白馬鑓ヶ岳にある鑓温泉は冬の間は山小屋は解体されている。この時期になると雪が溶け小屋の露天風呂が雪の中から現れ、雪見風呂を楽しむことができのだ。今回は日帰り温泉鑓温泉山スキー山行に行ってきた。猿倉から小日向山を越え、鑓温泉に向かう。天気が良く気持ちよく進んで鑓温泉に11:00頃に着いた。斜面の一部が溶けてそこだけほっかり穴か空いて露天風呂が現れている。先客が5名ほど温泉に浸かっており私達も早速温泉につかる。湯加減はやや熱めであったが雪の山々を見ながらの露天風呂は気持ちいい。来て良かったと感じるひとときであった。
7:00猿倉~8:50小日向のコル~11:00鑓温泉12:00発~13:22小日向のコル~14:00猿倉

今回のメンバーです

鑓温泉は賑わっていました

振り返り余韻に浸ってます

言うことなし
5月1日~4日、双六冬期小屋滞在の山スキーは北アルプスの雄大な景色を堪能した4日間であった。ザラメの春スキーを期待していたが寒気が入り固い雪面のちょっと厳しい春スキーで有ったが皆が色々な困難をクリアして山スキー力を上げた山行でした。
5/2(木)
新穂高温泉~双六小屋:昨晩の雪で左俣林道の木々は白く、気温が低い中を歩き出す。秩父沢を登る頃にはガスは晴れ、晴天となったが照り返しも加わり暑さでMsんがバテ気味でペースが上がらない。何とか弓折岳に着いたが時間は16:00。2時間もあれば双六小屋に着くと判断して稜線ルートを進んだ。ところがこの時間帯は固い雪面、アイス状態となっていた。斜面をトラバースするにもクトーの噛みだけが頼り。シールトラブル、スリップによる転倒などトラブルが起ったのでアイゼンに履き替えて小屋に向かう。18:50やっと小屋に着く。13時間の行動となってしまった。
5/3(金)
双六冬期小屋~双六南峰~双六谷~双六冬期小屋:昨日の疲れは疲れたので今日は半日コースの双六南峰の谷を滑ることにする。9:30に小屋を出て11:00に双六山頂に着く。黒部五郎小屋から来たスノーボーダーと会う。やはり雪面の硬さに苦労しているとのこと。11:40に滑り出したが山頂付近の雪はまだ固く、カリカリ言わせながらのスタート。槍ヶ岳をみながらのオープンバーンを楽しみながら下る。雪の状態は下がるごとによくなり、30分程で双六谷の出会い着く。あとは双六小屋に登り返し、小屋でのんびりするだけだ。
5/4(土)
双六冬期小屋~双六岳南側稜線~樅沢~モミ沢~双六冬期小屋:今日も寒気はあまり緩んで無く、晴れているのに風は冷たい。槍ヶ岳、穂高を背に登りはじめる。クトーがよく効く斜面である。双六山頂を踏まずトラバースルートで樅沢上の稜線を目指す。途中。Mさんがストックが折れるトラブルがあったが直ぐに修理して稜線に向かう。予定では三俣蓮華まで行き弥助沢を滑るつもりだったが樅沢上の稜線上は雪が固く、緩む気配が無く、また風が強くなってきたこともあり先に進まず、樅沢を降り、双六小屋下のモミ沢を上がり小屋にもどるコースを取る。9:30、固い斜面を滑り出す。まずは風の影響を受けない一段下のモンレーンの上で一休み。そこから見る樅沢のオープンバーンは広くどこを滑ってもいい感じでこれからの滑りに期待する。標高差600mの樅沢は30分程で下り雪面変化を楽しめた一本であった。帰りはモミ沢を晴天のなかのんびり登っていたら急に雲がかかり雪が降って来きた。双六冬期小屋まで標高差50m辺りは風が強く、雪面も固く、シール登行に苦労する。何とかこなし小屋に着いてホッとする。残りのお酒で夜まで宴会。
5/5(日)
双六小屋~双六谷~大ノマ乗越~秩父沢~左俣林道~新穂高温泉:8:00双六冬期小屋を出で双六沢を下る。あっと言う間に大ノマ乗越取り付きに着く。以前来たときはシールで上がったが昨日の雪の状態を考えてアイゼンで登る。30度程の斜面を1時間かけて登り切ると目の前に槍、穂高の広大な風景が目の前に広がる。風景を満喫しながらひと息入れる。あとは滑って下るだけの行程だ。稜線からポンと飛び出るように斜面に入る。南向きの斜面は思った以上に緩んでグズグズ状態。寒気が弱くなったのか滑っているそばから周りの斜面が雪崩て来る。のんびり滑っていられる状態でないので標高差950mの斜面は休み無く下り、左俣林道に向かった。ここから2:15で新穂高温泉に着く。下山は5時間弱で下り、スキーの機動力を実感。

