Category: ハイキング

秋の終わりの燧ケ岳

By , 2016年11月23日 5:17 PM

 

pa220025山スキーで燧ケ岳を訪れているのでその滑ったところを歩いてみたくて燧ケ岳登山を計画した。せっかく行くので御池~燧ケ岳~尾瀬の見晴らしキャンプ場で1泊し、翌日、三条の滝経由で御池に戻る、深まる秋を満喫するルートだ。TM,AM,YSの3人が参加した。
10/22(土)

御池から燧ケ岳山頂まで行程はスキーでここ登った、あの谷を滑ったと見覚えのあるところを雪の時期と比べながら歩けてなかなか楽しい。山頂からは尾瀬沼、尾瀬ヶ原展望がドーンと広がる。ここから1000m下る見晴新道はぬかるみ道と笹の伐採跡で歩きずらくて、いやになったが見晴キャンプ場に13:30に到着。30張ほどのテントが張られていてオフシーズンとは思えないにぎやかさである。
テントを張り終えるとTM、AMは早々に燧小屋で買ったビールでお疲れ様の乾杯。コッヘルにコーンを入れて熱々にポープコーン、カマンベールホンデュでクラッカー、ソーゼージと進みビール500ml3本、ワイン1本が空になる。夕食は野菜たっぷりの鳥団子鍋でワイン1本が空く。あちはダラダラと焼酎、ウイスキーと続いてひとり,ふたりと朽ち果てて、14:00から6時間続いた夕食が終わった。

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10/23(日)

うぇ~酒が残っていると目覚めの悪いTMさん。今日の行動は4時間程度。朝はダラダラと8時ごろまでのんびり食事をしてから出発する。早朝に霧のかかっていた尾瀬ヶ原はすっかり晴れて、枯草色の湿原と至仏山がいい景観を作っている。尾瀬ヶ原を後にして三条の滝に向かう。赤や黄色に色づいた樹々に囲まれて歩くこと1時間で滝に到着。三条の滝は落差100m、幅30m。対岸の紅葉と相まって見ごたえのある滝であった。パラパラと雨が降り出してきたのでさっさと御池に戻り、温泉につかって帰ろうと話をしているとMTさんが車のカギ知らない?と一言。昨日、、車をロックしてポケットに入れて・・・?ポケット、ザック、シュラフの中までも捜すが見つからない。MTさんはキャンプ場に戻り捜して来ると走り出し、私達は先に御池に戻りJAF、ディーラーに連絡を取るためにもどる。鍵がない場合はどうなるのだろうと考え、考え歩く。JFAなどが来るにしても何時間でくるのか、今日中に解決しない場合はどうするなどいろんなパターンが頭をよぎる。2時間ちょっとで御池に着く。AMさんはすぐにディーラーに電話を掛けようとするが電波状態なかなか繋がらない。何とか電波状態の良いところを見つけディーラーと連絡がついたがディーラーでは解決方法が分からず、JAFにドアを開けてもらっても、鍵が無い限りエンジンは掛らないと言われ、さてどうする。と悩んでいるところにTMさんが満円の笑みでやってきた。「ごめん、ごめん、あったっよ。キャンプ場に無いことが分かり、ザックを見ていたら捜していないポケットがあることに気づいて開けて見たら鍵があった。」まったくもう!そばをおごれ~。私達は思いっきりホットし、最悪、御池でビパークだぁ!と考えていたことを笑いながら話、キノコそばで心と体を温めて旅は終わった。

こいつがいけない鍵

これのせいで大変でした。

161022-23 黒部下ノ廊下

By , 2016年11月5日 7:26 PM

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「七月五日、阿曾原谷側坑道の岩盤温度は、工事開始以来の最高温度摂氏165度を記録、入坑した人夫がつづけて倒れたので工事を中断、排気に全力を注ぎ、三日後に坑内温度が10度近く低下したので漸く作業を再開することができた。その頃から技師の大半は、異常な熱さに切端までたどりつくことができなくなっていた。ただ根津と藤平は、水を浴びながら毎日二、三回は切端まで這うようにして坑道をつたわってゆく。そして、切端にたどりつくと、ホースの水を浴び腰をかがめて作業している人夫たちに、「いいか、熱さが辛くなったら早くトンネルの穴をあけるんだ。貫通したら涼しい空気も入ってくるんだから・・・」と、声を荒げて激励するのが日課になっていた。」(吉村昭「高熱隧道」より)

