Category: 縦走

甲武信ヶ岳ピークハント①再 真の沢林道

By , 2017年9月17日 7:37 PM

甲武信ヶ岳へは埼玉県の入川渓谷から甲武信ヶ岳に登る道に廃道となった真ノ沢林道がある。前回は千丈の滝まで行ったが沢を上がりすぎてルートを見失い敗退した。今回はその再チャレンジである。 1日目:入川渓流釣り場に車を止め、避難小屋の柳小屋まで行き午後はイワナ釣りを楽しむ。小屋の周りは釣りやすい場所のためか魚が少ない感じ。3時間で4匹、もう少し釣れるかと思っていたので残念。


柳小屋で1泊

柳小屋で1泊


こんなの釣れました

こんなの釣れました

2日目:今日は真ノ沢林道で甲武信ヶ岳に登る日だ。前回は千丈の滝で引き返したので今回は甲武信ヶ岳まで行くと気持ちを引き締める。真ノ沢林道に入ると指標の赤テープが新しくなっていることに気づく。前の朽ち果て小さくなった赤テープに比べてルートが見つけやすく歩きやすい。千丈ノ滝に着くと対岸に赤テープがあり道がすぐに分かり前回、見つからなかったのは何だったの?と思ってしまった。この先は真ノ沢に沿って尾根の斜面に入る。踏み跡は薄く倒木、生い茂った樹々で 覆われ、ひとが通らないと道はこのように自然に溶け込み、無くなって行くのだと思いながら歩いていく。2060m付近の三宝沢の源流部を通り、しばらくすると東京営林局の標識を見つけ、昔の道を歩いていることを実感する。標識を過ぎた辺りからは道が明瞭になって行き、甲武信小屋への巻き道と合流して登山道に出ると甲武信ヶ岳への登り道が見えゴールが近いことを知る。急な道を登り山頂に着くと晴れた空と山々の展望が待っていた。

真ノ沢林道 始めはこんな感じ

真ノ沢林道 始めはこんな感じ


千丈ノ滝からはみちがよく見えない

千丈ノ滝からはみちがよく見えない


崩壊しているトラバースの橋

崩壊しているトラバースの橋


標識はあるけど道はシャクナゲで覆われていた

標識はあるけど道はシャクナゲで覆われていた


甲武信山頂

甲武信山頂


2日目は十文字小屋で宿泊

2日目は十文字小屋で宿泊

3日目:今日は股の沢林道を使って柳小屋を通って、入川渓谷に戻る6時間程の行程だ。股の沢林道は小屋番のかたが付けた赤テープのおかげで迷うこと無く下れ、6時間、淡々と歩いて昼に出発した入川渓谷渓流釣り場に戻った。


 

甲武信ヶ岳ピークハント①

By , 2017年7月25日 8:33 PM

甲武信ヶ岳は埼玉県、山梨県、長野県と3つの県から登ることに気づいた。第1弾として埼玉県から甲武信ヶ岳を目指すルートを計画した。入川渓谷~真ノ沢林道を使って行く、釣りと廃道歩きの旅だ。情報は2500地形図と釣りの記事で千丈ノ滝の吊り橋が無いことに情報のみで細かく調べずに出かけた。それが裏目に出て、千丈ノ滝の上に出て沢に下りてから必要以上に沢を進んでしまい時間切れ。前日泊まった柳小屋に行き返し甲武信ヶ岳ピークハント①は達成せずうーん残念。次の機会におあずけである。

第1目:入川渓流釣り場7:00~柳小屋10:00 柳小屋周辺釣り11:00~15:00
第2目:柳小屋6:30~真の沢 三段の滝まで釣り上がる。 真の沢林道入口9:15~千丈ノ滝11:00~12:30 千丈ノ滝~真の沢でルート捜し。柳小屋に戻る。
第3日目:柳小屋5:45~9:00 入川渓流釣り場。


柳小屋。なかなか快適でした。

柳小屋。なかなか快適でした。


千丈ノ滝の落ち口。 ここから道をロスト

千丈ノ滝の落ち口。
ここから道をロスト


秩父イワナの特徴は赤みが強いこと。種の保存は大切にしよう。今回はみんなリリース。

秩父イワナの特徴は赤いこと。種の保存を大切にしよう。今回はみんなリリース。

 

 

愛される男

By , 2017年7月7日 7:37 PM

「すみません、サボりました。」

のフォト日記。

1日目。

大使館にも電話したし??(山小屋の予約の件で)

万全の準備で日本を飛び立つ。

とは行かず

靴下を忘れたかも?

