14.05.04 月山~北月山荘ルート

By , 2014年5月4日 9:12 PM

月山山頂から北の尾根を滑り、北月山荘(月の沢温泉)に行くルートが今回の目的である。4/12には強風で撤退をしたので再度チャレンジである。今日は午後にかけて、風が弱くなり良い状況であるが稜線上と1000m付から下に雪付いているのかが心配である。下で雪がないと長い歩きなると最悪ビパーク?になるのでそれなりの装備で出発した。山頂に着き北尾根を見ると尾根の東側面はバッチリ雪が付いていて迷わず北月山荘に向かう。1984mの月山神社から1420mの弥陀ヶ原まで雄大な景色を堪能しながら40分程で降りる。ここから先が核心部で尾根の雪が割れて通過できない箇所を迂回したり、樹林が濃く滑りづらい所をを処理しながら進み、雪が拾えなくなる500m付近からは板を担ぎ、藪の道を降り林道に出ることが出来た。30分程で北月山荘に着いた。月の沢温泉で汗を流し16kmのツアーは大満足で終了した。

北月山へスタートです。ワクワク

この景色、晴れたときにまた来たいです。

後ろが月山。ここまで快調。

700m付近は雪を拾いながら滑る

月の沢温泉

14.05.03 石跳沢

By , 2014年5月3日 9:07 PM

GW月山周辺の山スキーの初日は短いルートの石跳沢に決める。志津キャンプ場に車を置き、町営バスで姥沢に行く。月山リフトで上がり、さらに姥ヶ岳へはロープトウを使い、少し登るだけで姥ヶ岳に着いてしまう。いやー楽。ロープトウから落ちて苦労した人がいましたが楽ができてよかった。ここから石跳沢源頭部に滑り込みたかったが、雪が繋がってなく金姥から滑り込む。広い斜面を滑り源頭部である装束場でひと休み。風もなく暖かい日差しの中でビールを飲でいる会長は気持ち良さそう、私たちも春の空気を満喫する。すぐ近くの湯殿山は斜面の雪が途切れていての行かずに石跳沢に入る。石跳沢は緩めの広い斜面が続いて開放的な感じの沢で難なく降りる。900mぐらいから樹林帯に入り進むと自然園を通って志津キャンプ場に戻った。会長がルートを良く知っていていたので車の回収を含めてスムーズに進めて感謝です。

石跳沢に滑り込む

この辺は沢の後半

14.04.26-27 火打山

By , 2014年4月26日 8:49 PM

恒例の高谷池ヒュッテ泊、火打山、山スキーに行って来ました。2日間とても天気がよく、雪はザラメで滑りもバッチリでした。高谷池ヒュッテでは東京山スキー学校関係のパーティー(女子会、8、9期組)と出会って楽しい晩を過ごせ、下山の滑りも快適で良い山行でした。

4/26(土):この時期は黒沢を詰めて高谷池ヒュッテに向かうが夏道の橋のところで沢が割れており、十二曲りを登って行くパーティーが多い中、私たちは上流部は沢が埋まっていると判断して黒沢を登って行く。沢は橋の周辺だけが割れていて、上流部は問題なく登ることができ、十二曲りの急登で苦労しないで済んだ。昼前には高谷池ヒュッテに着いて一休み。午後は軽く遊ぼうと黒沢岳から黒沢池に滑り、富士見平方面に登り返して高谷尻沢に滑り込み高谷ヒュッテに登り返し、今日の行動を終了した。