この小説は、戦時体制下の異様な空気の中、電源確保のための国家プロジェクトとして強行された黒部第3発電所と仙人谷ダム建設の困難を極めた隧道工事を描いた記録文学である。掘削する岩盤が摂氏165度にも達した、これが小説の題名になったが、この工事は高熱下での過酷労働のみならず、黒部峡谷という並はずれた険谷で人を襲った自然の猛威も圧倒的リアルな筆致で描かれている。

「高熱隧道」に衝撃を受けた私にとって、会員から出された計画は実に機をとらえたものとなり、幸運にもこの秋、下ノ廊下を訪れる機会に恵まれたのである。

下ノ廊下を辿る前に、この険谷に先人達が挑んできた歴史を紐解いておくのも無駄ではないだろう。諸々の文献を参考に要旨をまとめてみた。山行報告のまえにすこしだけおつきあい願いたい。

「高熱隧道」の舞台であり世紀の難工事が繰り広げられた欅平(けやきだいら)から仙人谷ダム(せんにんだにダム)までに加えて、その上流の黒4ダムまでの黒部川上流域は通称「下ノ廊下」と呼ばれ、「白竜峡」「十字峡」「S字峡」などの景勝をもつ絶景の地として知られている。下ノ廊下に沿った等高線上には登山ルートがつけられているが、これは仙人谷ダム建設や黒4ダム建設調査のために拓かれた径で、上流側の黒4ダムから仙人谷ダムまでを「旧日電歩道」、仙人谷ダムから欅平までが「水平歩道」と呼ばれ、現在も関西電力によって整備されている。関西電力が黒部ダムの建設を決定した際、中部山岳国立公園内であるこの地にダムを建設する条件として、登山者のためにこれらの歩道を毎年整備することが国から義務づけられ、以降関西電力は毎年数千万円、延べ数百名の人員を投じて維持・補修を行っている。整備が終了すると検査を経て富山県警察山岳警備隊や関西電力から開通が発表されるが、残雪が減少する初夏になってから整備が始まる関係上、開通するのは例年9月下旬頃であり、また11月に入ると凍結や積雪が始まることから、1年の中で通行可能なのは秋の1-2ヶ月間ほどに限られる。残雪が多い場合は数週間しか通行できなかったり、昨2015年のように整備が間に合わず開通しないままの年もある。実は今年も開通発表されていないことが道中に判明したのだが・・・。

このルートは一般的な登山道とは異なり登り下りは少なく全体的に平坦であるが、黒部峡谷沿いの断崖絶壁に沿って長い道のりを歩く危険箇所の多いコースである。黒部川左岸断崖絶壁にわずかな隙間をうがつような形で敷かれ、岩壁から太い針金を垂らして木をぶら下げ桟道代わりにしていた箇所もあったという。その後狭あいな箇所が拡幅されて現在の道になったとはいえ狭いことに変わりはない。山側に手すり代わりの針金が張られてはいるものの道幅は最狭部は50~60cmしかなく、足元から谷底まで100m以上の断崖絶壁が続く。丸太を数本渡しただけの桟道や危険な崖を数十m巻くための丸太の梯子がかけられている箇所もあり、間違って足を踏み外そうものなら大ケガ以上の惨事が待っている。「黒部では怪我をしない」といわれた所以である。

黒部を舞台とした小説に関電トンネルの難工事を描いた「黒部の太陽」があるが、時代背景の違いや技術の進歩があるとはいえ、「黒部の太陽」を陽で近代的とするならば、「高熱隧道」は陰で人間臭い前時代的な印象を強烈に残している。「黒部の太陽」の大破砕帯はトロリーバスで一瞬で通過できるが、「高熱隧道」の下ノ廊下は自らの足でしか歩けないということもこの思いを一層深めるだろう。

今回の計画は、黒4ダムから旧日電歩道と水平歩道を下って欅平に抜けるものだった。評判通りの絶景とスリルが次々と展開する充実の山行となった。以下「高熱隧道」の表現も借りながら、私の拙い写真で下ノ廊下の魅力を伝えることができれば有難い。

