Category: ハイキング

160604 庚申山登山

By , 2016年8月15日 5:25 PM

2016年6月4日(日)、栃木県足尾山塊の庚申山に、世界でここにしかない、特別天然記念物のコウシンソウを見に行ってきた。国民宿舎かじか荘から入山し、猿田彦神社跡、庚申山荘経由で庚申山山頂へ。頂上からは皇海山がよく見えた。下山は「おやまめぐり」コース。岩場の急登や梯子の連続で結構ハードだが、奇岩と断崖絶壁が見ごたえがあり面白い。コウシンソウは、頂上の少し下の岩場とおやまめぐりの終わりのあたりの広い岩場でたくさん見られたが、驚くほど小さくて繊細で、写真にとるのも難儀するほど。でも、こんなに可憐なのに食虫植物である。


コウシンソウ

コウシンソウ。茎についた黒い点は虫?


コウシンソウ

コウシンソウ

 

小川山春合宿(ハイキング班)

By , 2016年6月2日 11:02 PM

5月28-29日

<ハイキング班>

メンバー:P笹(L)、nisshy(記録係)、Hu~クイ(GPS係)

 

昭文社がやたらと『迷』連発してるルートでお約束通り迷いました!

小川山地図

だってだって

『地理院のにも昭文社のにも載ってない道』があったり

『実際はないのに地理院のにも昭文社にも乗ってる道』があったんですから

はい、確かに④地点にあった『金峰山方面』の看板は見ました。3人で!

でも、節穴だったんです。


① クライミング班の皆様とさよならしてスタート
こんな看板見ちゃったからもー大騒ぎ!!

②よじ登ったりした
 

 

 
③ シャクナゲを激写(きれいでした)


 

 
 

 

 

DSCF0179
④の看板をスルーし、                                      ⑤の頂上でご機嫌な3名
コンパスも合わせたし…
まだまだ楽勝!)
 

 

 
DSCF0184
 ⑥ ちびっこだから、獣道も見つけやすいし・・・やぶも平気
  でも、何かへん?? コンパスと違う方向に行ってる? うっそ?マジ? (まじまじ)
  だって、GPSも違うから~  じゃマジだねぇ~~~~
 
DSCF0179DSCF0184
⑦再び笑顔でポーズ(は省略)・・仕切り直してコンパスを信じて突進・・④からの分かれの道にぶち当たり・・  『迷ったら戻る…これ鉄則だよね~』っと(迷ったくせに)強気だな3名(同じ写真×2で失礼)
DSCF0191
⑧福ちゃんに聞いていたビュースポットで地図確認
⑨福ちゃんに聞いていた地形図には無い道にうろたえ(Ni)
 

DSCF0205
⑩ わかりやすい分かれ道に内心ほっとしてポーズ
(何のポーズだあん? お願いしてないけど🐜×10)
DSCF0209
⑪気持ち良い沢沿いを進んでポーズ!
(ボーズ頂きました🐜×10)
 

 

 

 
DSCF0217
 ⑫ 無事に林道のくちはてた終点に到着
 ここから⑬まで遠かったぁ~
 

 

 

 

 

DSCF0227
⑭岩根山荘露天風呂で汗を流し
(素晴らしい露天風呂でついつい長風呂)
http://www.iwane-inc.co.jp/sanso/
 

 
⑮ふじもと食堂にて http://tabelog.com/nagano/A2003/A200303/20003783/
DSCF0232
DSCF0237
⑯翌朝、親方(マダムのご主人)の指導のもと、ロープワークに励む
(福ちゃん庭園にて)
⑰この後、川上村山菜祭りに立ち寄り、楽しい合宿を惜しみつつ解散!
 

 

 

 

集合②🐜×10

 

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そぉか!さみしさと自由は親友だったのかぁ〜

By , 2015年12月6日 6:31 PM

残念だけど残念だけど、滑りたいけど雪がないから温泉目指すぞ『おぉー!』

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悩メルぼーいず達が、道中。。。ダディのお悩み解決相談でスッキリ!!P1040840

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月が太陽の光のように輝く露天風呂でした〜

沼津アルプスと沼津港グルメ

By , 2015年12月5日 9:37 PM

12月になると低山歩きが楽しい時期だ。富士山と駿河湾の展望を楽しみに沼津アルプスを歩いて来た。沼津港で海の幸を味わうつもりで沼津アルプス終点の多比から北上し、沼津アルプス全山縦走せずに途中で下山する行程とした。沼津アルプスは7山7峠でアップダウンが多くなかなか歩きごたえのあるハイキングコースだが、整備がされていて、エスケープルートも多いので安心して行ける。晴れた日に行って富士山、駿河湾の展望を満喫してください。
もう一つの目的の沼津港グルメ。お目得ての”丸天”は15人ほど順番待ち。25年前ぐらい前から沼津に来たら丸天でボリュームのある海の幸メニューを楽しんできたが沼津港が小奇麗になってから入る機会を無くしてしまった。今回は諦めて他のところで金目鯛定食を味わって来た。次回は深海魚水族館と込みで沼津に来るとしよう。

