甲武信ヶ岳ピークハントの第2回目は山梨県側から笛吹川東沢、釜の沢東俣の沢登りルートだ。沢で泊まり翌日に甲武信ヶ岳を目指す。沢のたき火目当ての4人が集まり5人パーティーとなった。釜の沢は白い花崗岩のナメ滝が多く、両門の滝は東と西からの支流が合流して見事な滝になっている。釜の沢と言えば千畳のナメと言われる場所は白いナメと樹々の緑の景観できれいなところもある。悪場所もなく沢の景観を楽しみながら遡行が出来た。、釜に落ちる技を見せてくれ楽しませてくれた。最後は甲武信小屋のポンプ小屋に着いて、作業道を上がり甲武信小屋で出るのでヤブもなくとても楽。荷物をデポし甲武信ヶ岳に登ったがやはり雲がかかり、展望無しで次のピークハント計画に期待しよう。下山は徳ちゃん新道で、3時間半あり駐車している西沢渓谷に着くころには十分疲れて沢旅は終わった。
遡行中はやたら滑るスラブ斜面のへつりでNさんは斜面上で沢靴を脱いで釜に落ちるという技を見せて皆をヒヤヒヤさせたり、2時間程雨の行動があったりといろいろありました。楽しみにしていたたき火は数日の雨で木が芯まで湿り火が点かず、2時間かけてのたき火の点火となった。その後は酒が進み、ポップコーン、焼き豚、チキンボーン、夏野菜カレー、焼きリンゴと十分すぎる品数が出てたき火を囲んで過ごすことが出来た。
 千丈のナメ |
 千丈のナメをとぼとぼと |
 両門の滝ではしゃぎます |
 天場です |
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今年の沢はじめは奥多摩、大丹波川、真名井沢を選んだ。ガイド本には1級で小滝が連続するとある。滝を適度に登れることを期待しての遡行だ。確かに滝は4,5mクラスで登れそうだが途中にプロテクションを取るところがなく上で失敗したらケガする高さ、40mロープの入ったザックが重くビビってしまい結局、巻きが多くなりちょっと残念だった。安全第一が沢の基本だからしょうがない。無難に遡行をこなした真名井沢でした。
メンバー:S木、M岡、F野、O川
行動時間:青梅線川井駅8:50~真名井沢入渓点10:00~遡行終了820m13:30~赤杭尾根14:30~古里駅16:30
2017年6月3日 白水沢左俣左沢・・・とりあえず左に行こう!
メンバー:シェルパ(L)、ムラオカさん(SL)、ツヨシくん、あきちゃん、nisshy、おかん、いとうさん
場 所 :白水沢左俣左沢
目 的 :沢に登るし秘湯も守る
日 程 :2017.6.3
08:45 元気そうに見えてシブシブ出発
何しろ寒いんで・・・(誰か『やめよっ』って言ってくれないかなぁ~)
08:50 大黒屋(日本秘湯を守る会の宿)の門をくぐって出陣・・・的な
08:50 すぐに、甲子山登山口の看板
08:50 そして直ぐに橋を渡る
09:00 先行パーティーを見守った後、つづいてF1を攻めるウルスカ
09:10 さらに続くウルスカ(すでに寒さを忘れる楽しさが!)
09:30 どう攻めるか相談する(推測)ウルスカ・・・遠目でかっこよく見えます
09:30 ちゃんと確保もできるウルスカ
10:00~11:00 あんな滝や
こんな滝
もはやF4なのか、F5なのか、はたまたF6なのか・・・混とん
水は冷たいし・・・
12:30 そりゃそうです、残雪がいっぱいありました。水がつめたかったです。
13:00 で、下(☟)を見れば、頑張るウルが!(よしよし)
13:00 で、上(☝)を見れば、頑張るスカが!(えっ?難しそうじゃない?気のせい?)
13:00 で、気を取り直してもう1回下(☟)を見て現実逃避
(笑顔いただきました…アリガト)
13:00 とはいっても、やっぱる登るしかないし~
☝
◆頑張ったウルスカ…6名
◆自動的に登ったスカ…1名
(頑張りたかったのですが、気が付いたら物凄いスピードで滝の上に飛び出してました・・・本人談)
14:00 詰めはお約束のヤブヤブで・・・
15:30 それでも楽しく無事に大黒屋に帰還
楽しかったぁ~
誰だ!止めてもイイって言ったのは!