空港内の靴下専門点で登山用靴下を探すが。

置いてない。薄手のウールの靴下を3足購入するか

ザックの中から靴下発見!

いつも通りの用意周到で出発!

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機内へ

ボスは、僕に窓側を譲ってくれて、同じ列のご婦人の荷物を収納ラックへ上げる。紳士的!

ご婦人は、韓国系オーストラリア人らしく東洋の妖艶さと西洋の積極的な魅力をもちあわせているご婦人だった。

ボスとご婦人は、僕らの行く雪岳山の話で盛り上がる。いい感じ。いい感じに。

 

雪岳山行きは中止か?そんな心配はなく。「良い旅を!」といって仁川空港を後にする。紳士的!

 

明洞で両替をする。大きいザックを背負っていると、「お兄さん、完璧な偽物あるよ〜!」とは、声をかけてくれない。

地下鉄でソウル高速バスターミナルに行く。束草行きのバスに乗らねば、発車まであと7分。食堂でビビンバを注文。

 

ジェットコースターのようなバスに揺られ束草に。ボスが予約したモーテルに着き、

街へ夕食に出かけて一生分の貝を食べた。これでもか!という様な山盛り貝の鍋だった。

 

2日目。

外雪岳側の国立公園入口行きのバスに乗る前に、散歩して大衆食堂で朝食。

背中で語る 

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バスに乗り、国立公園へ

外雪岳側の国立公園で観光「さてボクはどこにいるでしょ〜う?」

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国立公園内のインフォメーションセンターで、事前に小屋の予約をしてないと泊めさしてくれないという噂を耳にしたので確認してみた。すごく冷たい感じに「泊まれない!」としか言われない。感じがワルいなあ〜。

どうしよう。山の中で泊まる場所がない!ようやくいつものモードに調子が戻ってきた♪

インフォメーションセンターの言うことが信用ならないので、これから登山に向かうお父さんに相談してみると、

 

お父さん、親切に山小屋のことを調べてくれる。電話して確認してくれる。やっぱり、山小屋は泊まらしてくれないみたい。。。お父さんありがとー。お父さん、別れた後、仲間にいろいろ聞いて回ってまた僕たちに教えてくれる。でもやっぱり小屋には泊まれないらしい。事前予約が必要で、当日の予約はダメみたい。

一時間も調べてくれる。アボジやさしーい

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ダメと分かってからの切り替えが早い。コースタイム6時間〜山小屋〜5時間の一泊二日を、11時間の1dayに切り替える。よ〜し早朝の出発に備えて、登山道を下見。

ついでに散策も

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宿探しもスムーズ、国立公園前の高級感たっぷりないい感じのホテルを発見!

晩餐は厚切りの豚バラ肉入りのキムチラーメン!

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3日目。

4時出発!

登山道をズンズン進む

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一つ目の山小屋に到着。

朝ごはんをたべる

山小屋というよりはシェルター 

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小屋を出て登山道をズンズン進む

二つ目の小屋に到着。

気温は・・・寒い

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小屋に居合わせた紳士な登山家に登頂後の下山ルートの情報を確認

『あなた達なら大丈夫』とのこと

富士山にも何度か登ったことがあるらしい

『あなたはグッドクライマー』byボス

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ズンズン

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登る

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登頂成功!

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こんな急な階段は初めて

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使わずにすんだ予備日でソウルを楽しむ

韓国の山岳会のボスとウルスカのボス

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ホテルのTVでタイトなスーツ姿のお天気お姉さんに釘付けになる以外は  寝て・起きて・美味しいものを食べる

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2017-5-31丹沢主脈縦走

By , 2017年6月3日 6:55 AM

2017-5-31、1 山小屋泊縦走初体験のFさん、家人の三人で、シロヤシオツツジの群生に合いに丹沢蛭ケ岳に小屋の空く、
平日に行ってきました。大倉から大倉尾根をフーフー言って塔ノ岳に登り、丹沢山に向かうところが群生地ですが、
残念ながら、満開期を過ぎてしまったようで、所々で咲いている感じでした。丹沢山を過ぎ、蛭に向かう稜線では、花期
が遅いのが幸いして、まだまだ見頃で楽しめました。夕方に着いた蛭ケ岳山頂は、滝のような幻想的な雲海が素晴らしい
景色で、冷えたビールの美味しかったこと!!
夜中は雨が強かったですが、朝には上がり、姫次から焼山を経由し、無事に下山できました。
Fさんの次の目標は、テントは泊体験です。
花雲海シロヤシオとミツバツツジ