■山行日時:2016年10月22日(土)~23日(日)
■メンバー:ムラさん(L)、部長、CK、KK(記)
■コース:
【1日目】 (扇沢→ トロリーバス)→ 黒部ダム→ 旧日電歩道→ 十字峡→ 仙人谷ダム→ 阿曽原温泉小屋(泊)
・歩行時間:黒部ダム8:00→ 阿曽原温泉小屋16:00
・車は扇沢→宇奈月まで回送サービス利用

【2日目】 阿曽原温泉小屋→ 大太鼓→ 仕合谷→ 欅平(→ トロッコ電車→ 宇奈月→帰京) ・歩行時間:阿曽原温泉小屋4:50→ 欅平9:50

 

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朝焼けの紅葉が映える扇沢

 

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関電トンネルを抜けると立山が一望

 

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部長を探せ。
この人、人、人・・・今夜の小屋が思いやられる。

 

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出発。

 

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人気のコースだな~。

 

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黒4ダム。今でも日本一の高さを誇る

 

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断崖絶壁を行くアリの行列

 

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紅葉が見事

 

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こんなところが随所に

 

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紅葉の内蔵助谷と丸山の岩山

 

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イワナが群れていた

 

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連瀑

 

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このスケール感

 

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いよいよ核心地帯へ

 

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この絶景の中を歩く

 

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怖~~~。

 

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「大ヘツリ」ハシゴで巻く

 

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大ヘツリの上から。怖~~~。

 

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大絶景

 

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まだまだ続く

 

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別山谷出合

 

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おいおい、通れるのか?

 

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断崖に立つ

 

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白竜峡のあたり?

 

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ザイルが張ってあったところ

 

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「北アルプスの北半部にある黒部渓谷は、本州の中央部に位置していて、丁度細長い本州の南北から地殻的な圧力をうけているかのように隆起現象にさらされ、それ自身の造山活動の激しさに加えて夏の豪雨洪水と冬の豪雪雪崩による地形の浸食によって、谷は深く崖は急峻をきわめている。殊に欅平から上流は、道をつけようにもその足がかりさえなく、猿やカモシカなどの野生動物もたどることはできない地域だった」(高熱隧道より)

 

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十字峡。左から剣沢、右から棒小屋沢、右下から黒部本流。奇跡の造形だ。

 

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剣沢にかかるつり橋

 

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垂直に切れ落ちる断崖

 

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コの字型に掘られた歩道

 

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S字峡

 

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黒4発電所送電口

 

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東谷のつり橋

 

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仙人谷ダム「日本の近代土木遺産―現存する重要な土木構造物2000選」

いよいよ高熱隧道の舞台へ。

 

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え?まだ開通してなかったのね。

 

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関電施設の中へ

 

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高熱隧道の最上部。熱気のためすぐレンズが曇る

 

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この高熱岩盤を幾多の犠牲のもと掘り進んできたのだ。無言で姿をさらすトンネルが歴史の重みさらに重厚なものにしていた。

「客観的に、あるいは歴史的・社会的に言えば、あの巨大なエネルギーを犠牲にしつつ高熱隧道を完成させた原動力は、国家の軍事目的であった。しかし、すべての戦争ははかなく終る。わがくにの15年戦争すらもその例外をなすものではなかった。それに対して、ひとたび完成された隧道は、あたかもそれが自然の一部分に組み込まれたかのように、戦争を超えて遥かに永く生き延びる。黒部渓谷をつらぬくあのトンネルは、それじしんが戦争のために利用されるのを黙って見続けて来たが、それにひきつづく時代にはやがて戦後のいわゆる<平和産業>のためによろこび迎えられる時代をも過ぎ、さらにそれにひきつづく時代の公害産業の原動力を提供することになるじぶんじしんの皮肉な運命の変転をも、あいかわらず黙って眺めつづけている。三百余名の人命を内に呑み込んで、崇高ともみえ、醜悪とも言いうる凝結した風貌をさらしながら。」(久保田正文「高熱隧道」解説より)

 

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人見寮。紅白のため中島みゆきが宿泊したらしい。

 

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急坂をおりるとテントの花が咲く

阿曽原小屋到着

 

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阿曽原温泉。すし詰め状態。服を脱いで浴槽の周りで順番待ちをした。

野天にただ浴槽があるのみ。野趣あふれるとはこのこと。

 

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20人ほどが入れ替わりの夕飯。20分の時間制限あり。その間カレー食べ放題。