18:00 豪華なお食事に舌鼓
帰宅組から送られてきた那須の有名肉屋のローストチキン
明日はローストチキンを買って帰ろう!
そして、また秘湯を守りに行こう!(入隊!)
■2016年8月12日
■メンバー:KK、CK
■コースタイム
滑川温泉8:00→登山道→8:20展望台→8:40大滝上部8:50→遡行→13:00登山道→14:50滑川温泉
先週は酷暑の中、谷川を縦走した。異常な暑さと湿気で辟易・・・。やはり日本の夏は沢登りに限る、ということで吾妻連峰の阿武隈川水系前川大滝沢にいってきた。
その名の通り、この沢には日本の滝百選の一つ「大滝」がある。落差80mに幅40mのすだれをかける名瀑中の名瀑だ。大滝には明瞭な巻き道がついているが、途中のトラバースでは過去滑落事故があったらしく、今回は大事をとって登山道から大滝上部に下りるルートを使った。
快晴の朝、滑川温泉下の駐車スペースで身支度。絶好の沢日和だった。登山道に通ずる旅館横のつり橋が老朽化のため通行止め。少し下って沢を渡り新たにつけられた登山道を進んだ。本来の登山道と合流しいくつかのつずら折を登ると展望台へ。眼下にはシルクのような大滝が遠望できた。展望台から登山道を10分ほど進むと赤いシュリンゲがあり、そこから大滝上部に通じる小径が延びていた。急な岩場をくだると大きな釜をもつ5m滝に出た。そのすぐ下流は大滝の落ち口だ。足がすくんでのぞけない。沢支度していよいよ遡行開始。
 大滝 展望台より |
 降り口のシュリンゲ |
 大滝の落ち口 |
 最初の5m いよいよ走行開始! |
最初の10m滝は右岸をヘツった。手掛かりをさぐりながらクリア。CKも私のルートをたどってクリアした。そこからはきれいなナメが続いた。ネコノ沢、ホラガイ沢を過ぎる。青空を映す美渓にいやされた。しばらく快適に進むと静かに落ちる4mの滝。流れの左側の細かいスタンスを直登した。その上は幅50cmのトイ状のナメ。ほどよく姿を変える渓は飽きさせない。つぎの10m滝の手前で一本取った。行動食をとっていると単独者が登ってきた。「最高の沢日和ですね」といいながら楽しそうに滝を登っていった。
 第1関門通過 |
 きれいなナメの渓 |
 腰まで浸かり |
 快適に遡行 |
 4m 水流の左を登った |
 細かなスタンスを登る |
 トイ状ナメ |
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そこを越えてしばらくいくと幅広8mの滝が現れる。右壁を木を頼りに越えた。次の12mヒョングリ滝は右岸を巻き、続く10m滝、15m滝は快適に直登できた。渓は狭まりながら一気に傾斜を上げてきた。遠くにいくつかの滝が連なっているのが見える。どうやら核心部に来たようだ。その先を単独者が登っている。われわれも続いた。核心のY状8mの滝が現れた。ここは泳いで右岸にとりつき滝をまたいで左岸を登った。CKには念のためお助けひもをつけ泳ぎをサポートした。真夏の渓の泳ぎはむしろ楽しく気持ちがいい。
 幅広8m |
 12mヒョングリ滝 |
 快適に登れます |
 15mは直登できる |
 15m滝上部より |
 いよいよ核心部 |
 Y状滝は泳いで右岸に取りつく |
 核心部をふりかえる |
核心部を過ぎると渓はゴーロ状となり大岩を越えながら登っていった。昔の鉱山跡にかかる吊り橋を見上げながら進んだ。右岸の苔底の桶木沢を過ぎると水流は細くなり最後の詰めとなる。赤ペンキの岩のところが登山道だった。
 吊り橋跡 |
 登山道に到着 |
美しいナメ、直登できる滝、適度な泳ぎ、大いに楽しめる渓だった。ただ一尾のイワナも確認できなかった。水質が悪いのか魚類不在なのが唯一の欠点か。
初日:8月6日
岩魚のいる川に行くのは一苦労である。この日はAM2:00に寒河江SAに着いて仮眠し、6:00に起きて月山の姥沢に行き、月山リフトに乗り、1520mまで上がる。1984mの月山まで登り、東側の肘折温泉ルートを980mまで下り釣り場になる立谷川に13:00頃に着いた。登ったり、下ったりと5時間ほど歩いたあとだがまだ仕事が残っている。ツエルトを張りテント場の設営し,薪集めといろいろ忙しい。これらを片付けてやっと一息である。