161022-23 黒部下ノ廊下

By , 2016年11月5日 7:26 PM

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「七月五日、阿曾原谷側坑道の岩盤温度は、工事開始以来の最高温度摂氏165度を記録、入坑した人夫がつづけて倒れたので工事を中断、排気に全力を注ぎ、三日後に坑内温度が10度近く低下したので漸く作業を再開することができた。その頃から技師の大半は、異常な熱さに切端までたどりつくことができなくなっていた。ただ根津と藤平は、水を浴びながら毎日二、三回は切端まで這うようにして坑道をつたわってゆく。そして、切端にたどりつくと、ホースの水を浴び腰をかがめて作業している人夫たちに、「いいか、熱さが辛くなったら早くトンネルの穴をあけるんだ。貫通したら涼しい空気も入ってくるんだから・・・」と、声を荒げて激励するのが日課になっていた。」(吉村昭「高熱隧道」より)

この小説は、戦時体制下の異様な空気の中、電源確保のための国家プロジェクトとして強行された黒部第3発電所と仙人谷ダム建設の困難を極めた隧道工事を描いた記録文学である。掘削する岩盤が摂氏165度にも達した、これが小説の題名になったが、この工事は高熱下での過酷労働のみならず、黒部峡谷という並はずれた険谷で人を襲った自然の猛威も圧倒的リアルな筆致で描かれている。

「高熱隧道」に衝撃を受けた私にとって、会員から出された計画は実に機をとらえたものとなり、幸運にもこの秋、下ノ廊下を訪れる機会に恵まれたのである。

下ノ廊下を辿る前に、この険谷に先人達が挑んできた歴史を紐解いておくのも無駄ではないだろう。諸々の文献を参考に要旨をまとめてみた。山行報告のまえにすこしだけおつきあい願いたい。

「高熱隧道」の舞台であり世紀の難工事が繰り広げられた欅平(けやきだいら)から仙人谷ダム(せんにんだにダム)までに加えて、その上流の黒4ダムまでの黒部川上流域は通称「下ノ廊下」と呼ばれ、「白竜峡」「十字峡」「S字峡」などの景勝をもつ絶景の地として知られている。下ノ廊下に沿った等高線上には登山ルートがつけられているが、これは仙人谷ダム建設や黒4ダム建設調査のために拓かれた径で、上流側の黒4ダムから仙人谷ダムまでを「旧日電歩道」、仙人谷ダムから欅平までが「水平歩道」と呼ばれ、現在も関西電力によって整備されている。関西電力が黒部ダムの建設を決定した際、中部山岳国立公園内であるこの地にダムを建設する条件として、登山者のためにこれらの歩道を毎年整備することが国から義務づけられ、以降関西電力は毎年数千万円、延べ数百名の人員を投じて維持・補修を行っている。整備が終了すると検査を経て富山県警察山岳警備隊や関西電力から開通が発表されるが、残雪が減少する初夏になってから整備が始まる関係上、開通するのは例年9月下旬頃であり、また11月に入ると凍結や積雪が始まることから、1年の中で通行可能なのは秋の1-2ヶ月間ほどに限られる。残雪が多い場合は数週間しか通行できなかったり、昨2015年のように整備が間に合わず開通しないままの年もある。実は今年も開通発表されていないことが道中に判明したのだが・・・。

このルートは一般的な登山道とは異なり登り下りは少なく全体的に平坦であるが、黒部峡谷沿いの断崖絶壁に沿って長い道のりを歩く危険箇所の多いコースである。黒部川左岸断崖絶壁にわずかな隙間をうがつような形で敷かれ、岩壁から太い針金を垂らして木をぶら下げ桟道代わりにしていた箇所もあったという。その後狭あいな箇所が拡幅されて現在の道になったとはいえ狭いことに変わりはない。山側に手すり代わりの針金が張られてはいるものの道幅は最狭部は50~60cmしかなく、足元から谷底まで100m以上の断崖絶壁が続く。丸太を数本渡しただけの桟道や危険な崖を数十m巻くための丸太の梯子がかけられている箇所もあり、間違って足を踏み外そうものなら大ケガ以上の惨事が待っている。「黒部では怪我をしない」といわれた所以である。