 

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夜のテンバ。隙間なし。
この日の小屋は定員50名に対して100名。一つの布団で2人だった。

 

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5時前に出発。まだ真っ暗。いきなり急登です。 その後水平歩道へ。

 

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オリオの大滝

 

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堰堤の中のトンネルを通る。

 

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まさに”水平”歩道

 

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水平歩道とオリオ谷

 

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水平歩道の核心部へ

 

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コの字型に削られている

 

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大太鼓。河床まで数百m

 

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まるで空中散歩だね。

 

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大太鼓から覗く

 

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志合谷。ここで泡雪崩が起きた。

 

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雪崩と鉄砲水の巣である志合谷にはトンネルが掘られている。

 

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志合谷宿舎跡。 隧道工事の工夫用宿舎として建てられたが、有名な泡(ホウ)雪崩によって吹き飛ばされた。鉄筋造りの1-2階部分は現在も残っている。

 

「見て下さい、ないんです」
藤平たちは、伊与田の指差す方向に眼を向けた。
「なにがないんだ」
根津が、反射的に叫んだ。
「宿舎です。宿舎がないんです」
伊与田の声は、甲高くふるえていた。 短い叫びが、根津たちの口から一斉にもれた。 藤平は、ハンマーで背中をどやしつけられたような激しい衝撃を感じながら眼を凝らした。志合谷宿舎は、坑口の近くに高々とそびえ立っていたはずだ。荒々しいコンクリートの肌をむき出しにして、いかつい姿で立っていたのだ。が、雪のちらつく夜空の淡い明るみをすかして見上げても、鉄筋五階建ての角張った建物の影は見えず、遠く切り立った渓谷の岩壁の輪郭が黒々と迫っているだけであった。(「高熱隧道」より)

轟音とともに一瞬のうちに宿舎が消えた。いったい何が起こったのか。人間の理解をはるかに超えた事態が描写されている。

このあと泡雪崩の想像を絶する破壊力が明らかになっていくわけだが、志合谷泡雪崩事故に関する調査レポートからその状況を引用する。( 「黒部渓谷志合谷のなだれ研究Ⅰ:志合谷のなだれ予備調査」http://hdl.handle.net/2115/18203)

黒部峡谷では厳冬期に支流の谷々から高速なだれが頻発するが、志合谷はその代表的な谷のひとつとして著名であり、特に昭和13年の暮、その下流部右岸にあった日本電力の工事宿舎を襲ったほうなだれの威力は、常識をはかるに超えたものであったという。(記録によれば、宿舎は1、2階が鉄筋コンクリ一ト、3、4階が木造合掌造りであった。昭和13年12月27日午前2時10分頃、突然、一大音響と共にまず屋根が引剥がされ、続いて落下して来た大なだれのため、3、4 階の木造建築は就寝中の人夫73名を容れたまま吹きとばされて行方不明となり、残った1、2階もコンクリート壁の一部が倒壊して9名が圧死した。吹きとばされた3、4階は志合谷下流部を殆ど水平に横断し、宿舎と同じ高さの尾根を飛び越し、更に黒部川本流を越して水平距離約600mを飛行し、奥鐘山岩壁に激突粉砕してなかの人夫は全員死亡した。宿舎の行方が判明したのは、事故発生後2カ月以上経ってからであった。

泡雪崩は、とにかくすさまじい破壊力を持つことがわかる。しかし、その破壊力を発生させるメカニズムについて論理的に理解できる情報をwebでは見つけられず今後の宿題としたい。

ちなみに「高熱隧道」には以下の記述がある。

「泡雪崩は、異常に発達した雪庇の傾斜に新雪が降った折に発生するが、一般の底雪崩のように雪塊の落下ではなく、雪崩れる際に、新雪の雪の粒と粒の間の空気を異常なほど圧縮して落下するものである。そして、突然障害物に激突すると、その圧縮された空気が大爆発を起し、爆風は、音速の三倍毎秒1000メートル以上の速さをもつ可能性も生れる・・・・」

 

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大鐘山西壁。ここに対岸から泡雪崩によって600m飛ばされてきた志合谷宿舎が激突したのだ。とても想像できない。

 

いよいよ水平歩道も終点がちかい。欅平まで急坂を一気に下る。

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どこかのサイトで見た看板。もうすぐコース終点の欅平だが、健脚以外の方は黒部ダム方面へ延々30km引き返せという意味か?下の看板に左向きの矢印がいるでしょ。

 

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猿がお出迎え

 

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もうすぐゴール。
いや~、歴史と大自然を満喫した充実の2日間でした。 おつかれさまでした。

 

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トロッコ電車。一両貸切でした。

 

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8号線に出てタラ汁屋さんへ

 

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富山県朝日町名物のタラ汁。鍋ごと出てくる。タラが一匹丸ごと入っている。

 

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絶品でした。

 

おわり

160910-11七つ石小屋(飛サンに集中!!)

