12月になると低山歩きが楽しい時期だ。富士山と駿河湾の展望を楽しみに沼津アルプスを歩いて来た。沼津港で海の幸を味わうつもりで沼津アルプス終点の多比から北上し、沼津アルプス全山縦走せずに途中で下山する行程とした。沼津アルプスは7山7峠でアップダウンが多くなかなか歩きごたえのあるハイキングコースだが、整備がされていて、エスケープルートも多いので安心して行ける。晴れた日に行って富士山、駿河湾の展望を満喫してください。
もう一つの目的の沼津港グルメ。お目得ての”丸天”は15人ほど順番待ち。25年前ぐらい前から沼津に来たら丸天でボリュームのある海の幸メニューを楽しんできたが沼津港が小奇麗になってから入る機会を無くしてしまった。今回は諦めて他のところで金目鯛定食を味わって来た。次回は深海魚水族館と込みで沼津に来るとしよう。
(山行日:2015.12.5)
静岡県からの富士山。雪が少ないかな |
駿河湾。海の見える山はいいな |
こんな案内板で始まる沼津アルプス |
金目鯛の煮つけとフライの金目鯛定食。ごちそうさまでした。 |
中央線大月駅の南北には富士山がきれいに見える山がいくつかある。その中に扇山、百蔵山があり2つの山を縦走して来た。いや~富士山の存在感はすごいですね。富士山があるとその展望が素晴らしいものになってしまうんですね。さすが日本一の山。富士山は山梨側が見え、吉田大沢が見えるので、あそこを滑ったかと思いながら展望を楽しんでいましたよ。
冬枯れが始まり出した山道は樹々の間からい色付いた山々がチラチラ見ながら歩き、落ち葉をサクサク踏みしめてこの時期の低山ハイクの良さを味わった山行であった。2015.11.21 鳥沢駅~扇山~百蔵山~猿橋駅 約16km 6時間
縦走路は落ち葉の道 |
サクサクと歩く音がいい |
山サイはおもしろいなぁ。苦労して峠まで上がり、山道に入りマウンティンバイクで走るのがとっても楽しい。ちょっと失敗をすると斜面から落ちる危険はあるが自分の技術で山道をこなしていくのがいいのかな。近場の武蔵五日市にある山を走ってきました。1年ぶりなので担がないで林道を峠まで走って山道に入る21kmの半日コース。1時間程の峠登り、石の多いガレた路面もそこそこクリヤしてまだ出来るじゃんと楽しく走り終えることが出来た。
大月観光教会のHPを見ると秀麗富嶽十二景として富士山を望む風景が見える山を紹介している。その中の高畑山、倉岳山は中央線の鳥沢駅と梁川駅を始点、終点として5時間ぐらいの周遊ルートで歩ける。天気予報は曇りのち晴れ、まあ大丈夫かなと思い、富士山を期待して出かけたが曇って富士山は見えなかった残念。次の機会を計画してまた来よう。この時期の低山は紅葉から冬枯れと山を歩いていて気持ちのいい時期は私のお気に入りの季節だ。(PCに移す際、写真消してしまったぁ。飲んでからやるとだめね)
自宅から540kmは遠い。栗駒山近くの須山湖キャンプ場に夕方に着いた。 紅葉は風でかなり落ちていると聞く。残念な気持ちになったが明日に期待して今日はキャンプを楽しむとする。
30年使っているコッヘルで飯を炊く |
夜は更けていく。 |
10/4(日)8:00に須川温泉駐車場に行くと混雑して駐車スペースが無くなる直前であった。登山者の多さにびっくりである。登山道入ると渋滞しているので焦らずに登る。山は赤、黄色、緑と3色が混じり合い、実にきれいである。葉の落ちている斜面もあるがまだ十分に秋の山を楽しめる。山頂は360見渡せ、栗駒山の尾根の紅葉を楽しませてくれ東北の山深さを教えてくれる景色である。ただし人の多さは高尾山のようだ。人が多くのんびりと休憩できる状況でないのでさっと休んで下山に移る。うぶ沼に向かう北東斜面を下る。この斜面は葉が落ち初冬の風景になっていたが斜面の方向が変わると色とりどりの風景が広がり飽きの来ない山を楽しめた。
名残ヶ原から見る栗駒山 |
山頂は人でいっぱい |
色とりどりの紅葉① |
色とりどりの紅葉② |