笹ヶ峰7:00–高谷池ヒュッテ11:40  高池ヒュッテ12:10–黒沢池12:40–富士見平のトラバース道13:30–高谷尻沢–14:30高谷池ヒュッテ—宴会

黒沢の登り

高谷池ヒュッテと火打山

4/27(日):火打山に登り、影火打へのコルから鍋倉谷に滑り込むルートの予定だ。火打山頂から滑べり降りる谷を見るとデブリが有り良くない感じ。となりの惣兵ェ落谷は一面雪で覆われ、いい感じなのでこちらに変更する。女子会の皆さんは鍋倉谷に滑り込むのでここで別れる。火打山西のコルから滑り出す。大きな斜面が広がり、ザラメの状態も良く快適にすべる。高低差にして420mは今回1番の滑りであった。惣兵ェ落谷に入って振り向けば火打山が見え滑り降りた高さを実感、良かったなあ。惣兵ェ落谷は沢が割れていることなくサクサクと滑り降りるとアッという間に鍋倉谷出会に着く。鍋倉谷上流部を見ると沢の割れが目立ち、惣兵ェ落谷を降りたのは正解と知る。沢から上がってからは斜度のない林の中をコンパスを頼りに進み、林道に出て、スキーで歩くこと1.5時間で笹ヶ峰に戻れた。

高谷池ヒュッテ8:00–火打山9:45–10:14影火打のコルから滑り出す–10:40惣兵ェ落谷–11:30鍋倉谷出会い–12:30林道–14:00笹ヶ峰

火打山を目指し高谷池から歩き出す

火打山からの広い斜面を滑る

 

惣兵ヶ落谷。後ろは火打山と影火打

沢の後半(1500m)はデブリが出てました。

14.04.05-06 ポローニアツアー

By , 2014年4月5日 8:43 PM

花冷えの週末、西大巓は雪が降りシーズン最後?のパウダーを味わって来ました。裏磐梯にあるペンションポローニアのBCツアーに参加し、西大巓の裾野のブナ林,山頂の東斜面と2日間ともパウダーでいや~楽しかったです。

1日目:グランデコスキー場トップから西川尾根を滑り降りて別の尾根に登り返し小ピークを2つ越える。再び良い斜面樹林帯を滑るとゲレンデから1.5kmほど離れた林道に降りるツリーランルート。雪の状態の良いブナ林を繋いだルートは私のテレマークがうまくなったように感じられて、一日楽しいツアーであった。

2日目:パウダー狙いで西大巓の東斜面に行く。昨日、今日と風があるが東斜面は雪が飛ばされてなく、いい感じである。だが山頂付近は時折ガスに覆われ、斜面がよく見えない。ガスが薄くなるタイミングを狙い滑り降りる。手頃な急斜面は底づきのないパフパフ状態で最高。3回も登り返して楽しんでしまった。

   



 



 



 

14.03.29-30 奥志賀高原スキー場BCスキー下見

By , 2014年3月29日 8:38 PM

友人のテレマーカーのSさんが奥志賀高原スキー場のBC情報を仕入れたと言うのでその下見に出かけた。宿でBCのことを聞くとリフトを使って入れる3つのコースを紹介された。奥志賀高原スキー場はスノーボード禁止のスキー場なので競争率が低い中を宿のオーナーは楽しんでいるようだ。BCには山頂から入ってゲレンデ復帰がしやすく、パウダー遊びにはいい条件のところだった。樹林の濃さが気になったが開けている所があるのでそこを狙えば楽しめそうである。樹林帯は雪がいい状態で保存されるので1~2月はいいと思う。当日は気温が高く、雪はモナカ状態で曲がらない、滑らないで日でまた樹林の濃いところに入り過ぎて戻るのに苦労したりと下調べは疲れました。

この辺から入るのかな?