さて、目的の釣りは夕方小1時間ほどで7匹と魚影の濃さに感激。毛鉤を打つところ必ず魚が出て竿を竿をしならせる。20センチクラスが釣りごたえがあっていい。釣り上げた岩魚のうち2匹は夕食の一品とした。おかげで岩魚の塩焼き、ミズと高野豆腐の煮物、ごはんと品数のそろった夕食となった。
 清川橋が釣りのスタート地点 |
 岩魚釣りの始まり |
 夕食の準備 |
 ミズと高野豆腐の煮物を作ってみました |
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2日目:8月7日
今日の行程は標高980mテント場から1350m清川行人小屋までの沢登りだ。雪渓の雪解け水が各支流から流れ込んでいるのか水量は多く、落ち込みには白波を立て流れているが注意すれば遡行には問題ないだろう。昨日、探ったポイントは狙わずに新しいポイントに毛鉤を打っていくと早々に2匹掛けキープする。下処理をして、塩,コショウ、ローズマリー、ニンニク、オリーブオイルを合わせたものに漬けてザックにしまう。今晩のおかずは手に入れたのであとはキャッチ&リリースで釣りを楽しむ。巨岩帯などで落差が大きい流れのあとでも魚がいて、どうやって巨岩を超えるのか不思議に思う。それにしても魚が多い。なかなか釣りをやめられない。1300mまで上がり詰めのルートを捜す。地図で傾斜の緩いところを捜して進むが最後は根曲がり竹の藪の中を15分ほど進み、清川行人小屋に13:00に到着して月山釣り山行は終了となった。その晩はひとりだけの小屋でウイスキーを飲みつつ山行を振り返る。明日は月山に登り、姥沢に戻るだけだ。
 朝の沢 |
 支流からは勢いよく水が流れ込んでいた |
 岸に上がり詰めに入る |
 清川行人小屋 |
 岩魚のホイル焼きと鶏肉と高野豆腐の煮物 |
 まだ花のきれいなところがありました。 |
初級の沢で紹介されている丹沢の勘七の沢にはF1~F5までの滝があり、これらは落ちたら大変なケガをするだろうなと思わせる滝であるが残置ハーケン、分かり易いホールドがあるので初級の沢なのだろう。それでも登って行く中でドタバタで緊張したのがF4の10mの滝だった。
F4はまず手前の2m滝を登った後に土付きの急な斜面に取り付く。F4に取り付くには凹凸がなさそうな一枚岩の斜面をトラバースするルートになっいて滑ったら3~4m下まで落ちるのでビビりが入る。トラバース後は立ち気味の岩壁を登るのだがホールドが少なそうに見え登れるのか不安になった。巻き道を捜しに急斜面を登るが見つからない。ルートには残置が数か所あるので通過できるだろうとロープを出す。私達は太さ4センチぐらいの立ち木でセルフビレイを取って斜面に立っているのでロープ出すのも一苦労。ザックから出し、落とさないように絡まったロープほどいて準備が出来た。一枚岩のトラバースラインに入ると斜度ではあるが使える凹凸あって滑ることなく通過出来た。途中、ランニングビレイを2か所取ってF4下の棚に着いたところで一息つたと思ったら、ビレイをしているMさんが絡んだロープを直すため止まれと指示があり、10分ほど足場の悪い場所で待ことになる。ロープの絡まりが直り、登り始める。思っていた以上にホールドがたくさんあり、楽に登れ気持に余裕が出てきた。5mほど上がり右のリッジに入り両側の壁を使い登っていくが最後のところはホールドが少なく慎重に登り滝の上に出た。F4を見たときは岩のホールドが無い様に見えて、ビビりが入ったが上がったときは思わずガッツポーズしてしまった。
その後、小雨が降り出したので後のF5,12mの滝は巻いて、大倉尾根に詰めあがり勘七の沢の遡行は終わった。初級でも滝登りはドキドキするなあ。
チャッチャラララララチャンチャンチャ~ン♪
『ロークの火遊びレシピ(ゆで豚の塩レモン)』
疲れた体にレモンの酸っぱさと、塩分が沁みわたる~
ビタミンB1で疲労回復!
