10.11.06 奥多摩 サルギ尾根 御岳山

By , 2010年11月6日 9:50 PM

10-11-06 奥多摩 サルギ尾根~御岳山~大塚山~伝三郎尾根~古里駅

三尾彰(単独)

サルギ尾根は古い昭文社エアリアルマップには記載されていない、近頃は点線になっている、とにかく初めてのルートなので前もってGPSにルートをアップロードして準備をしておいた。

(情報)利用者の多い山域なので大きな東屋がいくつかあり利用価値がある。大塚山の山頂から丹三郎尾根に下る尾根は見晴らし良くビバークに最適である。

JR武蔵五日市駅8:30―9:30-バスー上養沢神社10:15――高岩山11:45――上高岩山(展望台・東屋)12:30――大塚山13:30――丹三郎尾根――古里駅15:10

神社裏には立派な標識が

11月6日武蔵五日市駅に着いてバス停に並ぶ、長蛇で案内がなく不安になる。西東京バス担当者が現れるが案内は徹底されていない。せめて拡声器ぐらいもってほしい。半分は三頭山に向かうバスに乗った、養沢方面は小型バスが最後に出た。最終のバス停には私と2人連れの2組だけであった。さて神社でお参りを済ませてからサルギ尾根の道の入り口はと神社の裏手をみるとなんと、道標が高岩山と出ているし階段まである、楽ではあるが拍子抜けする。やはり藪山は日光草根無山から念仏小屋までお預けか。奥多摩で適当な藪山を想像していたのが間違いだった。しかし、金毘羅尾根や馬頭刈尾根は人が多いが誰もいなかった。最初から道はよく踏まれているので安心だ、最初は急登で苦しいが視界が出てくると、日の出山や御岳山が見えてくる。紅葉は盛りつもりだったがそれほどではなかった。

上高岩山の東屋展望台から高岩山を望む


サルギ尾根は上高岩山が東屋の展望台になっていていった。ここからエアリアマップの実線になる。芥峠(あくたとうげ)からは、道はでこぼこもなく山道ではなくなる。一気に人が増える、山スカ女子もいました。水場で水を飲んでいると、この水は飲めるのか聞いてくるので、はいと答えた、ヤッホーと叫んでいた。今時めずらしい忘れられてしまった素朴さに感激する。本当に楽しそうである。視界は新宿まで見える無風快晴の好天。
大塚山に向かうと人は少なく静けさを取り戻す、山頂から丹三郎尾根に向かう直下に大きな東屋があった、無駄な物を作っていると思ったが、周辺を囲い床を作り断熱材で補強したら避難小屋になる。また、山頂付近の尾根はビバークしたら気持ちいいなと思わせる所だった、ケーブルから近い、高低差がないから訓練や宴会山行には適地だ。

バス終点上養沢

丹三郎尾根を下り始めると、一人2時になるのに登ってくる人がいるので声をかけると、明日、香港に帰る女性で今日は新宿に帰らなくてはならないという、簡単な概念図を持っている、ライトをもっていないのでこれからのルートとケーブルで降りるようにアドバイスする。
かなり尾根をくだり、里が見えてきたときにまたしても、外人が丸腰で登ってきたが無視して下る。登山口のトイレで女性登山者が「暗くなると危ないから途中で帰るよう」に言ったと話し合っていたので安心した。私も韓国で夕方のフライトで帰国するのに、その日にネットの情報で山に登っているのと同じかと思った。

古里駅の前にあるセブンイレブン隣の食堂に入りビールと餃子を食べたが地雷でした。

by mio

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