木が多すぎでしょ

見つけました秘密の斜面

 

14.03.22 大戸沢岳

By , 2014年3月22日 8:25 PM

昨日の会津駒ヶ岳は雪と風の一日だったが今日は風はあるがいい天気。会津駒、大戸沢岳の駐車スペースは一杯で駐車スペース捜しで9:00と遅めスタートになった。下大戸沢を右手に見ながら尾根ルートをとる。先行者のトレースを使い楽に登って行ったが1200mを過ぎると尾根上の雪が風で飛ばされていて、固い面が目立つようになって来た。これでは尾根上を滑っても面白くない。地図をみると1600mまで登れば沢に滑り込める所があり、そこで判断することにする。1620mで登りを終え、ピットチェックで問題なしと判断し、桑場小沢方面に滑り降りて下大戸沢に滑り込むルートを行く。尾根から滑り降りると誠に良いパウダーで申し分なし。ところが風が当たる場所は雪が飛ばされ固い面になっていて、Iさんがその面に足を取られ転倒。木に体をぶつけてしまう。しばらく動けない様子だったが何とか滑れるようなので、みんなで荷物を分担して持つ。ターンをせず、楽に行けるようにトラバースラインを取って移動する。一番手が楽なラインを作り、Iさんを二番手に滑ってもらい他は後ろからフォローに入れるような体制で進む。下大戸沢に入ると平坦になり、ひと安心。駐車場所に行くには登りのルートと沢渡りのルートがあって最短で行ける沢渡りをして無事に下山した。ゲッソリしていたIさんで在ったが徐々に気持ちが元気になり、帰宅後の診察の結果は打撲のみと報告があってあ~良かった。

Tさん、久しぶりのピットチェックに戸惑ってます。

2日続けてのパウダー

新人さん、スプレー上げて楽しそう

渡渉のオマケがつきました。

14.03.21 会津駒ヶ岳

By , 2014年3月21日 8:18 PM

低気圧の影響で朝から雪、風と天候が悪いが行けるところま登ることにする。登って行くと尾根の取り付きはクラストした斜面が続き困難であった。尾根に上がると樹林帯のなかは時折強い風が吹くが風が弱まり、視界があるので登り続ける。1690mまで登ってここから往路(登山道上)を滑り戻る。登っている間の降雪でトレースは消える程、雪が積り帰りは3月とは思えない乾雪のパウダーでした。1350mまで降りそこから往路から外れて会長オリジナルルートでパウダーを狙う尾根から外れてしまい、沢に入ってしまった。沢沿いをトラバースして戻ったがデブリ跡を超えたりして結構大変でした。

1690m地点。雪、風強くてもみんな元気

尾根上を滑る

いい感じでしょ

尾根でのパウダーのあとは沢の中でルートファインディング

14.03.08-09 天元台~大沢下り(0308)

By , 2014年3月8日 8:13 PM

木曜からの寒波でこの週末はパウダーを楽しめた方もいたでしょう。しかし私達は極上パウダーなのにガスに巻かれてのトホホなツアーでした。ルートは天元台スキー場トップから中大巓~藤十郎~明月荘~吾妻山麓放牧場~奥羽本線大沢駅に抜けるロングルート。しかも一般ルートでなくMさんが試してみたかったオリジナルルートに行って見たところ、樹林(ハイマツ)が濃くて滑るラインが無く、ツリーホールで出来た段差を降りながら進むようなところでした。このまま進んでもガスでルートを見失う可能性が出てきたので安全圏の林道に最短で出る沢沿いのルートを取る。ここは極上パウダーであったが、段差地形に落ちたり、滝を通過するためスキーを外す場面があったり一番楽しく滑れた場所であったが緊張したところでもあった。林道に出ると道の形が分からない程、雪に覆われてスキーで滑れる状態なくラッセルは必須。ところがタイミングよく途中まで一緒であった都岳連のパーティ14名がちょうど降りて来てくれたおかげで大沢まで8.5kmのラッセルは楽に進めた。17:30、大小屋の集落に着き、呼んでおいたタクシーに乗りツアーは終了した。米沢駅に戻り車で五色温泉行き、温泉と米沢牛を堪能したのが20:00過ぎ。一日よく遊びました。

