HNさんが昨年より温めていた裏巻機旧ルートに行って来ました。なかなかハードな登山道で歩き応え十分でした。裏巻機渓谷の道を取水口まで行き、まずはクサリで取水口の底に降りてまたクサリで7mほど登り対岸に取り付く。ここから高巻きルートとなり、泥壁の急斜面を100mほど登り高巻いていく。鎖、トラロープが張ってある登り、下り、トラバースは急斜面で滑落に注意が必要ような所であった。ビビリが入りながら危険箇所をこなしてやっと南中尾沢に降りる。ここまでが行程の半分で裏巻機ルートの一番大変なところだった。
沢を渡渉し、牛ヶ岳への尾根に取り付くとまた急斜面の登りが始まる。所々にトラロープ箇所があるが道はしっかりしているので黙々と進んでいく。登山道は前半の高巻きルートからずっと下草狩りがしてあり悪場所の作業は大変だっただろうと頭が下がります。2.5時間程登ると草紅葉の始まった草原地帯になり、牛ヶ岳の紅葉、越後三山、黄金色に染まる六日町の田園地帯を見渡す事が出来、今までの苦労を忘れるような開放感のある風景であった。紅葉の風景を満喫しながら牛ヶ岳に向かい、15:40に着く。紅葉の始まった山頂周辺はとても気も良く、軽快な足取りで宿泊地の巻機山避難小屋へ向かった。
避難小屋には、井戸尾根ルートで登ってきたTN夫妻が到着を歓迎してくれ、小屋のスペースを確保して下さり、とても助かりました。裏巻機ルートの出来事を肴に酒を飲み、楽しい一日を締めくくった。
翌日は裏巻機山の新ルートを下る予定であったが、皆の気持ちが折れていたので井戸尾根を下り、TNさんの車で裏巻機山ルートのアプローチ口の五十嵐キャンプ場の天竺の里まで送ってもらい車に到着。
参加者:HN、KF、YS 9/27 5:30天竺の里駐車場~7:20取水口~9:50南中尾沢~15:40牛ヶ岳~16:20巻機山~17:00巻機山避難小屋 9/28 7:00避難小屋~10:40清水の駐車場
 裏巻機渓谷は下の廊下みたいでした。 |
 高巻きの始まり |
 壁のトラバース。 |
 沢まで急行下。 |
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 下刈した笹が滑って歩きづらかった。 |
 沢登り箇所もあったよ。 |
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 牛ヶ岳まであと少し |
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月山山頂から肘折温泉までは、山スキーでも滑られているところだ。山スキーの下見を目的としたCTさんの企画は山中で1泊して肘折温泉に向かい、温泉でのんびりする計画でしかも車をデポした姥沢まで宿が送ってくれるオマケ付きでした。
山行中はガスが出ていたり、雨に降られたりと前半は今ひとつの天気であったが肘折温泉へ下るに従い天候は良くなってきた。頂上東面の月ヶ原の草原は色付き始め、念仏ヶ原は秋の花が咲き、小岳を過ぎた辺りからはブナの森を歩くなど気持ちの良いルートであった。途中、清川の辺りで一泊したのも良く、Kさんがいい場所を知っていてタープで幕営するにはとても良いところで、清川でKKさん、YSがイワナを釣り、塩焼き、骨酒で夜の焚き火宴会はより楽しくなった。
山頂で月山神社で山行の安全を祈願したにも関わらず、下山日に2名がアクシデントに合ってしまい、いやーびっくり。詳細は例会で報告してもらいましょう。山行中、月山は雲に遮られみることは無かったがアクシデントに合っても怪我も無く、楽しく歩くことが出来た。最後の仕上げは温泉に入ってビールをぷはーで締めくくった.
9/13(土)8:00月山リフトトップ~10:00月山山頂~14:10清川橋 テント泊 9/14(日)7:30発~9:50小岳~13:50登山道出口(林道)~14:50大友屋旅館の車にピックアップしてもらい宿に行く。(メンバー:CTさん、KKさん、DIさん、TSさん、YS)
 登り始めはガスが出ていました。 |
 念仏平 |
 焚き火と岩魚は最高の組み合わせ |
台風11号の接近でクラブの山行が中止となり夏休みの予定がポッカリ空いてしまったので以前歩いた高山植物の花街道の雪倉岳、朝日岳の縦歩に行って来た。
8/12 蓮華温泉~白馬大池~白馬岳 頂上宿舎 白馬大池からの稜線歩きは断続的な風と雨に叩かれた。手や頭が寒い、低体温症はこんな時に起こるのだろうと考えながら歩く。天場も風が強く、バタバタする風の音で快適なテント泊ならずこの日は風せいで気分は盛り上がらない日だった。でも天場周辺の高山植物ガイドツアー(30分で無料)に参加して花々を観察出来たこは楽しかった。
8/13 白馬岳~雪倉岳~朝日小屋 青空が広がり、白馬岳から見える雪倉岳へ道に気分は盛り上がる。今日は高山植物の道を歩く。花の時期は終わりに近づいていたが十分楽しませてくれた。次回は花のいい時期に来ようと思う。午後からは曇り出し、ガスも出てきたがその頃には朝日小屋の天場に着いていたので今日はいい感じで行動を終えた。
8/14 朝日小屋~朝日岳~蓮華温泉 視界が悪くなる前に朝日岳に向かう、まだガスは出ていなく山頂からは妙高方面、剣方面とよく見え、早く登ってよかったと実感する。高山植物は五輪尾根の終わりまで楽しめるが五輪尾根とカモシカ坂は木道と階段の下りが白高地沢まで続き疲れるところだった。次に瀬戸川を渡り、急登を登り返すと兵馬ノ平の湿原に出ると蓮華温泉まで1時間の道のりであった。
台風が去り安心していたので予報天気図を確認せず、低気圧の停滞を知らずに山に入ったので天候にやられた感じだった。しかし昼には行動を終了する行程を組んでいたので午後に発生していたガスに合わずに済んで初日以外は楽しい山行であった。