黒部を舞台とした小説に関電トンネルの難工事を描いた「黒部の太陽」があるが、時代背景の違いや技術の進歩があるとはいえ、「黒部の太陽」を陽で近代的とするならば、「高熱隧道」は陰で人間臭い前時代的な印象を強烈に残している。「黒部の太陽」の大破砕帯はトロリーバスで一瞬で通過できるが、「高熱隧道」の下ノ廊下は自らの足でしか歩けないということもこの思いを一層深めるだろう。

今回の計画は、黒4ダムから旧日電歩道と水平歩道を下って欅平に抜けるものだった。評判通りの絶景とスリルが次々と展開する充実の山行となった。以下「高熱隧道」の表現も借りながら、私の拙い写真で下ノ廊下の魅力を伝えることができれば有難い。

■山行日時:2016年10月22日(土)~23日(日)
■メンバー:ムラさん(L)、部長、CK、KK(記)
■コース:
【1日目】 (扇沢→ トロリーバス)→ 黒部ダム→ 旧日電歩道→ 十字峡→ 仙人谷ダム→ 阿曽原温泉小屋(泊)
・歩行時間:黒部ダム8:00→ 阿曽原温泉小屋16:00
・車は扇沢→宇奈月まで回送サービス利用

【2日目】 阿曽原温泉小屋→ 大太鼓→ 仕合谷→ 欅平(→ トロッコ電車→ 宇奈月→帰京) ・歩行時間:阿曽原温泉小屋4:50→ 欅平9:50

 

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朝焼けの紅葉が映える扇沢

 

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関電トンネルを抜けると立山が一望

 

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部長を探せ。
この人、人、人・・・今夜の小屋が思いやられる。

 

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出発。

 

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人気のコースだな~。

 

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黒4ダム。今でも日本一の高さを誇る

 

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断崖絶壁を行くアリの行列

 

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紅葉が見事

 

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こんなところが随所に

 

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紅葉の内蔵助谷と丸山の岩山

 

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イワナが群れていた

 

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連瀑

 

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このスケール感

 

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いよいよ核心地帯へ

 

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この絶景の中を歩く

 

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怖~~~。

 

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「大ヘツリ」ハシゴで巻く

 

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大ヘツリの上から。怖~~~。

 

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大絶景

 

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まだまだ続く

 

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別山谷出合

 

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おいおい、通れるのか?

 

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断崖に立つ

 

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白竜峡のあたり?

 

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ザイルが張ってあったところ

 

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「北アルプスの北半部にある黒部渓谷は、本州の中央部に位置していて、丁度細長い本州の南北から地殻的な圧力をうけているかのように隆起現象にさらされ、それ自身の造山活動の激しさに加えて夏の豪雨洪水と冬の豪雪雪崩による地形の浸食によって、谷は深く崖は急峻をきわめている。殊に欅平から上流は、道をつけようにもその足がかりさえなく、猿やカモシカなどの野生動物もたどることはできない地域だった」(高熱隧道より)

 

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十字峡。左から剣沢、右から棒小屋沢、右下から黒部本流。奇跡の造形だ。

 

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剣沢にかかるつり橋

 

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垂直に切れ落ちる断崖

 

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コの字型に掘られた歩道

 

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S字峡

 

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黒4発電所送電口

 

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東谷のつり橋

 

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仙人谷ダム「日本の近代土木遺産―現存する重要な土木構造物2000選」

いよいよ高熱隧道の舞台へ。

 

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え?まだ開通してなかったのね。

 

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関電施設の中へ

 

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高熱隧道の最上部。熱気のためすぐレンズが曇る

 

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この高熱岩盤を幾多の犠牲のもと掘り進んできたのだ。無言で姿をさらすトンネルが歴史の重みさらに重厚なものにしていた。

「客観的に、あるいは歴史的・社会的に言えば、あの巨大なエネルギーを犠牲にしつつ高熱隧道を完成させた原動力は、国家の軍事目的であった。しかし、すべての戦争ははかなく終る。わがくにの15年戦争すらもその例外をなすものではなかった。それに対して、ひとたび完成された隧道は、あたかもそれが自然の一部分に組み込まれたかのように、戦争を超えて遥かに永く生き延びる。黒部渓谷をつらぬくあのトンネルは、それじしんが戦争のために利用されるのを黙って見続けて来たが、それにひきつづく時代にはやがて戦後のいわゆる<平和産業>のためによろこび迎えられる時代をも過ぎ、さらにそれにひきつづく時代の公害産業の原動力を提供することになるじぶんじしんの皮肉な運命の変転をも、あいかわらず黙って眺めつづけている。三百余名の人命を内に呑み込んで、崇高ともみえ、醜悪とも言いうる凝結した風貌をさらしながら。」(久保田正文「高熱隧道」解説より)