By , 2016年9月26日 1:24 AM

2016年09月10日-11日 ウルスカディのメンバーは、七つ石小屋の飛サンに集中した!!

山域・小屋名 : 奥多摩・七つ石小屋(http://www.tabayama.jp/nanatsuishi/)

目的 : 海を渡ってウルスカを旅立つ飛サンに集中!!

メンバー : 飛サン(主役)

ローク(発起人:敬称略)、カイチョー(発起人補佐)、Nisshy、杉ちゃん、片P、チハルちゃん、

P-sasa、若、シェルパS、オカン、アキちゃん、ツヨシプロ、Tクイ、I氏、その他のウルスカビトは魂で参加

 

☟ こんな感じで集中(・・・解散も含む) ☟

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その日、シェルパS隊は・・・

七つ石小屋の飛サンめがけて 『見向きもされない沢』 (某ガイドブック)と評されていた『モクボ沢』に挑んだ!

『見向きもされない・・・』 って・・・(゜_゜)

やってやろーじゃない!・・・かえって燃える隊長シェルパS

dscf0770 飛サンに会うために渡る

dscf0789 飛サンのためなら、こんなところもよじ登る

dscf0801 飛サンに合うためなら、『見向きもされない沢』 だって負けない!

dscf0813 飛サンに合うためなら、・・・ってえ~!!

dscf0833 いくら飛サンに合うためでも、きっついんですけどこの沢・・・

身の危険を感じたので(あくまでも個人的感想)、写真撮影どころではなくスリルをお伝えできないことが悔やまれます。

そんなこんなで、シェルパS隊は、16:00位に七つ石小屋に到着。

 

dscf0877 『さようなら飛サン』 の挨拶を述べる カイチョー

(3日前まで押入れだった場所で)

dscf0887 『飛サンとの想ひ出💕』を語る ローク(敬称略)

(3日前に改造した場所で)

dscf0904 飛サンにスポットライトを!!

(3日前に押入れだった場所から)

*七つ石小屋の管理人ご夫妻が、この日のために押入れを改造して総勢14名が座れる場所を作って下さいました。ありがとうございました。
(宴会写真も撮って下さいましたぁ~アリガトございました)
dscf0903 スポットライトでハレーション(!?)な飛サン

(アイドルとスクープされたていで)

ちなみに、この日のメニューは、チラシ寿司と、ゆで豚の塩レモン(ローク:敬称略)、

皆で持ち寄ったさまざまなおつまみ(酔ってて覚えてませんスミマセン)、

皆で持ち寄ったさまざまなアルコールでした。

 

そして次の朝も頑張った!

dscf0912 飛サンのためにハムを切るツヨシプロ!

(めったに見られません!)

dscf0916 パンを切る 若&I氏

(両方しょっちゅう見る)

dscf0917 昨日の空き缶を潰すカイチョー

(好きでやってるのでノーコメント)

それでもとうとう来る、お別れの集合写真の時

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サヨウナラ飛サン、ありがとうございました。海の向こうでもお元気で!!

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ウルスカ共同装備の 『お布団3組』  クロネコで送るからね(^◇^) 待っててね(予算に計上!!)

