10.12.24-26 かぐら山スキー
2010年12月24日(夜)~26日(日)
メンバー L目をきらきらさせた人、かもめさん、ロークさん、事務局長、板・ビンディング・靴を新調した人、私の計6人
24日(金)午後11時30分~0時30分 ぎえもん着
25日(土)7:00起床 かぐらスキー場から中の芝ほかゲレンデ16:00まで
26日(日)7:00起床 かぐらスキー場から中の芝~田代スキー場 13:30まで
今シーズン初めての山スキー、天気予報では、クリスマス寒波で、1m以上の積雪があるとのこと。今年は、早々に冬がくるとの予報だったが、どこへ行っても雪不足の便りばかりだ。今回は、パウダー超期待感いっぱいでクリスマスイブの夜を出発した。
宿へついてみると、急遽メンバーに加わったらしいロークさんがいてびっくり。夜遅くまで、宴会は続いた。
クリスマスの朝は、宿のおねえさんの声で起こされた。外は、クリスマス寒波はどこへやら。多少雪はちらついているが、時折薄日まで差してくる。雪よ、もっと降れ。
ロープウェイは順調で、あまり待たされることもなかったが、山はブッシュだらけだ。リフトに乗ってゲレンデを見れば、ピステンが入っていない場所を発見。そこを何本かやることにして、ちょいパウを味わった。かもめさんの提案で、中尾根はブッシュだらけだけど、中の芝からのスキーコースは大丈夫だろうということで、中の芝まで行くこととなった。こんな状況でも先行者はいるもので、バッチリとトレースがついている。ただ、木と木の間を縫うようにしてつけられているので、効率は非常に悪い。それでも、何とか中の芝に着くと、上から数人が降りてきた。ここから上は、斜度がなく、滑れなかったとのこと。ここからやっと滑れると喜んでいた。
ここで、CTを実施。40cm以上新雪で3回たたいただけで、亀裂が入った。イージー。一人ずつ滑ることを決定。スキーコースは、もう結構食われていたので、リフト下をすべることとした。目をきらきら輝かせた、いつもの人がファーストトラック。奇声を発し、顔パフ、顔パフと大満足のようだ。リフト乗り場まで、みんなご機嫌滑走が続いた。ここから谷へシュプールが続いていたので、谷へ滑り込んだのもつかの間、ブッシュに慄いたのかシュプールはあえなくここで終わり、スキーコースへ登るトレースがついていた。われらは勇敢な男達6人組、ブッシュの谷を恐れることもなく、谷へと突っ込んで言った。あとの男達の運命は、少しの労力を惜しんだがために、多大な労力を払う結果となったのだ。
昼間の格闘が尾を引いているのか、はたまた昨夜の飲みすぎか、宿での宴会も早々に床につく人続出。元気のいいかもめさんが、油性マジックで寝ている人にちょっかいをだして、クリスマスの夜を楽しんだ。
二日目は、快晴。昨夜は、大雪警報が発令されていたが、あまり積もった様子はない。ロープウェイ乗場で偶然にもTYG7のメンバーと遭遇。ぜんぜん山へ入る気がないらしく、ゲレンデ装備の軽装であった。われわれは、つわものなので、今日もフル装備で山へと向かった。今日は快晴のため、中尾根がくっきり見える。ブッシュだらけの中尾根だが、何本かのシュプールがもう描かれていた。われわれは、今日は中の芝から田代方面へとドロップする予定だ。中の芝で今日もCTチェック。昨日に比べ40cmも積雪が減っていた。雪の状況は、昨日と一緒、イージーだ。今日も一人ひとりですべることにする。
今回は、クリスマス寒波に裏切られ、大雪警報にだまされて、雪不足は解消されずじまいだったが、なかなかどうして、顔パフ、腰パフでバックカントリースキーを堪能することができた。シーズン初めの山スキーとしては、まずまずといったところかな。
私だけ、お先に失礼させていただき、湯沢駅のそばで、魚沼産コシヒカリと「ゆくとし、くるとし」というお酒を買って帰京。ひどい渋滞にもつかまらず順調に帰ってくることができた。
by masashi