何といってもアルコール飲料が進む~
≪材料≫
・豚バラブロック(
イタリア産ホエー豚!)
・塩
・胡椒
・牛乳
・脱水シート(http://www.pichit.info/)
≪作り方≫
その壱) 豚バラ肉ブロックにタップリの塩を擦り込み、ラップをかけて冷蔵庫で1日くらい寝かせる。
その弐) 豚バラ肉ブロックを冷蔵庫から取り出して水分をふき取り、塩とこしょうを振りかける。
その参) 豚バラ肉ブロックを脱水シートに包み、冷蔵庫で最低3~4日寝かせて十分に脱水する。(この際、水分で膨らんだら脱水シートは取り替えましょう)
←ここ重要!
その四) 豚バラ肉ブロックを冷蔵庫から取り出し、1/20程度の分量の牛乳を混ぜたタップリの湯で、1時間程度茹でて臭みを抜く。
その五) 臭みを抜いた豚バラ肉ブロックを湯から取り出して十分に冷まし、冷めたらキッチンタオルに包んで冷蔵庫内で乾燥させて完成!
≪食し方≫
その壱) レモン(たぶん千疋屋で購入)の1/4スライスに、
タップリ目に塩(瀬戸の焼き塩)を振る。
その弐) 豚バラ肉ブロックを
5mmほどの厚さに切り分ける。
その参) 切り分けた豚バラに塩レモンスライスを載せて美味しく頂く。
≪応用例≫
●作り方の(その参)で十分に脱水した豚バラブロックを燻蒸してスモークベーコンに!
●更に脱水してパンチェッタに(おしゃれ~)!
いずれも腐敗しないように注意が必要です。
●塩レモンで食す他にも、スライスして焼いても美味しいですし、炒めてキムチチゲに入れても最高です。
(う~既に入ってないし~~~!すすみ過ぎ!!)
山行計画を見たらあれ?モロクボ沢が私の担当になってる。予定したつもりはないのだが、Kさんが参加希望をしているので2人で行って来た。Kさんとの沢は初めてなので技量は分からないが初級のモロクボ沢なら大丈夫であろう。初見であったモロクボ沢は難しいところは無く、30m大滝を巻くのが悪いだけであとはロープいらずの沢であった。源流釣りで沢慣れしているKさんにはパンチに欠ける沢だったかもしれない。今度は登坂要素のある沢だね。
西丹沢自然教室(8:15)~入渓点(9:10)~畦ヶ丸(12:00)~西丹沢自然教室(14:15)
 30m大滝 |
 釜のある滝が多かった。 |
 泳ぐKさん |
 コケ生した沢の源頭部 |
 詰めの斜面 |
 畦ヶ丸山頂がモロクボ沢の終点 |
Nさん企画の小坂志川沢登りは武蔵五日市駅から秋川に沿ってバスで笹平で下車。小坂志林道を歩き入渓する。生藤山を通る首都圏自然歩道に詰めあがり和田峠に向けてバスで高尾駅に戻る計画だ。参加者はN,M,Sの3名。nisshyさんは風邪で直前でキャンセル。せっかく行動食に完熟バナナのケーキを用意したのに残念である。小坂志川の記録をネットで探したが遡行図は見つからず沢の概要がわかる程度。Nさんからの情報もないので今回はリーダ任せにしてしまおう。沢は困難な滝もなく、平坦な沢の道を歩いている様相。歩いていると渓流魚が足元を走り、いい感じである。深めの釜でラッコごっこをしたり、ミニゴルジュの突破など気楽に遡行する。そろそろ詰め上がろうと枝沢の数を確認しながら上がって行ったが最後になってあれ、どっち?と沢の分かれ目で迷ってしまった。GPSで確認すると稜線まで70mほど下にいることが分かりコンパスで稜線の方向を確認できたので詰め上がることを検討する。回りを見回すと左の沢を詰めると尾根にうまく乗れそうなのでこのルートで登って行く。登っていると獣道があり鹿の足跡を辿って行くと登山道に出ることができた。ここから陣馬山高原下バス停まであと1時間30分の頑張りでゴールだ。小坂志川はい大きな滝は無いのが残念だが武蔵五日市側から入って反対側の高尾に抜けるルートで歩いたのはよかった。やはり入山と下山で場所が違うと山旅をしたなーと充実感があっていいものだ。
