの気持ちよくファーストトラックを刻んだ。そのころ3時近くになり納板。◆テントに戻りコメを浸けておいたコッヘルに火を入れた。外をのぞくと山々が夕日で美しく輝いていた。今夜のメニューは会長の定番、手巻き寿司だ。刺身を持ちこめる冬ならではのご馳走である。おいしく炊きあがったご飯で酢飯を作り、雪に埋めておいたお刺身を思い思いに巻いて頬張った。うまい!この秋に採った天然ナメコの赤だし汁も絶妙だった。たらふく食べた後はアルコールタイム。Tさんは日本酒で上機嫌になったと思ったらゴロンと横になってしまった。Mさんもいつしかいびきを立てていた。その後はSさんとKで山スキーの話で盛り上がった。◆その夜、眠りの中で気のせいかグラグラときたような感じがした。うろ覚えだが誰かのケータイの地震警報が鳴っていたような・・・。翌朝ケータイでニュースを見ると長野県北部が震度6弱の揺れに見舞われたとのこと。ここから山一つ越えた小谷村が震源地。ここは何事もなかったかのような静寂な朝の空気が流れていた。
2日目。きょうは雷鳥沢を登って別山乗越から剱御前小屋にいき、そこから剱沢を滑る予定。周囲の山々には雲が垂れこみどんより曇っていた。予報では午後から晴れるとのこと。あわてず8時頃出発した。◆ガスのかかる雷鳥沢はガリガリだった。クトーを効かせながら登る。1時間半ほどで夏道がある稜線に着いた。その先には急斜面の難所が待っている。ジグザグで慎重に登った。急坂を登り岩場をトラバースすると、滑落したら止まりそうもない斜面の上部に。ヒヤヒヤしながらのキックターン。なんとか切り抜ける。ガスの先に小屋が見えてきた。◆冬囲いされた小屋の周囲では多くの人が天候の様子をうかがっていた。雪洞を掘って待機している人も。われわれも天気予報を信じて時間をつぶすことにした。雪穴を掘ってツエルトで覆うことにした。4人が座れる幅の穴を掘ってザックを敷いて座り、ツエルトでふさいだ。両端を内側からストックで広げれば快適な空間が出来上がった。中はかなりあったかい。思わぬビバーク訓練となった。◆しばらくじっとしていると外が明るくなってきた。どうやら雲が晴れてきたらしかった。剱沢を覗いていたらじわじわガスが晴れて景色が浮かんできた。そして周囲の山と渓がくっきりと見えるようになってきた。予報通りに晴れてきた。◆剱御前への稜線を登って横から剱沢に滑りこむことにした。稜線をたどっているとガスが晴れて剱岳が正面にその全容を現した。そこには日本の景色とは思えない圧倒的なスケールの岩山があった。一歩一歩登ってきたわれわれを祝福しているかのようだった。そのころ剱岳をはじめ、別山、立山連峰、さらにその先には槍ヶ岳も姿を見せていた。しばらく絶景を堪能した。◆いよいよ滑走開始。ノートラックの斜面を選んで滑りこんだ。それぞれが思い思いにシュプールを描いた。爽快そのものだった。剱沢へ滑りこんで小屋まで登り返した。◆あとは雷鳥沢をキャンプ場まで滑り下りるのだが、南斜面の悪雪に四苦八苦。重たい雪で足がパンパンになった。眼下には地獄谷の水蒸気や雷鳥荘、キャンプ場がはっきりと見えていた。◆今夜のディナーはキムチ鍋。雪に埋めておいた野菜と肉をふんだんに使っての鍋三昧。今日の感動を分かち合いながら夕を楽しんだ。
今回の立山。雪はいまひとつだったが、天候にも恵まれ、シーズンインとしては充実の山行となった。
先日、会員のKさんがイワナをフライフィッシングでポンポン釣るのを見て毛鉤釣り、テンカラがしたくなり伊那方面に渓流釣りに行って来た。7年ぶりに来た川は土砂は入り渓相が変わっており、釣れるのか不安だったが20cmクラスのアマゴを5本上げることができたので上機嫌。毛鉤釣りはおもしろいねー(2014/7/26)