 

dscf0927 奥多摩駅に下るP-sasa、

dscf0929dscf0931 三峯に下るツヨシプロとアキチャン

dscf0934 雲取山頂に向かう片P、チハルちゃん

dscf0936 ツヨシプロとアキチャンを追いかけて三峯に下る高速Tクイとオカン

dscf0937dscf0965 モクボ沢に下る若、I氏、シェルパS、杉チャン(+Nisshy)

 

ロークさん、カイチョーお疲れさまでした。思い残すことなく飛サンをお見送りすることができました。

 

 

 

160806 谷川岳天神平~土樽縦走

By , 2016年8月15日 9:07 PM

朝イチ7時半のロープウェーで天神平にあがり歩き始めるがすでに暑い。オキの耳まではコースタイム通りに歩けたが、そこから先暑さでバテて遅れ気味に。ゴールの土樽駅には滑り込みセーフで何とか15時24分の列車に間に合った。


ザンゲ岩が見えてきた

ザンゲ岩が見えてきた


肩の小屋通過

肩の小屋通過


トマの耳

トマの耳


オキの耳

オキの耳


ウスユキソウ

ウスユキソウ


一ノ倉岳~茂倉岳

一ノ倉岳~茂倉岳


その先が一ノ倉沢の断崖

その先が一ノ倉沢の断崖


一ノ倉沢

一ノ倉沢


一ノ倉岳

一ノ倉岳

 

途中の茂倉岳から、山スキールート集に載っていた芝倉沢をのぞいた。斜面は滑り始めがちょうどよい感じの斜面で快適そうだがすぐに岩壁に挟まれた細いところを通過するので、ちょっとスリリングな感じ。反対側の万太郎谷はいい斜面が続いているがどうだろう?斜面云々よりもここまでのアプローチが思ったより大変で、それなら去年滑った熊穴沢で十分かな。

茂倉沢

茂倉沢


万太郎谷

万太郎谷

 

土樽駅にあったコカコーラの自動販売機でよく冷えた「愛のスコール」を購入。美味し。

160604 庚申山登山

By , 2016年8月15日 5:25 PM

2016年6月4日(日)、栃木県足尾山塊の庚申山に、世界でここにしかない、特別天然記念物のコウシンソウを見に行ってきた。国民宿舎かじか荘から入山し、猿田彦神社跡、庚申山荘経由で庚申山山頂へ。頂上からは皇海山がよく見えた。下山は「おやまめぐり」コース。岩場の急登や梯子の連続で結構ハードだが、奇岩と断崖絶壁が見ごたえがあり面白い。コウシンソウは、頂上の少し下の岩場とおやまめぐりの終わりのあたりの広い岩場でたくさん見られたが、驚くほど小さくて繊細で、写真にとるのも難儀するほど。でも、こんなに可憐なのに食虫植物である。


コウシンソウ

コウシンソウ。茎についた黒い点は虫?


コウシンソウ

コウシンソウ

 

小川山春合宿(ハイキング班)

By , 2016年6月2日 11:02 PM

5月28-29日

<ハイキング班>

メンバー:P笹(L)、nisshy(記録係)、Hu~クイ(GPS係)

 

昭文社がやたらと『迷』連発してるルートでお約束通り迷いました!

小川山地図

だってだって

『地理院のにも昭文社のにも載ってない道』があったり

『実際はないのに地理院のにも昭文社にも乗ってる道』があったんですから

はい、確かに④地点にあった『金峰山方面』の看板は見ました。3人で!

でも、節穴だったんです。


① クライミング班の皆様とさよならしてスタート
こんな看板見ちゃったからもー大騒ぎ!!

②よじ登ったりした
 

 

 
③ シャクナゲを激写(きれいでした)


 

 
 

 

 

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④の看板をスルーし、                                      ⑤の頂上でご機嫌な3名
コンパスも合わせたし…
まだまだ楽勝!)
 

 

 
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 ⑥ ちびっこだから、獣道も見つけやすいし・・・やぶも平気
  でも、何かへん?? コンパスと違う方向に行ってる? うっそ?マジ? (まじまじ)
  だって、GPSも違うから~  じゃマジだねぇ~~~~
 
DSCF0179DSCF0184
⑦再び笑顔でポーズ(は省略)・・仕切り直してコンパスを信じて突進・・④からの分かれの道にぶち当たり・・  『迷ったら戻る…これ鉄則だよね~』っと(迷ったくせに)強気だな3名(同じ写真×2で失礼)
DSCF0191
⑧福ちゃんに聞いていたビュースポットで地図確認
⑨福ちゃんに聞いていた地形図には無い道にうろたえ(Ni)
 

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⑩ わかりやすい分かれ道に内心ほっとしてポーズ
(何のポーズだあん? お願いしてないけど🐜×10)
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⑪気持ち良い沢沿いを進んでポーズ!
(ボーズ頂きました🐜×10)
 