ハイクアップ中も風景は最高

双六山頂からは黒部五郎、薬師もバッチリ

樅沢の上部のオープンバーン

樅沢

双六冬期小屋

双六南峰の谷
2013年4月13日 メンバー:山スキー学校5期の5名と9期の1名の計6名
燧ヶ岳へは御池(1500m)からのアプローチが一般的だが除雪が済んでいないので七入橋(1081m)手前1.6kmから板を担いで歩き始める。七入からはシール登行で林道を横切るように登り、ブナ平の平地を抜け,メラッパシ田代のある尾根下1470mに着く。ここからが燧ヶ岳の登りになる。1670mメッパシ田代、1806m東ノ田代の二つ湿原を抜けると目の前に燧ヶ岳北面のオープンバーンが見える。斜面に期待しながら森林限界を越えてオープンバーンに取り付くが2250mまで登って14:00のタイムアウト。頂上まであと100mの標高差だった。帰りの滑りは昨晩の降雪のパウダー、日差しと寒気によるクラスト、アイスとまあ色々な雪質が標高ごとに変わり手を焼きました。私は新しいブーツが足に合わず痛さを堪えての厳しいスキーになってしまった。11時間行動であったが七入から登るのは山スキーらしい山行であった。
7:30車~7:55七入橋~10:00ブナ平(1400m)~12:30東ノ田代(1806m)~14:00 2250m~18:20車

ますは1.5kmの歩きから

東の田代から燧ヶ岳を見る

オープンバーンは少しサンクラストパウダーでした。

燧ヶ岳山頂下のオープンバーン
3月23、24日 大渚山、雨飾山の山スキーは9名の参加。老舗旅館、山田旅館に泊まっての贅沢な山行となりました。まずまずの天気の2日間でしたが板が走らず、ワックスが滑りの楽しさを左右しました。皆さん、ワックスかけましょう。
3/23(土)大渚山
大渚山の麓、大草連(おおぞれ)までの道は急なつづら折れで道幅が狭く軽トラ道といったところ。雪が降ったら普通車ではかなり恐い道です。駐車スペース(2,3台駐車可能))から登り始める。雪解けの進んだ樹林帯の斜面はツリーホール周辺など雪が落ちて割れて割れいるところを避けながら進んでいく。山頂付近はガスで覆われていたので休憩ついでの視界待ちをする。薄日が指すががガスは晴れそうにないので山頂に登り、南東よりの広い斜面を狙ったが雪面はクラスト状態でガスも晴れないので登ってきた樹林帯を滑ることにする。水分の多いザラメであったが悪くはなく私のロッカースキーは楽に滑らせてくれた。春山仕様で細めのトラブで参加したL・Iさんはかなり苦労していました。やっぱ今時の板はえらい。

ガス待ちの記念写真

雪煙を上げて果敢に攻めるL・Iさん

試飲で盛り上がっています

歴史有る山田温泉で温泉と宴会の晩でした

雨飾山が綺麗です
3/24(日)雨飾山
山田旅館の裏手の斜面を登り雨飾高原キャンプ場まで2kmほど林道を行く。キャンプ場からは沢を正面の尾根を左側から周り込むように斜面に取り付いた。登り始めは急なうえ、雪が緩んでいて足元がスリップし易い斜面でした困った顔で見上げるSさんはスノーシューがスリップを繰り返し苦労している。尾根上まで頑張れ。尾根に上がると北アルプスの山々が広がり、いい気分。P3(1500m)まで行ったところでタイムアウト。9:30出発で3時間の行動。滑る斜面は渡った沢の源頭部に向かう方向に下りキャンプ場にも戻るルートを取る。気温が高く雪は水分を含んだ走らない雪で滑りを楽しむにはワックスの有無が左右した。必ずワキシングしてくるIさんのひとり勝ちでした。特にキャンプ場からの林道はワックスが効いたひとは板を走らせ歩くことなく進むことが出来た。春スキーはワックスですね。
動画です。 by miyata
2月中旬頃から週末は荒れ模様の天気が続いていて季節の変り目を感じます。今回はてれまくりと妙高前山BCです。ウルスカ3名とTYG卒業生2名でテレマーカーでまとめました。 3/2(土)黒姫スノーパークで行われたテレマークスキーイベント「てれまくり」に参加。Newモデル試乗会、出店メーカーの新商品紹介、テレマークレッスン、デモ滑走見学、てれまくりカップレース、19:00からのてれまくスウィートナイトパーティーと参加して1日楽しんで来ました。レースは5人いっせいスタートでスラローム、2段ロール(凸凹)、8の字の緩い登りのセクションがあり運動会のノリで参加できました。10レース行われ、私達は3名参加で1位、2位、5位の結果でオチャラケレースを楽しみ、賞品が貰えてニコニコで終えました。出店メーカーのテントに行くごとにスタンプをもらえるスタンプラリーの抽選会で私はnewモデルスキー(ムーブメントのマグネット。センター96のロッカースキー)が当たりもうびっくりでした。ラッキー! 3/3(日)赤倉観光リゾートスキー場リフトトップから前山に登る。ゴンドラ、リフトで1500mまで上がり、430m登れば前山山頂に着くからとっても楽。薄いガスが出ている中、先行者者のトレースのおかげでいい感じのペースで登って、1.5h程で山頂に着きました。着いた頃はガスが薄れ、滑る滝沢尾根がしっかりと見えてました。滑り出しの尾根上は30cm程下に有る凍った層で多少バリバリしたが快適に滑り出す。1600m付近からはヒザ上、深雪パウダーでツリーランを楽しんだ。滝沢尾根は地形が分かりやすく、コンパスで確認すれば迷うことも無く楽しめる所でした。ルートに自信が持てたら山頂から下まで一気滑りをしたいものです。 9:30リフトトップ~10:20-40 1770m ピットチェック~11:00 山頂 1932m 11:30滑降開始~11:45 1600~12:17 1000mで沢を渡る~12:40 駐車場

