滑谷沢を調べると栗子山に詰め上げる沢登りのルートと入渓点から下流に行き、滑谷沢を登り入渓点に戻るルートがあることを知った。イワナがいる沢で1泊し、釣りを楽しむ1周する計画を立てた。
今年の夏は日本中雨が降っているような天候が続いている。降水確率の低い日に合わせたが、結局降られてしまった。雨が降ったり止んだりの天候は昼近くになっても変わらないまま、天場予定地の滑谷沢出会いに着いた。台地はどこも湿って、たき火は厳しそう。これで雨が強くなったらビバーグは辛いので泊まらずに沢から出ようと決める。最悪、沢出口の天場適地で行動を終了しても良い。そう決めて滑谷沢の遡行を始める。イワナポイントがあちこちにあり、思ったところに毛鉤を入れるとイワナがしっかり釣れて面白い。滝が現れて、勢いのある瀑布を見ると釣りなんぞしていられない気持ちになる。3~6mのいくつかの滝を巻いて通過するが雨の中、ぬかるみのフリーソロの高巻きは緊張する。2時間程進むと滝は無くなり滑沢になった。地形図で確認すると沢出口にある林道の橋まで1時間程の場所に来ていることが分かりひと安心。時間は14時過ぎ、17:30には車に着くことが出来るだろう。今晩は米沢に泊まって、米沢牛だ。(2017.8.13)
滝はこんな感じや |
こんなの |
高巻き中。6mぐらいの滝 |
小ぶりなイワナが多かった。
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沢に行くには明治時代にできた道、萬世大路を通る。当時の建造物を見てきた。
二ッ小屋トンネル。趣があるなあ |
退渓場所の橋。これも古そう。 |
甲武信ヶ岳ピークハントの第2回目は山梨県側から笛吹川東沢、釜の沢東俣の沢登りルートだ。沢で泊まり翌日に甲武信ヶ岳を目指す。沢のたき火目当ての4人が集まり5人パーティーとなった。釜の沢は白い花崗岩のナメ滝が多く、両門の滝は東と西からの支流が合流して見事な滝になっている。釜の沢と言えば千畳のナメと言われる場所は白いナメと樹々の緑の景観できれいなところもある。悪場所もなく沢の景観を楽しみながら遡行が出来た。、釜に落ちる技を見せてくれ楽しませてくれた。最後は甲武信小屋のポンプ小屋に着いて、作業道を上がり甲武信小屋で出るのでヤブもなくとても楽。荷物をデポし甲武信ヶ岳に登ったがやはり雲がかかり、展望無しで次のピークハント計画に期待しよう。下山は徳ちゃん新道で、3時間半あり駐車している西沢渓谷に着くころには十分疲れて沢旅は終わった。
遡行中はやたら滑るスラブ斜面のへつりでNさんは斜面上で沢靴を脱いで釜に落ちるという技を見せて皆をヒヤヒヤさせたり、2時間程雨の行動があったりといろいろありました。楽しみにしていたたき火は数日の雨で木が芯まで湿り火が点かず、2時間かけてのたき火の点火となった。その後は酒が進み、ポップコーン、焼き豚、チキンボーン、夏野菜カレー、焼きリンゴと十分すぎる品数が出てたき火を囲んで過ごすことが出来た。
千丈のナメ |
千丈のナメをとぼとぼと |
両門の滝ではしゃぎます |
天場です |
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甲武信ヶ岳は埼玉県、山梨県、長野県と3つの県から登ることに気づいた。第1弾として埼玉県から甲武信ヶ岳を目指すルートを計画した。入川渓谷~真ノ沢林道を使って行く、釣りと廃道歩きの旅だ。情報は2500地形図と釣りの記事で千丈ノ滝の吊り橋が無いことに情報のみで細かく調べずに出かけた。それが裏目に出て、千丈ノ滝の上に出て沢に下りてから必要以上に沢を進んでしまい時間切れ。前日泊まった柳小屋に行き返し甲武信ヶ岳ピークハント①は達成せずうーん残念。次の機会におあずけである。
第1目:入川渓流釣り場7:00~柳小屋10:00 柳小屋周辺釣り11:00~15:00
第2目:柳小屋6:30~真の沢 三段の滝まで釣り上がる。 真の沢林道入口9:15~千丈ノ滝11:00~12:30 千丈ノ滝~真の沢でルート捜し。柳小屋に戻る。
第3日目:柳小屋5:45~9:00 入川渓流釣り場。
柳小屋。なかなか快適でした。 |
千丈ノ滝の落ち口。 ここから道をロスト |
秩父イワナの特徴は赤いこと。種の保存を大切にしよう。今回はみんなリリース。 |
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チビアマゴばかりでした
6時頃から竿を振っていたが出る魚は10センチクラスのチビアマゴばかりでサイズの良いのが釣れない。川が渇水ぎみでサイズのある魚は水深のある居心地の良いところに移動したのかな。チビアマゴを10匹程釣り、18センチのイワナが最後にかかり、良い印象で釣りが終わってあ~よかった。
イワナが釣れてよかった