 のどかな沢歩きが続きます |
 滝は小さいものが多い |
 ラッコ遊びするMさん |
 ミニゴルジュ |
奥多摩駅にS,M、O(服のサイズじゃないよ)が集まり今日の沢登りが始まった。行く沢は日原川水系逆川。川苔山まで詰めあがる沢だ。私は19年前に来ており記録を調べたら16時に川苔山に着き、18時に下山、それから八王子で飲んで、カラオケをして解散したのが0時過ぎ、いやー元気でしたね。その時はリードする技術がなったが時は過ぎ、今回は私がリードするドキドキ、ワクワクの沢登りの始まりである。川乗橋バス停で下り多くのハイカーに交じり川乗林道を30分程歩くと入渓点だ。ガードレールの脇の踏み跡を下り川に下りる。岩を超え流れの中を進んで行くと沢登り気分が盛り上がりいい感じ。すぐに3m、7mの連続した滝が現れる。7mの滝の落ち口からの勢いのある水流にビビり、ルートである右壁を見極められずに巻きを選択。巻きは急斜面のトラバースがあって落ちたらアウト、ヒヤヒヤしながらクリアする。しばらく巨岩帯を進むと釜のある滝が現れる。4mの滝は腰までの深さの釜を渡り取り付くが足場が悪く、残置シュリンゲを使って、何とか超える。幾つかの滝を超えていると全身濡れて体が冷える。Mさん、Oさんは濡れることを気にせずに遡行を楽しんでいるが鶏ガラ体形の私は体の震えが止まらず、低体温症の初期状態、あ~やだやだ、寒いぜ。冷え冷えの体で進み大ダワ沢との出会いを過ぎると7mトイ状の滝が現れる。出だしは凹凸の少ない平らな面で小さな凹みを利用してステミングで登るも足を滑らし落ちてしまった。冬に痛めた肩をひねり、アー痛い。再度トライで登り切る。Oさんはフリーで登り、Mさんは確保して登る。岩にシュリンゲを引っ掛けて確保支点とする。不安定な確保支点だが荷重方向にすっぽ抜けないことを確認したから大丈夫だろう。フォーローすることなく難なく上がった。ここまでロープを出さず来れてMさん、Oさんうまいです。このままロープを出さずに行きたいところだが10mの大滝が待っている。大滝を前にすると高さを感じる。下から見ると半分ぐらい登ったところに残置シュリンゲがあり、その上は無いようだ。ランニングビレイポイントが1か所なのがちょっといや。まぁ登れるだろうと「そんじゃ行きますか」と声をかけ登り始める。5mほど登りシュリンゲのかかっているハーケンにはカラビナが通らず、不安な残置シュリンゲでランニングビレイを取り、先に進む。上はガバホールドだらけで楽に登ることができた。大滝を登るとウスバ林道に出られる。残る2人が登り、時間を見ると13:30を過ぎていて川苔山まで詰めると17:00を過ぎると判断し遡行を終了した。逆川は釜から登る滝、10m大滝と面白要素があり、ビショビショになる沢だった。冷えてまいったが猛暑のときに来たら楽しいかもしれない。機会があれば次は川苔山まで詰めることを目標にしよう。