稜線上。

ちょっと恐い沢の中を滑る

極上パウダーだよー

五色温泉はひなびたいい感じのお宿

14.03.01-03 北海道パウダートリップ

By , 2014年3月1日 8:00 PM

パウダーを求めて北海道のノマドガイドツアーに行って来ました。雪が1週間程,降っていないとのことで、パウダーは望めない思いで始まりましたがそこはガイドさん3日間、楽しませてくれました。

初日はルスツスキー場に行きMt・イゾラからBC入る。そこは洞爺湖を望みながら滑れ、しかも雪が降っていなかったのがウソのようなサクサクの雪が待ってました。いやいや、北海道やるものです



 

 

 

 

 
2日目:羊蹄山でのBCスキー。私達は一番高度が稼げる(標高400m)京極登山口から登る。昨夜、降雪があったようでいい感じで登って行けた。そてでも五合目を過ぎたところから固い面に乗った雪が滑るようになり登りづらくなる。クトーを忘れて来た私はスリップにビビリながら皆に付いて行く。最後はツボ足で登り6合目1300mで登りを終えて沢に移動する。沢の中はパウダーであったが止まると弱層が感じられてちょっと気持ち悪い感じだった。高低差400m程滑り降り、トラバースで尾根に戻って一休み。あとは樹林帯を滑り降り登山口に戻った。登って来た尾根上は固い斜面で、ただの往復ルートを取ると楽しくない滑りになると思っていたが良くないコンディションでも良いルートを滑らせてくれるガイドさんは助かります。この日は五色温泉の自炊棟に泊まって温泉と宴会を楽しむのだ。

 


 

 

 

 

 

最終日は新見温泉にから目国内岳(めくんないだけ)に向かう。目国内岳は1200mの山で私達は862mピーク周辺を何本か登り返して滑る予定だ。ダケカンバのの森を登り862mピークに出て一本滑り登り返し、別の斜面を滑る。ダケカンバの森はいい樹間でツリーランが楽しい。くるぶし程の新雪であったが気持ちよく滑り終えました。

埋まるようなパウダーには当たらなかったが北海道は本州とは感じが違い新鮮な感じで3日間を過ごせた。知らない地域ではガイドさんがいると効率のいい行動が取れて有意義で来年の企画に期待したいです。

862ピーク

 

こんな感じのとこで遊びました



こんなとこ落ちちゃダメですよ

14.02.22-23 テントで山スキー

By , 2014年2月22日 7:53 PM

テント泊もいいんじゃないと”テントで山スキー”計画を立て5名で行って来ました。場所は黒姫山の西側の麓にある大ダルミという湿地の平原で駐車場所の戸隠大橋から3時間程で着き、佐渡山と黒姫山が両側にあり山スキーで遊ぶにはいい所です。11:30に大ダルミに着いてテント設営後、佐渡山東がわの1739mのピークまで登りそこから北東斜面を滑って来た。午後にも関わらず雪の状態が良くちょっとしたパウダーランを楽しんで天場に滑込み今日の行動は終了。あとはテントで宴会を楽しました。カリカリベーコンのチリポテト、山屋定番のペミカンカレー、スイーツはドライバナナのクランブルなど豪華な夕食を堪能した。翌日は御巣鷹山(小黒姫)を目指す。黒姫山外輪山内側にある2046mのピークが御巣鷹山で夏道は無いので山スキーではの山である。御巣鷹山はシラビソに覆われた山で南側に疎林の斜面が有り、そこを滑るのだがクラストしていて滑りはいまいちであった。外輪山の中の樹林帯を滑り降り、適当なところでトラバースで天場に向かう。樹林帯のためテントを目視で探すのは困難であったがGPSによりピンポイントでテントに滑り込むことができ、いい感じでツーリングを終了した。今回はルートを捜し、登って、滑ってと山スキーを要素を十分に楽しみテント泊で一日中楽しんだ山行はいいものでした。(山行日:2月22、23日)

大ダルミの雪原

天場。出発準備

初日の佐渡山の斜面

御巣鷹山の斜面を見上げる

外輪山の中の下り