今年の沢はじめは奥多摩、大丹波川、真名井沢を選んだ。ガイド本には1級で小滝が連続するとある。滝を適度に登れることを期待しての遡行だ。確かに滝は4,5mクラスで登れそうだが途中にプロテクションを取るところがなく上で失敗したらケガする高さ、40mロープの入ったザックが重くビビってしまい結局、巻きが多くなりちょっと残念だった。安全第一が沢の基本だからしょうがない。無難に遡行をこなした真名井沢でした。
メンバー:S木、M岡、F野、O川
行動時間:青梅線川井駅8:50~真名井沢入渓点10:00~遡行終了820m13:30~赤杭尾根14:30~古里駅16:30
鍋倉山の登って来た。雪の無い時期に行くと樹木が鬱蒼と茂って、どこを滑っているのだろう。冬は雪に覆われてしまうと思うと雪の多さに驚いてしまう。巨木の森を歩き、ブナの巨木の森太郎、森姫を見て山頂に行くルートを選ぶ。午後から雨の予報であったが宿でダラダラしていたら10:30の入山になり結局、降られてしまったが霧に霞むブナ林は趣があってなかなかいい雰囲気を出していた。
巨木の森① |
巨木の森② |
山頂近くにはイワカガミがさ入れました。 |
銀竜草。葉緑素を持たない植物。別名ユウレイタケ |
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野沢温泉でのタケノコ狩り
スキーがひと段落すると、毎年,野沢温泉でスキー仲間とタケノコ狩りをしてタケノコ尽くしを楽しんでいる。タケノコ尽くしを楽しむには山に行き、ヤブ漕ぎをしながらタケノコを取る。今年は鉛筆サイズの細いものが目立ち、いいサイズな見つからなかったが3時間程、ヤブに入って今晩のタケノコ尽くしには十分な量を取ってきた。焼きタケノコ、タケノコ汁、高野豆腐とタケノコの煮物、てんぷら、たけのこ御飯と年に1度のタケノコ尽くしを堪能できた。
竹ヤブに入るとこのようにタケノコが出ています。 |
今年の収穫。 |
食べるためには皮むきが必要。全部で2時間半かかりました。 |
焼きタケノコは採り立てがおいしい |
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テンカラのいい時期がやってきた。昨年に通った笛吹川上流部で2時間程竿を振ったがテンカラには不利な水量で川はドンブラコ状態で遡行もちょっとしんどい。早々、見切りをつけて支流の徳和川に移動した。徳和川は落ち込みの多いところだがすぐに堰堤に突き当たり、よろしくない。峡東漁協が放流をしているがこの環境では魚が育って行くには困難な感じの川だと思う。ここでは20センチアマゴ、15センチイワナを釣る。
午後は行き慣れた川に移動して15:00~17:30まで釣り歩いた。この川らしいサイズの10センチサイズを2匹釣る。昨年は良型が釣れたが今年はどうだろうか、またの機会の楽しみである。
20センチアマゴ |
15センチイワナ |
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第1日目(5/3) 今年は雪が多いようで新穂高温泉から左俣林道に入るとすぐに雪が出てきてスキーを履いてに快調に進む。林道を抜けてデブリがあちこちにある小池新道の斜面を弓折岳を目指して進み11:30ごろには弓折岳へ登る急斜面下に着いた。順調に進んでいると思ったがこの斜面が曲者だった。日差しと雪の照り返し、バックパックの重さが体にこたえる。暑く、一歩一歩が重い。後ろにいたM浦さんは安定した足取りで私を離して山頂のほうに消えていく。ひとり、ふたりと遅れて13:30、弓折岳に着いた。あ~しんどかった。ここからはアップダウンのある稜線をたどって双六小屋に向かうのが一般的だが私達は一度と双六谷に下ってから双六小屋を目指すことにする。一つ目の鞍部から滑り出したが湿雪でやたら雪が重い、ターンごとに雪のロールを落としながら降りる始末。300m降りただけでヘロヘロ感が増してしまった。シールを付け歩き出すが私とM(つ)さんの足取りが重く先頭の二人との距離がどんどん開いて行く。双六小屋への先行者も多かったし小屋に入れない場合を考えるとこの辺でビパーグもありと決めて、15:00行動を終了する。疲れていたが設営作業は楽しく、設営後はしかっり宴会に入り、暗くなる前の18:30に就寝する。
弓折岳の登り、かなり来てます。 |
楽しいビバーグ宴会でした。 |
第2日目(5/4) 寒さで眠れないこともなく、快適なビパーグだった。結露で濡れた装備を乾かしから出発して双六小屋には10:30に着く。1.5km、1時間の道のり、昨晩は小屋に2人しかいなかったようで、いやはやもう少しがんばればよかった。 風が無く、天気が無く天気が良いので外にいると気持ちがいい。昼ぐらいまで軽く飲みながら休む。皆は近くを滑りに行き、私は休養とそれぞれ過ごした。
