15-11-01 四方津御前山読図山行

By , 2015年11月1日 10:35 AM

山域・山名  四方津御前山三山(四方津御前山・栃穴御前山・鶴島御前山)
山行目的  読図・危険箇所通過・ロープワーク練習
山行期間  2015年11月01日(日帰り)
山行形態  一般登山
メンバー   N中(CL)、F田(SL)、I飛、F井、S田CU、K瀬、M岡(記録) 7名
天気     晴れ
ルート         151101四方津御前山三山(読図山行トラック)

記録    M岡
JR中央線四方津駅に朝8時15分に集合 1名体調不良で欠席の連絡を当日の朝にPCメールへ 誰がメールを見るのか バカタレ!! ブリッジ上部にて2班に分かれて出発しました。
以下F田さんからの記録を使います。

先日はお疲れ様でした。
標高からは想像できないミニウラマキ的なスリルにとんだ山で楽しかったですね。
読図やロープ出し等の時間も十分とることができ、充実した山行でした。

さて、事前に同定した地形図にログを入れたトラック図をお送りします。
トレッキングマップエディターで作成した地形図をカシミールで表示させましたが、
磁北線を一致させなかったために二重に表示されています。
しかし、地形図同士は縮尺、緯度経度とも精度よくキャリブレーションできたので、
トラックの精度は問題ないと思われます。

①赤:事前同定ルート(ウェイポイント ○、●、△)
②青:実際に歩いたログ(30mピッチで記録)
③P6~P10は尾根上ではなく、尾根の北側を巻きました。
④P19までは計画通りでしたが、P20までの計画ルートは家の間を通っており、計画がラフでした。
なお、ここで送電線の確認をしたことは、正しい読図が実践されたと思います。
④吊り橋前後は少々ずれがありますが、地形図の方が不正確菜のではないかと思われます。
⑤P37とP39の間から取りついていますが、現地で2番目の尾根か3番目かの迷いが如実に表れています。
⑥道迷いの2人はP40からの尾根(3番目)から降りてきて我々と遭遇した辺りも想像できます。
⑦⑥の直後に少し引き返して取りついた尾根は3番目の尾根ではなく、2番目の尾根だったことがわかります。
皆さんはどこを登っていると思っていましたか?
⑧その後、祠のある小ピークを過ぎ栃穴御前山、そしてウサギの耳岩から鶴島御前山までのルートは計画通りでしたが、
あれほどの厳しい急なアップダウンや両側が切り立った痩せ尾根があるとは想像外でした。
⑨鶴島御前山以降は踏み跡もしっかりあり、計画通りでしたがP52の顕著な尾根分岐は確定できませんでした。

【考 察】
GPSで検証できることは、自分の思いこみと実際との違い、が改めて実感できてなかなか良いですね。
コンター(等高線)間隔と斜度の感覚は、雪の斜面ではある程度想像できていたつもりですが、今回改めて再認識できました。
また、高度計はこまめなキャリブレーションが必要、さらにメーカーによりタイムラグや誤差の範囲が異なるということも学びました。
さらには、ロープワークの訓練が実践で応用できたことが収穫でした。次週のレスキュー訓練が益々楽しみになりました。
皆さんはいかがでしたか?

次回は山スキーでの読図でスキルアップしましょう。


8:06  四方津駅からブリッジ

8:06 四方津駅からブリッジ


9:08  スタート後住宅地を歩き

9:08 スタート後住宅地を歩き


9:10   石の公園 この先が登山口

9:10 石の公園 この先が登山口


8:21   ルーファイ後に登山口から

8:21 ルーファイ後に登山口から


9:58   四方津御前山

9:58 四方津御前山


10:18   電波塔

10:18 電波塔


10:28   電波塔先の岩場

10:28 電波塔先の岩場


11:28   危険箇所通過

11:28 危険箇所通過

11:55  学校前から電波塔方面
11:21   吊り橋への道の入口リボン

11:21 吊り橋への道の入口リボン

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