今シーズンは雪が遅く1月の野沢温泉スキー場周辺山スキーは積雪が無く山に入る事は出来ないと思っていたが年末の寒波のおかげでヤブが埋まり、山を滑ることが出来た。初日はいつもの裏山BC遊び。今日は1日晴れるので雪が悪くなる前に一番奥の南斜面を滑り、登り返して北斜面を何本か滑る計画とした。南斜面へは鞍部まで滑り降りてから南斜面にあるピークに向かって登り返す。10時ぐらいにピークに到着し、さっそく滑り出す。2日前から降雪は無く、雪が沈んでいる状態でサラサラではないが、まずまずの雪質。すね程のパウダー滑りを楽しむ。登り返して北斜面を滑るとこちら側は雪が軽く、同じすねパウダーでもターンが軽く気持ちいい。北斜面はいい雪が残っていますね。
天気がよいと気分がいい
雪はまずまず
2日目は毛無山の西斜面に入ってみた。地形図を見るといくつかの沢が合流しひとつになって終わる沢地形であることが分かる。斜度があり雪崩が集中し易い場所と見ていたので入る機会が無かったが昨日の山の状況から雪崩れることは無いと判断して入ってみることにした。斜面に入るとすぐに沢地形になる。地形図で想像していたよりも狭く、スキー、ボードのトレース跡で斜面は荒れている。ヤブも残っていてターンを楽しむことなく下ると透過型砂防堰堤に突き当たった。堰堤の横を抜けると道に乗れて里のゲレンデに到着した。里まで1時間とアッという間の山スキーであった。
始めはヤブが少ない?
だんだん狭くなりヤブもあり
堰堤についてBCは終わった
自転車をバックに入れて公共機関で移動することを輪行といって自転車で旅をするのに便利なシステムがある。遠くに行っても輪行バックに自転車を入れて電車で戻ってくればいいから都合がいい。輪行して山の近くの駅で降りて山を走って自宅に戻ってくる60kmのツーリングだ。
山サイの時は登山者がいない朝早い時間帯に山に入っているが寒いのが嫌で遅めに行ったらそれなりに人がいて、自転車は場違いな感じの視線を浴びてしまった。人が多いメインルートは自転車から下りて人が通りすぎるのを待つことが多いのでちょっとストレス。メインルートから離れると人がいなく止まらずに走れたがここでもトレランの人と遭遇する。以前と比べて意外なところでも人と会い、山サイするのも場所がだんだん無くなってきたと感じた日になった。
駅で自転車を組みたて走り出す
丁度、電車がきたので1枚
大菩薩峠~滝子山の縦走は機会が合わず計画を寝かしていた。週末にかけて天気が続く予報と知り、思い立って休暇を取って行くことに決めた。 行程はちょっと長めの10時間でバスの到着時間の関係で歩き出しが遅く、日のあるうちに下山は無理なので湯の沢峠の避難小屋で一泊する2日の計画とした。このコースは大菩薩峠から南下し、大月市が秀麗富獄十二景として富士山の景色を紹介している山をいくつも通るので富士山と紅葉とふたつを見て歩けるのである。甲斐大和駅からバスで上日川峠の着いて歩き出しが11時近く。大菩薩峠の紅葉は後半に入っていたが秋の深まりを感じながら縦走を楽しむ。大菩薩峠から先はピークをいくつか越えて湯の沢峠についたのが16時近くだった。避難小屋は2人来ていて今日は3人の宿泊であった。
翌日、6:00前に歩き出す。朝の光、澄んだ空気と山で泊まるから感じる気持ちのいい1日の始まりだ日の出前は星空で天気が良いだろうと思っていたが雲がうっすらとかかってしまい朝日も富士山もきれいに見ることが出来ずに残念であったがカヤトの尾根道は見晴らしが良くこれから行く山々が見えるのがいい。最後のピークになる滝子山に着いても南の空は曇りがちで富士山を見ることが無かったが富士山の展望は次回に取っておくと決めて滝子山から下山した。(2019年11月2,3日)
大菩薩峠からはカヤトの尾根道が続く
朝の陽ざしはいいね
先週に引き続き、山岳サイクリングに行って来た。秋は汗だくにならず、紅葉があって自転車にはいい季節だ。
駐車場所から林道を上がっていく、高低差700m、10km道のりた。坂の途中で止まると再発進が辛いので休まずに登り、1時間半で山道の入口に着いた。一息入れてから自転車を担いで尾根に出るとアップダウンが緩くしばらく乗って進むことが出来た。山頂下から担いで登ると山頂だ。山頂から乗って下りたいところだが出だしが急で乗車せず降りる。適度な斜度になったところから自転車で降り出す。途中のピークや急坂は担いで通過しながら可能な限り乘って下っていく。乗車率が70%ぐらいで楽しめる尾根である。全行程17.5km、4時間の半日で十分楽しんだ。
最近の週末はふらっと行ける「漁港でお魚昼ごはんサイクリング」で過ごしていた。今日は1日秋晴れというので山岳サイクリング(山サイ)に行くことを思いついた。記録を見たら3年ぶり、久しぶりなので車で2時間ほどの半日ルートの山にした。