 

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人見寮。紅白のため中島みゆきが宿泊したらしい。

 

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急坂をおりるとテントの花が咲く

阿曽原小屋到着

 

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阿曽原温泉。すし詰め状態。服を脱いで浴槽の周りで順番待ちをした。

野天にただ浴槽があるのみ。野趣あふれるとはこのこと。

 

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20人ほどが入れ替わりの夕飯。20分の時間制限あり。その間カレー食べ放題。

 

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夜のテンバ。隙間なし。
この日の小屋は定員50名に対して100名。一つの布団で2人だった。

 

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5時前に出発。まだ真っ暗。いきなり急登です。 その後水平歩道へ。

 

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オリオの大滝

 

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堰堤の中のトンネルを通る。

 

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まさに”水平”歩道

 

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水平歩道とオリオ谷

 

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水平歩道の核心部へ

 

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コの字型に削られている

 

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大太鼓。河床まで数百m

 

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まるで空中散歩だね。

 

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大太鼓から覗く

 

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志合谷。ここで泡雪崩が起きた。

 

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雪崩と鉄砲水の巣である志合谷にはトンネルが掘られている。

 

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志合谷宿舎跡。 隧道工事の工夫用宿舎として建てられたが、有名な泡(ホウ)雪崩によって吹き飛ばされた。鉄筋造りの1-2階部分は現在も残っている。

 

「見て下さい、ないんです」
藤平たちは、伊与田の指差す方向に眼を向けた。
「なにがないんだ」
根津が、反射的に叫んだ。
「宿舎です。宿舎がないんです」
伊与田の声は、甲高くふるえていた。 短い叫びが、根津たちの口から一斉にもれた。 藤平は、ハンマーで背中をどやしつけられたような激しい衝撃を感じながら眼を凝らした。志合谷宿舎は、坑口の近くに高々とそびえ立っていたはずだ。荒々しいコンクリートの肌をむき出しにして、いかつい姿で立っていたのだ。が、雪のちらつく夜空の淡い明るみをすかして見上げても、鉄筋五階建ての角張った建物の影は見えず、遠く切り立った渓谷の岩壁の輪郭が黒々と迫っているだけであった。(「高熱隧道」より)

轟音とともに一瞬のうちに宿舎が消えた。いったい何が起こったのか。人間の理解をはるかに超えた事態が描写されている。

このあと泡雪崩の想像を絶する破壊力が明らかになっていくわけだが、志合谷泡雪崩事故に関する調査レポートからその状況を引用する。( 「黒部渓谷志合谷のなだれ研究Ⅰ:志合谷のなだれ予備調査」http://hdl.handle.net/2115/18203)

黒部峡谷では厳冬期に支流の谷々から高速なだれが頻発するが、志合谷はその代表的な谷のひとつとして著名であり、特に昭和13年の暮、その下流部右岸にあった日本電力の工事宿舎を襲ったほうなだれの威力は、常識をはかるに超えたものであったという。(記録によれば、宿舎は1、2階が鉄筋コンクリ一ト、3、4階が木造合掌造りであった。昭和13年12月27日午前2時10分頃、突然、一大音響と共にまず屋根が引剥がされ、続いて落下して来た大なだれのため、3、4 階の木造建築は就寝中の人夫73名を容れたまま吹きとばされて行方不明となり、残った1、2階もコンクリート壁の一部が倒壊して9名が圧死した。吹きとばされた3、4階は志合谷下流部を殆ど水平に横断し、宿舎と同じ高さの尾根を飛び越し、更に黒部川本流を越して水平距離約600mを飛行し、奥鐘山岩壁に激突粉砕してなかの人夫は全員死亡した。宿舎の行方が判明したのは、事故発生後2カ月以上経ってからであった。

泡雪崩は、とにかくすさまじい破壊力を持つことがわかる。しかし、その破壊力を発生させるメカニズムについて論理的に理解できる情報をwebでは見つけられず今後の宿題としたい。