9/27(日)~10/1(木)にかけて屋久島に行って来た。滞在中はずっと雨で「1カ月に35日、雨が降る」と言われることを実感してきた。屋久杉、宮之浦岳に行ける縦走ルートを考えたがバスの時間待ちが無駄になるので屋久杉は見ないで宮之浦岳の往復とした。宮之浦岳登山は雨の山行であったが苔むした道、巨木の森、巨岩に靄がかかり味わいのある風景を見ることができた。でも、山頂から連なる山々、広がる海を見たかったなぁ。
何も見えなかった山頂 |
霞む宮之浦岳 |
山には色々な巨岩がある |
森を歩くと立派な樹々が多い |
もののけ姫をイメージしたという苔の森
戸隠山山行はCTさんのダブルブッキングで人数が減り中止なったので日帰りの乾徳山にHMさんと行って来た。一般的には山頂往復だが、破線ルートを含む周回縦走ルートとした。
徳和から歩き始め、20分程で登山道に入る。扇平までは一般登山道で途中に銀晶水、錦晶水と水場が2つあり一息入れるのに最適だ。歩き始めて2時間半、扇平に着く。ここはカヤトが広がり、見晴らしがよく解放感のあるところだ。これから乾徳山の岩稜帯に入る。樹林帯を登り、鎖場の岩場を進み、天狗岩のクラックルートを登ると山頂だ。今日は雲が低く、展望が無いのが残念。ここからの富士山はなかなかいいのだけれども。
錦晶水の水場 |
10mの天狗岩クラックルート |
山頂から黒金山まで行き、破線ルートに入る。広い尾根の踏み跡は薄く、倒木が多くルートをロストしやすいがコンパスで確認しながら進めば問題はない。苔むした原生林を進んでいくと笹原の大ダオの鞍部に着く。乾徳山、縦走した尾根が見えて歩いて来たことを実感できる。
コメツガ、シラビソ原生林を歩く |
大ダオ。左にあるのが乾徳山 |
大ダオは徳和川の源流上部に当たり、地図上では沢沿いを下るのでHMさんは楽勝と考えていたが破線ルートは一筋縄では行かなかった。
大ダオから下り始めると膝まであるクマザサと倒木で踏み跡をロストしてしまい、地形、草の生え方などで目星をつけては踏み跡に復帰する。迷いながら進んで行く。水の湧き出る源流部を過ぎ、しばらくすると水量は増え、支流からの水が入り込み沢となる。踏み跡は左岸から右岸へ右岸から左岸へと中州を横切るようにあるのだが、踏み跡はないに等しく自分の経験から判断して見つけていく。沢を渡るにも台風後で水量が多く、石飛をするにも苦労する。ここが一番の難所であった。何度かの沢渡をして左岸を歩くと堰堤に着く。堰堤を高巻きして越えると林道に出て1時間程で徳和に戻る。
9時間行程であったが初級破線ルートとして面白い山行であった。
徳和(6:10)~扇平(8:30)~乾徳山(9:30)~黒金山(11:15)~大ダオ(12:10)~東奥山窪(沢沿い)~徳和(15:00)
クマザサで足元が見えないので歩きずらい。 |
何度も何度も沢渡り |
HMさんがサクラシメジ採って来た。食べたら苦い。平気か?
Iさんと沢登りと縦走を楽しもうと折立~薬師沢小屋~赤木沢~黒部五郎キャンプ場~双六キャンプ場~新穂高温泉の山行計画を立てた。ロープ、ストーブ関係はIさん、テント、食糧関係が私と荷の分担したが夜行バスターミナルで集合した途端、荷が重く登れる気がしないとIさん。私も通常の縦走装備より重い。折立からの初日はコースタイム通りで薬師沢小屋に着くが私は治りかけていた風邪が悪くなり調子が良くない。Iさんはやっぱり荷が重く、自信がないなぁとお互い弱気になり赤木沢を止めて雲の平経由で新穂高温泉に向かう縦走に変更した。おっさんは欲張らず、沢登り、縦走と別々に計画を立て無理のない計画を立てようと思う。あとは金をかけて装備の軽量化ですね。
宿はワンポールテント、軽くて、広くて使えます。 |
双六岳かの下りでは槍がきれいに見えました |
久しぶりにお気に入りの乾徳山に行ってきた。奥地秩父山塊の南部、山梨県にあり山梨百名山のひとつにもなっている。乾徳山までの道は山の湧き水、広い草原の尾根、岩場と変化のある山歩きができるところがいい。山頂からは富士山をはじめ南アルプス、奥多摩の山々と360度の風景を楽しませてくれる山である。
下山ルートはいくつかあり、黒金山経由で下山するとちょっとした縦走気分を味わえ、破線ルートになっているので地図読みを楽しみに秋の紅葉時期にまた訪れたいと思う。