11.05.06-07 北海道十勝 富良野岳下部と美瑛岳 山スキー

By , 2011年5月5日 2:36 PM



三尾彰 朝倉佳文 白銀荘の常連さん6名

十勝温泉の白銀荘の5月4日の朝は新雪の世界であった。さすが北海道である。

白銀荘の主である三浦さんのご厚意で彼からのツアーに2日参加させていただいた。

白銀荘は自炊の宿で近代的な設備であった。自炊の仲間に入れていただき感謝申し上げます。

4日は降雪のために富良野岳の短い下半分を登り滑った。

ザラメの上に新雪があり北海道初すべりを楽しんだ、午後には宿に帰ってきて長い宴会が始まった。

午後から晴れてきてはるか遠くに魚のしっぽのような美瑛岳が見えた。



美瑛岳はふつう2日かけて登るようだが今回は1日で上るという計画である。

5日は朝から快晴無風で文句のない天候に迎えられた。

車で展望台まで上り、勉強のために同行するチャック氏を待つ。

みなさんご高齢なのだが体力とスキー技術は1級であり、ついていくのが精いっぱいであった。

いくつかの沢を少しずつ上って横断し、狙っている尾根に取りつく。

急傾斜になってくると山頂が近く、クトーを付ける指示が出たが北海道をなめていた私は用意がなくツボ足になる。



キックもうまくいかなくなってきたのでリタイア宣言をしたがリーダー許してくれない。

チャック氏がシャベルで作ってくれたバケツを使って山頂に立つことができた。

十勝のへそで周囲を見渡す心は幸せだった。

氷化した急斜面を先頭はダウンヒルのように落っこちていく、

最初は横滑りから入りこの季節では日本で一番素晴らしい斜面をいただく。

とにかく長く傾斜が良い。素晴らしい仲間に入れてくれたことに感謝する。

さて下半分はまたまた長い樹林が待っていた、厳冬期は樹林パウダーができるところだそうだ、

本来はまた車デポの展望台まで戻るはずだが宿の車にピックアップしていただき、大変滑りに専念することができた。

車道まで下りて振り返ると美しい美瑛岳が微笑んでいた。 by mio

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