ちなみに「高熱隧道」には以下の記述がある。

「泡雪崩は、異常に発達した雪庇の傾斜に新雪が降った折に発生するが、一般の底雪崩のように雪塊の落下ではなく、雪崩れる際に、新雪の雪の粒と粒の間の空気を異常なほど圧縮して落下するものである。そして、突然障害物に激突すると、その圧縮された空気が大爆発を起し、爆風は、音速の三倍毎秒1000メートル以上の速さをもつ可能性も生れる・・・・」

 

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大鐘山西壁。ここに対岸から泡雪崩によって600m飛ばされてきた志合谷宿舎が激突したのだ。とても想像できない。

 

いよいよ水平歩道も終点がちかい。欅平まで急坂を一気に下る。

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どこかのサイトで見た看板。もうすぐコース終点の欅平だが、健脚以外の方は黒部ダム方面へ延々30km引き返せという意味か?下の看板に左向きの矢印がいるでしょ。

 

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猿がお出迎え

 

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もうすぐゴール。
いや~、歴史と大自然を満喫した充実の2日間でした。 おつかれさまでした。

 

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トロッコ電車。一両貸切でした。

 

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8号線に出てタラ汁屋さんへ

 

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富山県朝日町名物のタラ汁。鍋ごと出てくる。タラが一匹丸ごと入っている。

 

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絶品でした。

 

おわり

2016.10.1 今年の裏巻

By , 2016年10月15日 2:40 PM

2016年10月01日 懲りずに裏巻に行ってみる (いわゆる第3次裏巻隊)

■目的 :取りあえず行ってみる(雨だったし)
■メンバー : Nisshy、p-sasa、シェルパ(初参戦)

『uramaki4』の取水口が瀑布となってウルスカの行く手を阻んだのでありました。

念のため、ちょっと引き返して新道を登り、

『半マストあれあれ』状態になったりしながら、p-sasaの指導のもとカラビナ懸垂下降を練習しながら下山。

by p-sasa

by p-sasa



 

 

『As the 師匠 said, it was the most difficult climbing road. 』 シェルパは言った。

『Let‘s go to the hot springs‼ 』 Nisshyは言った。

そして今年の裏巻は静かに幕をとじました。

Hu~クイ様、表からのサポートありがとうございました。。。(終)

 

2016・08・12-16 高天原♨

By , 2016年10月15日 12:48 AM

2016年08月12日-16日 秘湯 『高天原♨』を目指してみた

山域 :北アルプス(ピークハント1つもなし!)
目的 :秘湯に入る
メンバー : Nisshy、シェルパS、アキちゃん、ツヨシプロ、飛さん

■2016/8/12 22:30池袋東口発 西武高速バス(¥8200/人)

■2016/8/13 5:30AM富山駅着



 

早朝、富山駅に向かうウルスカ (大人だから信号を守る)

6:00AM富山駅 大和タクシー(¥23900/台))

⇒7:30AM折立

 

 

折立⇒太郎平小屋(11:00)⇒薬師沢小屋(14:30) (泊: ¥9200/人 )



 

太郎平から薬師沢への快適な道を進むウルスカ

 

 

 

 



 

石を積むのが極一部で流行ってるらしい

 

 

 

 

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薬師沢小屋で売ってた嬉しい2リットルのスーパードライで乾杯

 

 

 



 

薬師沢小屋にてウェットスーツな人発見!

ひょっとして、あなたたちは、おしゃれなシャワークライマーですか?

 

 

 

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薬師沢小屋の夕飯(ごちそうさまでした)

この日、林道の渋滞で折立に入れなかったマイカー組のヒトビトが薬師沢小屋にたどり着けず・・・

1布団/人の幸せを噛みしめる

 

 

 

 

■2016/8/14 さてさて♨の日

薬師沢小屋(06:30)⇒雲ノ平山荘(09:30)⇒高天原峠⇒高天原山荘(13:30)(泊: ¥9200/人 )

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薬師沢小屋前のつり橋を渡る

 一人ずつねっ!って言いましたよねっ!

ぞろぞろついてきちゃって!

ゆれちゃって、モーこわいじゃないですか!

 

 

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さっさと 雲ノ平小屋

 

 

 

 

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20リットルの水くみの歩荷で600円を稼いだシャルパS

そして、カルピス含む600円以上を雲ノ平小屋にお支払い

 (手前は、シェルパSを激写するツヨシプロ)

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内地の山々を目に焼き付ける飛さん

(ジャズ♪が流れる雲ノ平山荘のバルコニーにて)

なんなら、戻ってくればいいじゃなぁ~い?