てれまくり開会式

自衛隊がデモ走行していました。

滝沢尾根の滑り出し
三尾、笹木、野中、鈴木 2月2日東京を2台の車で早朝出発した、 12時関越の混雑で11時30分に田代スキー場に到着、 2日分の駐車代金を支払い車を停める。 先行パーテイが入っていたので、トレースを使わせていただく、 二居峠でトレースは風で消えていた。稜線は吹雪いていた。 高圧線鉄塔が稜線の上にある、 その上に稜が続いている。想像以上に厳しそう。 今世紀最大の寒波も来ているので、雪庇の切れているところでザックデポ してさっそく雪洞を掘り始まる、13時15分、2時間で完成した。 9時には就寝して7時目ざめ。朝食後に出てみると吹雪いている。 あっさりと山頂はあきらめて下りにかかる、 雪庇に注意して峠までくだる。峠からはところどころ良い斜面が出てきた。 昨日のトレースが消えかけているが、ところどころ拾って国道の見える所に着いた。 手ごろな雪洞のできる場所だった。寒波の影響で関越高速が通行止めになり、久しぶりに17号線で帰った。 by mio
photo by t.sasaki

雪洞を掘る場所のチェックに行く

始めは小さく、中は広く掘ります

1.5Hで完成

雪洞宴会は楽しいよ

吹雪の撤退。降りるよー

深雪のなか下山しました。
札幌に帰郷したKYさんの手配で、札幌周辺のパウダーを満喫してきました。
初日(22日)
前日一足先に札幌入りした私は、手稲区の宿泊先から兼用靴のままバスを乗り継いでテイネハイランドスキー場へ。ゲレンデトップでコーヒーを啜りながら後続を待つが、来たのは6人中3人のみで、残りは温泉へ行ったとのこと。リフトを使って北壁コース脇のパウダーを、楽しんだ。
夜はススキ野でKYさんも合流して懇親会。北海道の冬の味覚を堪能し、足下が覚束ない人も。
2日目(23日)
この日から2日間はアルパインガイド「ノマド」のガイドスキー。宿泊先から兼用靴で10分歩いた所にあるPAで、KYさんとともにピックアップしてもらい他のメンバーと合流。札幌国際スキー場に向かうが、車内で一人がシールを忘れたと悲痛な告白。お一人様のゲレンデスキーが確定する。
ゲレンデトップでゴンドラを降り、ガイドの宮下「隊長」に連れて行かれたのはダケカンバがまばらに生えた斜面。「広っ!!長っ!!深っ!!」の斜面を前にして、喚声が上がる。長いので1枚を何回かに分けて下る。どこもゲキパフのここは、宮下「隊長」が命名した「朝里GTR」なのだ。シールを貼って登り返しては、違う斜面を3本でこの日は終了したが、もうお腹一杯。
3日目(24日)
この日もPAでピックアップしてもらい、キロロへ向かう。札幌市内は猛吹雪だったが、幸いキロロのリフトは運行していた。前夜からの積雪が50cmを越えているので、5時間券を購入しリフトを使ってのゲレパウとなる。ゲレパウと言ってもコース脇をチョロチョロ滑るのとは桁が違う。40°の斜面に飛び込んだときは、文字通りドロップポイントだった。シールを使ったのは1回だけで、6本をこなすが一度として同じ斜面を下らなかった。宮下隊長には脱帽です。
終了後、ホテル「ピアノ」で温泉に入り、全行程を終了しました。
後日、隊長のブログに私たちのことが書かれているのを発見。私たちの中毒症状をキキキキキ(ちびまるこちゃんに出てくる野口さん風に)と喜んでいます。
ヤングからYouTubeのパウダー画像が届きました。
タケシさんからも動画が来ました。
北海道Kiroro BCの動画です。