栗子山塊 摺上川烏川滑谷沢

By , 2017年8月30日 8:53 PM

滑谷沢を調べると栗子山に詰め上げる沢登りのルートと入渓点から下流に行き、滑谷沢を登り入渓点に戻るルートがあることを知った。イワナがいる沢で1泊し、釣りを楽しむ1周する計画を立てた。
今年の夏は日本中雨が降っているような天候が続いている。降水確率の低い日に合わせたが、結局降られてしまった。雨が降ったり止んだりの天候は昼近くになっても変わらないまま、天場予定地の滑谷沢出会いに着いた。台地はどこも湿って、たき火は厳しそう。これで雨が強くなったらビバーグは辛いので泊まらずに沢から出ようと決める。最悪、沢出口の天場適地で行動を終了しても良い。そう決めて滑谷沢の遡行を始める。イワナポイントがあちこちにあり、思ったところに毛鉤を入れるとイワナがしっかり釣れて面白い。滝が現れて、勢いのある瀑布を見ると釣りなんぞしていられない気持ちになる。3~6mのいくつかの滝を巻いて通過するが雨の中、ぬかるみのフリーソロの高巻きは緊張する。2時間程進むと滝は無くなり滑沢になった。地形図で確認すると沢出口にある林道の橋まで1時間程の場所に来ていることが分かりひと安心。時間は14時過ぎ、17:30には車に着くことが出来るだろう。今晩は米沢に泊まって、米沢牛だ。(2017.8.13)


滝はこんな感じや

滝はこんな感じや


こんなの

こんなの


高巻き中。6mぐらいの滝

高巻き中。6mぐらいの滝


小ぶりなイワナが多かった。

小ぶりなイワナが多かった。



 
 

沢に行くには明治時代にできた道、萬世大路を通る。当時の建造物を見てきた。

二ッ小屋トンネル。趣があるなあ

二ッ小屋トンネル。趣があるなあ


退渓場所の橋。これも古そう。

退渓場所の橋。これも古そう。

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