 

 

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居心地の良さに根が生えそうになった雲ノ平山荘に分かれを告げ、

いよいよ高天原に向かう

急いでます、私たち、♨が待ってるんで!

 

 

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どーですかっ! この山の高さ!奥地な感じ!秘境な感じ!

(写真の腕、持ってないことが惜しまれる・・・)

高天原山荘から高天原♨に急ぐウルスカ

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  『ビールは3リットル買うつもり!』

  『いや、他にもあるから2リットルで!!』

  『いやいやいやいや、風呂に一人1缶持ち込むし!!!』


  アキチャン、大丈夫!

  また小屋でも飲もうね💕

 

『楽しそうですね~』 (by 近所の兄さん)

  いいえ、私たち ほぼほぼ真剣です !

<(`^´)>

🎶これだけ盛り上げておいて申し訳ありませんが🎶

♨の写真(いわゆるサービスカット含む)が1枚もない・・・って!

楽しかったんですね。

しょうがないですよ。


さ、さ、小屋に帰って、また飲もう!

 

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 (^◇^)

 あーもー、直ぐに酔っぱらっちゃうんだから

 

 

 

 

 

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あーもー、もー!酔っぱらっちゃって!!

で、も、

ランプの宿 『高天原山荘』 の内部はくまなく調べました!

次回に来たときの酒盛り場も当たりを付けました!

やることはやってます!

 

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ランプの宿 『高天原山荘』 の夕食

そして、なぜかこの日も 1布団/人の幸せを噛みしめる

 

 

 

■2016/8/15

高天原山荘(06:30)⇒ワリモ北分岐(12:30)⇒水晶小屋⇒真砂岳⇒野口五郎小屋(15:00)(泊: ¥9500/人) )

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ランプの宿 『高天原山荘』 を後にし、

ワリモ北分岐から水晶小屋を過ぎた稜線で暴風雨に突入!

この後の修羅場を知らずにまだまだ余裕なウルスカ

(修羅場の写真は割愛・・・そんな余裕なし!)

 

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命からがらに野口五郎小屋にたどり着き、

自炊小屋で宴会をしている間に晴れて来て、

小屋から這い出したウルスカ

 

 

 

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お互いの『たごさく』っぷを指摘されたり、しちゃったりしたスカディ×2

(互角の勝負ですね)

 

 

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山々を適当に確認し合う2名のウルスカ

 

 

 

 

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野口五郎小屋の自慢の食事、絶品の味噌汁が嬉しい

とっ?、とっ?、とっ?・・・

なぜ?なぜなの?

3泊目にしてシェルパのザックから缶ビールが・・・

 

 

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ま、ま、とにかくこういう場合は乾杯で!

(ありがとうシェルパ)

 

 

 

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あぁ~ん?どうしたぁ~?飛さん

・・・みんなの味噌汁をよそう・・・

(ツヨシプロ動揺)

 

 

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この日、荒れた天気が幸いし?

野口五郎小屋の2階は、ウルスカで貸し切り

・・・の幸せを噛みしめる

 

 

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野口五郎小屋の朝食(やっぱり味噌汁は絶品!)

小屋のお姉さんの素敵さに心が躍るぅ~

(シェルパに婿入りを勧めるほどに・・・)

 

 

■2016/8/16

野口五郎小屋(06:00)⇒三ツ岳⇒烏帽子小屋(1:00)⇒高瀬ダム(12:00)

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向かいの山肌に投影されたウルスカの影

(あら一人足りない!!)

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薬師岳(登ってないケド)をバックにウルスカ集合!

(影のおじさま、撮影ありがとございました)

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ひょっとして丸太の橋では・・・

とのウワサがささやかれていた高瀬ダム手前の橋

丈夫な橋で心から一安心

 

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高瀬ダムに向かって長いトンネルをひたすら進む

ダムの上で・・・

シェルパのザックから缶ビールがぁ~~~!!