先日、会員のKさんがイワナをフライフィッシングでポンポン釣るのを見て毛鉤釣り、テンカラがしたくなり伊那方面に渓流釣りに行って来た。7年ぶりに来た川は土砂は入り渓相が変わっており、釣れるのか不安だったが20cmクラスのアマゴを5本上げることができたので上機嫌。毛鉤釣りはおもしろいねー(2014/7/26)
山スキーで訪れたことがあるこの山域の無雪期の表情を見たくて縦行計画を立てたらTさん、IさんKさんの3人が参加となった。
朝、浄土平は晩の濃霧が消えて薄曇り、雨は昼からの予報を信じて予定通りに歩き出す。吾妻小富士、鎌沼、五色沼の風景を楽しみながら縦走路に向かう。五色沼から縦走路に入ると背丈程の笹に覆われ山道が見えない藪のような状態。まさかこれが東大巓の分岐までの5.4キロ続くとは思わなかった。雨が降り出し笹を掻き分けて歩く。4時間程で東大巓の分岐着いて藪とも別れる。ところが次に待っていたのは雨で水が沢のように溢れた山道だった。石は滑るし、道はじゃぶじゃぶで靴は半水没状態になるし、谷地平までの道のりも一苦労だった。宿泊地の谷地平避難小屋着き、濡れた衣類を着替えてやっとひと息ついて、1日の行動を終えた。雨、藪、水とちょっと面倒くさい状態だったが、それが面白おかしくしてくれた縦走であった。 2日目は浄土平への道をのんびりと歩く、姥ヶ原までは深い森を歩き、鎌池、酸ヶ平の湿原と気持ちよく歩いて山行は終了した。(2014/7/19-20)
 こんな縦走路が4時間続きました。 |
 烏帽子山の下りは岩が滑って嫌だった。 |
 標識があるのにヤブヤブでした |
1年ぶりに山サイに行って来た。場所は山梨県の柳沢峠から丹波山村に抜ける山道でここは自転車で漕げるところも有りクロスカントリー的な走りを楽しめる。T山に登ってからの下りは程よい斜度で楽しく山サイのたまらないところだ。T山から先は歩く人がほとんどいなく、地図上では破線ルートである。8年ぶりに走ったが後半のトラバース道は荒れて不明瞭な所があり、道をロストしてしまい、自転車を担いで登ったり下ったりとうろうろしてしまった。山道を出て車まで林道を走りのだが落石林道を覆って走れない区間が400mほど続き、すっきり終わらなかったのが残念だった。久しぶりの山サイであったが山道のいろいろなセクションをクリアしながら走るのはたまらない。
私のスキー仲間たちと野沢温泉スキー場へ竹の子狩りに行って来た。野沢温泉には私がスキーのときにお世話になっている宿が有って、竹の子狩りは毎年行なっている私達のイベントだ。今年はメンバーの都合で竹の子狩りの時期としては遅い日取りだったので少ししか取れなかったが、焼き竹の子、天ぷら、竹の子汁、竹の子ご飯と十分に堪能してきた。

5月いっぱいでスキーシーズンが終わり、6月からグリーンシーズンに入りましたね。グリーンシーズンらしく沢登りに行って来ました。メンバーは沢経験の少ないSさんとIさん。葛葉本谷は初級の沢で滝はほとんど登れるので初心者でも十分楽しめるところです。ところが今回は連日の雨で水量が多く、登れる滝も水量に負けて巻いて登るところもあったりとなかなか楽しませてくれました。最後の詰めは登り過ぎてガレ場に出てしまいちょっと苦労しましたが無事に三ノ塔に着き、沢登りを終了しました。

富士山、吉田大沢は良かったですよ。広い斜面をドーンと滑って気分爽快でした。しかし寒気が入り9合目当たりでガスの巻かれ、雹(ひょう)にまで降られる始末。山頂は諦め9合目から滑るがガスが薄くなったときを見計らって100mほど降るとガスが抜けてたところで一気2390mまで下ってひと休みしたらまたガスに巻かれてしまった。30分ほどして視界が開けたので大沢の左の尾根に向かい、行き見た登山道脇まで雪についている斜面を目指すが、これが失敗だった。尾根をトラバースして進むが最後は藪に遮られ、抜けるのに1時間以上かけてやっと登山道に出ることが出来た。滑り始めはガスと雹、滑り終わりは藪漕ぎとシーズンの終わりはスマートに終わらなかったなぁ。
 9合目でガスと雹に巻かれました |
 吉田大沢はでっかい斜面 |
 ここからが大変でした |
 一日遊んで満足満足 |
年に1度はみんなでワイワイ滑ろうと昨年から親睦会を兼ねて乗鞍岳の山スキーに来ている。この時期は雪がザラメで滑りも楽しく、暖かいので気楽にみんなで遊べるのがいいのだ。山頂まで行き、1本滑り、良さそうな斜面を登り返して滑り、富士見岳方面に回りそこからバス停のある位ヶ原へ滑り込んで終了したが1本登り返して滑ったので楽しく終えることが出来た。下山後は場所を移動して会長の別荘で宴会である。宴会では料理好きのメンバーが次々と品を出し、酔いもお腹も満たされていく。そのうち焚火がしたいと外で火を囲んでの飲みが始まり、夜が深まる。なんだかんだで朝から晩までたっぷり遊んだ一日だった。