この山はマイナーな山であまり人に会うこともなく、山道走りを楽しめたところであったがトレイルランナーの多いことにびっくりした。自転車で下れる山道は走りやすいと思うがこんなにトレイルランナーが入り込んでいるのでは秘かな遊び場所がまた減ってしまったと感じてしまう。また、今年の台風の影響で斜面の樹が根元から倒れて山道がふさがれている場所もあり走れる区間が減っていたことも残念だった。
山はいろいろと変わって行くけれど、山サイはやっぱり楽しい。
根こそぎ倒れているので担いで通過する
6月は沢歩きで計画書を出しているが目的は渓流釣りである。新たな場所に行ってみたがぱっとしない釣行が続いた6月だった。情報不足、タイミングが悪かったのか?・・・6月の活動報告です。
御馬谷(初見)
早川の支流で雨畑ダムの奥にある御馬谷は多少歩くが源流釣り気分を味わえる場所だ。渓相が良く、良いポイントがたくさんあるのだが魚が全く出ず、1尾掛かったがばらしてしまう結果。魚はどこ?の御馬谷であった。
徳和川
よく来る笛吹川水系の川。堰堤が多いのでいい感じではないがこの日はリズムよく釣れ、5匹釣り上げていい印象の半日であった。
馬曲川
野沢温泉から馬曲温泉への山スキールートの降り口にある川で山スキーできたことがあるのでのぞきに行った。車で林道を上がっていくと釣り人がいたので期待するが川に下りたところが悪かったのか木が低く、竿が振りづらいのでさっさと釣りをあきらめる。
南相木川と三川
20年ぐらい前に本で知っていた川でその情報を頼りに行ってみた。南相木川は里川でチャラ瀬続きの川でポイントらしいところがなく,早々と場所を変える。上流部の三川に入ってみたが魚の出方が渋い。せっかく魚を掛けてもタモに入る前にばらすなど5匹掛けたうち2匹逃がすというさえない日で終わった。
丹沢の地図を見ていたら東丹沢に早戸大滝を見つけた。地図には日本の滝100選。落差50m。破線ルートで渡渉数回、増水時危険とある。おもしろそうなので竿を出しながら早戸大滝を目指す計画を立てた。場所は早戸川林道の終点の伝道から破線ルートの作業道を使って沢を詰めていくと早戸大滝だ。
早戸川林道は未舗装の時代オフロードバイクでよく走ったところで30年ぶりにバイクで行くことにした。自宅から1時間ちょっとで着いてしまう。東丹沢の奥なのに近いなあ。
バイクを止めたゲートから20分ほど歩き早戸川林道終点の伝道に着くと早戸大滝の案内板があり、片道90分と危険個所は十分注意と知らせてくれる。沢までの道は不安定な橋、ロープ箇所と破線ルートにありがちな箇所が出てくる。これらを慎重に通って沢に降りる。雷平までは破線ルートはあるが沢に入り竿を出しながら進む。沢は木に覆われてなく上が開けているので竿が振りやすく、毛鉤向きである。魚の反応が良く6尾釣ったところで雷平に着いた。
ここで原小屋沢と分れて大滝沢に入り沢幅が狭くなった先に早戸大滝があった。手前に6mの滝があり越えないと滝に近づけないなあと思って周りを見ると急な斜面にロープが下がった巻き道を発見。不安定な巻き道をたどり早戸大滝の落ち口に降りる。まぼろしの大滝と呼ばれる落差50mの滝は迫力満点。見に来てよかったと思った滝であった。
破線ルートの怖い橋
破線ルートの斜面
怖い橋2
ヤマメは15センチぐらい
昨年、甲武信ヶ岳を埼玉県側(真ノ沢林道)山梨県側(釜の沢)長野県側からと3方向から登る3本立て、登ってみようと計画をしたが長野県側から登るルートをやり残していた。昨年の宿題を終わらせるのと千曲川の源流域の釣りもしたかったので登山と釣りの2本立ての週末を過ごすことにした。
登山口がある毛木平から千曲川源流~甲武信ヶ岳~十文字小屋~毛木平に戻るルートは一滴の水から始まる千曲川の源流、山頂から富士山、満開を迎えた十文字小屋のシャクナゲと所々楽しめた。これで各県から登る甲武信ヶ岳登山企画は終了した。廃道の真の沢林道のルート、沢登りの釜の沢ルート、千曲川源流をめぐる毛木平ルートとどれも面白く、山頂へのアプローチを変えると山頂に着いたときの充実感が毎回違い、甲武信ヶ岳を3回も楽しめとした計画は自分なり満足したものになった。
山の上のほうはシャクナゲは咲き始めてました
十文字小屋の周りは満開。
高山地帯で見かけるホシガラス。意外なところで見てラッキー
甲武信ヶ岳は昼過ぎに下山したので午後に沢に入ってみた。
千曲川源流部
ふわりと毛鉤を打ち込むとパクリと食ってくれました。
この一匹で満足
午後の2時間ほどで4匹上げました。
あとは20センチクラスばかりでした