 

 

 

⇒(タクシー)七倉山荘♨🍚⇒(タクシー:¥16400/2台)信濃大町15:05

信濃大町15:05(あずさ:  ¥7130/人)⇒帰宅

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小谷始発の『特急あずさ』は、自由席ガラガラで信濃大町に到着!
気づけば、皆、バラバラに座って、幸せだった山の旅から日常へのモラトリアムを満喫
うつらうつらしたり、にやにやしたりして・・・
沁みますよね。こういう時間
沁みませんか?
沁みてたらいいんですが
わりと好きです
 

 (ご参考:以上およそ: ¥51370/人) 🐜×10

 

 

160806 谷川岳天神平~土樽縦走

By , 2016年8月15日 9:07 PM

朝イチ7時半のロープウェーで天神平にあがり歩き始めるがすでに暑い。オキの耳まではコースタイム通りに歩けたが、そこから先暑さでバテて遅れ気味に。ゴールの土樽駅には滑り込みセーフで何とか15時24分の列車に間に合った。


ザンゲ岩が見えてきた

ザンゲ岩が見えてきた


肩の小屋通過

肩の小屋通過


トマの耳

トマの耳


オキの耳

オキの耳


ウスユキソウ

ウスユキソウ


一ノ倉岳~茂倉岳

一ノ倉岳~茂倉岳


その先が一ノ倉沢の断崖

その先が一ノ倉沢の断崖


一ノ倉沢

一ノ倉沢


一ノ倉岳

一ノ倉岳

 

途中の茂倉岳から、山スキールート集に載っていた芝倉沢をのぞいた。斜面は滑り始めがちょうどよい感じの斜面で快適そうだがすぐに岩壁に挟まれた細いところを通過するので、ちょっとスリリングな感じ。反対側の万太郎谷はいい斜面が続いているがどうだろう?斜面云々よりもここまでのアプローチが思ったより大変で、それなら去年滑った熊穴沢で十分かな。

茂倉沢

茂倉沢


万太郎谷

万太郎谷

 

土樽駅にあったコカコーラの自動販売機でよく冷えた「愛のスコール」を購入。美味し。

パラレルワールドの扉

By , 2016年8月4日 10:16 PM

どうも、この世界には、パラレルワールドがあるらしい。

科学的には、計算上は存在するらしい。

ただ、その世界との扉は、まだ見付かっていないらしい。

 

山を登っていると、みんなそれぞれの個性、感性で山登りを楽しんでいるように感じる。

ぼくも、自分では気付いてないが、独自の山登りをしているのかなぁ。

 

六月梅雨の中休み、nisshy ぷれぜんつ 苗場山+秘湯赤湯温泉山口館に招待いただき(志願だったかな?)、

たのしい山旅のキャラバンの一員になった。

もう、その山旅楽しく。なにがたのしかったか、それはヒミツ。

ヒミツだけど...。そっれっはっ、nisshyわーるど!

 

自分では、思いつかない、発想もしないアイデアに乗っかてみると、

自分の思考では体験出来ない体験や、まだ見ぬ世界が広がっている。

 

パラレルワールドの扉は、いがいにも近くにもあったりするかもしれませんね。P1060541P1060546P1060553P1060556ストラップです

P1060559

何やら注文

P1060561

 

昌次〜

P1060564

P1060567

秘湯もう少し

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ふぅ〜

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P1060582

 

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ランプの宿

 

 

渓流釣り&縦走山登り

By , 2016年5月1日 10:11 PM

GW前半、山で寝たいなぁと思い。釣り&乾徳山~西沢渓谷の山行を申し訳なく出発の朝、提出した。このルートは日帰りでこなせると所だが午後遅くに登って上の避難小屋で泊まればいい計画とした。4/29の午前中は今季初の渓流釣り、いつもの川で3時間で3匹、こんなもんでしょう。いい感じのシーズンインでした。
乾徳山はカヤトあり、岩あり、富士山が見えと変化がある私の好きな山である。午後に登って、ツエルト泊まりで塩山の夜景でも眺めようと思っていたが寒気が降りて寒いので無人小屋泊まりにした。誰もいないと思っていたら乾徳山の岩を登りに来た山岳会のパーティーが来ており夜は楽しく過ごせた。翌日、乾徳山~黒金山~西沢渓谷の縦走路はほとんど人と会うこともなく静かな山歩きが楽しめた。西沢渓谷からはバスで乾徳山登山口にもどり車を回収しするころが出来る。


新緑の渓流は気持いい

新緑の渓流は気持いい


この沢はこのサイズかな

この沢はこのサイズかな


避難子は快適でした

避難子は快適でした


富士山はいいね

富士山はいいね


朝、霜が降りてました.あー寒い

朝、霜が降りてました.あー寒い


山頂です

山頂です