第3日目(5/5) 小屋で2,3日前に降った雪で黒部五郎カールはスラブが起こりデブリ祭りとストップ雪の状態だったと聞き、黒部五郎の滑りが期待できないので三俣蓮華~弥助沢~モミ沢~双六小屋のコースに変更をする。朝は風があったが三俣蓮華に着くころには風がやんで天気は良く、山スキー日和になった。山頂に着くと元クラブ員のMさん、A坂夫妻に偶然出会い、びっくりである。いやいや世間は狭いなぁ。 夏は樹々に覆われた三俣蓮華からの斜面は雪で覆われて山頂から三俣蓮華小屋まで一枚バーンになっていて山頂から一気の滑り降りるが斜度が緩くなるとストップ雪に足を取られるのが残念であった。三俣蓮華小屋から黒部源流部に向かって滑ってから登り返して三俣小屋に戻り東側にある弥助沢に滑り込む。ここは思いっ切り湿雪でターンをすると斜面から雪が剥がれてロール状の塊になって落ち、それによってスラフが起きてスラフ一緒に滑ることになったりと大変であった。湯又川の合流地点まで行き、湯又川沢に沿って下ると登り返し地点の樅沢だ。2時間ほどこの沢を登り返して双六小屋に戻り一日の行動を終了した。
今回も槍ヶ岳を見ることが出来ました。 |
三俣蓮華小屋に向かって滑り込む |
三俣蓮華の一枚バーン |
弥助を滑り終わって |
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第4日目(5/6) 出発頃にはガスが小屋周辺まで降りて、雨もパラツキ出した。昨日までにぎやかだった天場には誰もいなく、賢い人たちは昨日のうちに下山している。6日は天気が午後から崩れる予報であったが山は崩れるのが早くガス、雨の下山となった。夏道ルートは稜線で風の影響を受けるのでに双六谷を下る。行きに下った斜面を登り返して弓折岳を目指すが結構な斜度である。M(あ)は先頭で黙々と急斜面を登って行く、なかなかのシールワークだ。そろそろ休もうと思ったところで稜線に出た。弓折岳はガスに覆われて視界が効かず地図とGPSで方向を確認してスタートする。ガスで視界の効かない斜面の入るとこの2,3日でできたトレース、スラフが入り交じりボコボコだ。雨で重たくなった雪をかき分けるように滑り降りる。この状況でもどんどん降りていく皆さん、御立派。大ノマ乗越からの斜面の合流点でガスが抜けて視界が広がり、皆で脱出した~!と言い合い一安心。この先はデブリだらけの斜面をあっち行き、こっち行きと右往左往しながら左俣林道に滑り込みと雪が消えるまでスキーで林道を移動し、新穂高温泉に10:50着。帰りは4時間半で戻ってきた。スキーって速いね。
月山の北尾根を下ると月の沢温泉がある。これが山スキーのルートになっている。温泉好きのNisshyさん企画で”山を降りたら温泉ね。月の沢温泉、北月山荘宿泊山行”は7人パーティで出かけてきた。
初日、寒河江PAで仮眠から目覚めると晴れては無いかまずますの天気。風が少し気になるが山行は問題ないだろうと期待して月山に向かうと雨が降っているではないか~!しばらく様子をみるが、雨、風はひどくなり、姥沢駐車場からは1台、また1台と車がいなくなっていく。
月山姥沢。雨、風、リフト動かずこんなはずではなかった。
本日は、クラゲの飼育で有名な加茂水族館でクラゲに癒してもらい、海の幸を食べようと鶴岡に下った。
カリフォルニアアシカのショーを楽しんで |
ミズクラゲに癒されました。 |
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翌日は月山の北尾根ルートの折口近くにある983ピークまで、偵察を兼ねての山スキーとなった。山を見るとツリーホールが大きく、所々雪が落ちている。ルートを見つけて尾根に上がると問題なく登り。983ピークから北月山荘までを滑り、半日の北月山荘の裏山遊びを楽しんで北月山ルート計画は終わった。
北月山荘の前で支度 |
目的のピークまで登り満足かな |
東北の 4月は冬と春の境目なのか天候が悪いときがあり3年前も撤退している。天候が落ち着く5月上旬ごろが良いと思うが雪が繋がらない年もあるので、山行時期の見極めが難しい。北月山荘に泊まることがNisshyさんはの目的だったので目的達成だが課題が残ってしまい、しばらくの間この計画は毎年出そうである。
西大嶺東斜面
私がテレマークスキーをするようになってからお世話になっている裏磐梯のペンションがある。そこはテレマークスキーの講習、スキーツアーを行っていてテレマーカーが集まる場所にもなっている。私に取って他のテレマーカーの滑りを見るいい機会になっている。
グランデコスキー場~大早稲沢山~小野川不動遊歩道入口の縦走ツアーと箕輪山ツアーがあると友人に誘われて参加をしてきた。ところが縦走ツアーはクラストに泣かされてタイムアウト、箕輪山は前日の状況からオープンバーンはクラストしていると判断し中止。変わりに西大嶺の東斜面を滑ることになった。登り始めはガスで視界が悪く心配であったが西大テンに着いた途端にガスが晴れて視界良好。斜面は脛まで沈む雪で4月としては贅沢な雪質。標高差120ほどの斜面を登り返し3回をして4月のパウダーランを楽しんできた。