 

 

 
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 ⑫ 無事に林道のくちはてた終点に到着
 ここから⑬まで遠かったぁ~
 

 

 

 

 

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⑭岩根山荘露天風呂で汗を流し
(素晴らしい露天風呂でついつい長風呂)
http://www.iwane-inc.co.jp/sanso/
 

 
⑮ふじもと食堂にて http://tabelog.com/nagano/A2003/A200303/20003783/
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⑯翌朝、親方(マダムのご主人)の指導のもと、ロープワークに励む
(福ちゃん庭園にて)
⑰この後、川上村山菜祭りに立ち寄り、楽しい合宿を惜しみつつ解散!
 

 

 

 

集合②🐜×10

 

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そぉか!さみしさと自由は親友だったのかぁ〜

By , 2015年12月6日 6:31 PM

残念だけど残念だけど、滑りたいけど雪がないから温泉目指すぞ『おぉー!』

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悩メルぼーいず達が、道中。。。ダディのお悩み解決相談でスッキリ!!P1040840

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月が太陽の光のように輝く露天風呂でした〜

沼津アルプスと沼津港グルメ

By , 2015年12月5日 9:37 PM

12月になると低山歩きが楽しい時期だ。富士山と駿河湾の展望を楽しみに沼津アルプスを歩いて来た。沼津港で海の幸を味わうつもりで沼津アルプス終点の多比から北上し、沼津アルプス全山縦走せずに途中で下山する行程とした。沼津アルプスは7山7峠でアップダウンが多くなかなか歩きごたえのあるハイキングコースだが、整備がされていて、エスケープルートも多いので安心して行ける。晴れた日に行って富士山、駿河湾の展望を満喫してください。
もう一つの目的の沼津港グルメ。お目得ての”丸天”は15人ほど順番待ち。25年前ぐらい前から沼津に来たら丸天でボリュームのある海の幸メニューを楽しんできたが沼津港が小奇麗になってから入る機会を無くしてしまった。今回は諦めて他のところで金目鯛定食を味わって来た。次回は深海魚水族館と込みで沼津に来るとしよう。

(山行日:2015.12.5)


静岡県からの富士山。雪が少ないかな

静岡県からの富士山。雪が少ないかな


駿河湾。海の見える山はいいな

駿河湾。海の見える山はいいな


こんな案内板で始まる沼津アルプス

こんな案内板で始まる沼津アルプス


金目鯛の煮つけとフライの金目鯛定食。ごちそうさまでした。

金目鯛の煮つけとフライの金目鯛定食。ごちそうさまでした。

扇山‐百蔵山 山梨秀麗富獄十二景の山

By , 2015年11月21日 3:50 PM

IMG_0821中央線大月駅の南北には富士山がきれいに見える山がいくつかある。その中に扇山、百蔵山があり2つの山を縦走して来た。いや~富士山の存在感はすごいですね。富士山があるとその展望が素晴らしいものになってしまうんですね。さすが日本一の山。富士山は山梨側が見え、吉田大沢が見えるので、あそこを滑ったかと思いながら展望を楽しんでいましたよ。
冬枯れが始まり出した山道は樹々の間からい色付いた山々がチラチラ見ながら歩き、落ち葉をサクサク踏みしめてこの時期の低山ハイクの良さを味わった山行であった。2015.11.21      鳥沢駅~扇山~百蔵山~猿橋駅  約16km 6時間

 


縦走路は落ち葉の道

縦走路は落ち葉の道


サクサクと歩く音がいい

サクサクと歩く音がいい

1030 高畑山と倉岳山 

By , 2015年10月30日 8:44 PM

大月観光教会のHPを見ると秀麗富嶽十二景として富士山を望む風景が見える山を紹介している。その中の高畑山、倉岳山は中央線の鳥沢駅と梁川駅を始点、終点として5時間ぐらいの周遊ルートで歩ける。天気予報は曇りのち晴れ、まあ大丈夫かなと思い、富士山を期待して出かけたが曇って富士山は見えなかった残念。次の機会を計画してまた来よう。この時期の低山は紅葉から冬枯れと山を歩いていて気持ちのいい時期は私のお気に入りの季節だ。(PCに移す際、写真消してしまったぁ。飲んでからやるとだめね)