(山行日:2015.12.5)


静岡県からの富士山。雪が少ないかな

静岡県からの富士山。雪が少ないかな


駿河湾。海の見える山はいいな

駿河湾。海の見える山はいいな


こんな案内板で始まる沼津アルプス

こんな案内板で始まる沼津アルプス


金目鯛の煮つけとフライの金目鯛定食。ごちそうさまでした。

金目鯛の煮つけとフライの金目鯛定食。ごちそうさまでした。

扇山‐百蔵山 山梨秀麗富獄十二景の山

By , 2015年11月21日 3:50 PM

IMG_0821中央線大月駅の南北には富士山がきれいに見える山がいくつかある。その中に扇山、百蔵山があり2つの山を縦走して来た。いや~富士山の存在感はすごいですね。富士山があるとその展望が素晴らしいものになってしまうんですね。さすが日本一の山。富士山は山梨側が見え、吉田大沢が見えるので、あそこを滑ったかと思いながら展望を楽しんでいましたよ。
冬枯れが始まり出した山道は樹々の間からい色付いた山々がチラチラ見ながら歩き、落ち葉をサクサク踏みしめてこの時期の低山ハイクの良さを味わった山行であった。2015.11.21      鳥沢駅~扇山~百蔵山~猿橋駅  約16km 6時間

 


縦走路は落ち葉の道

縦走路は落ち葉の道


サクサクと歩く音がいい

サクサクと歩く音がいい

1030 高畑山と倉岳山 

By , 2015年10月30日 8:44 PM

大月観光教会のHPを見ると秀麗富嶽十二景として富士山を望む風景が見える山を紹介している。その中の高畑山、倉岳山は中央線の鳥沢駅と梁川駅を始点、終点として5時間ぐらいの周遊ルートで歩ける。天気予報は曇りのち晴れ、まあ大丈夫かなと思い、富士山を期待して出かけたが曇って富士山は見えなかった残念。次の機会を計画してまた来よう。この時期の低山は紅葉から冬枯れと山を歩いていて気持ちのいい時期は私のお気に入りの季節だ。(PCに移す際、写真消してしまったぁ。飲んでからやるとだめね)

15-10-18 三岩岳・窓明山(南会津)

By , 2015年10月18日 10:35 AM

山域・山名  三岩岳2065m 窓明山1842m
山行目的  山スキーの下見とキノコ採り
山行期間  2015年10月18日(日帰り)
山行形態  一般登山
メンバー   単独
天気     晴れ
ルート    軌跡

今回の日帰り登山は 両神山赤岩尾根計画からの転進
土曜の夜は 通い慣れた道の駅田島で車中泊 向かいのヒゲじいさんのキノコ屋さんはやっていませんでした。
昨日(土)雨 当日は好天に恵まれ、狙いの沢ルートでキノコでもつまみながら登ろうと思いきや 通行止めとなり国体競技に使用した尾根コースになってしまった。途中くり茸には会えたが 他はさっぱり やがて避難小屋に到着 上下合わせて8名くらいは泊まれそう。水場は10分位したにありますが 小屋にトイレがないので 下にある関係で衛生状態が疑問です。三岩岳からの山スキーを考えながら窓明山経由で下山。
国道沿いの橋のしたに倒木があり なめこが見えるが 降りることができずに諦め。

5:55 無料駐車場

5:55 無料駐車場



スノーシェードの上を行こうとしたが

スノーシェードの上を行こうとしたが






5:57  沢コースは通行止め

5:57  沢コースは通行止め



6:03 国体競技尾根コースから入山

6:03 国体競技尾根コースから入山



9:11   三岩岳避難小屋上部り大戸沢岳~会津駒の稜線

9:11 三岩岳避難小屋上部り大戸沢岳~会津駒の稜線



11:18 窓明山より下山方向 滑れそう

11:18 窓明山より下山方向 滑れそう






 

 

 

1004 紅葉の栗駒山

By , 2015年10月4日 9:11 AM

自宅から540kmは遠い。栗駒山近くの須山湖キャンプ場に夕方に着いた。 紅葉は風でかなり落ちていると聞く。残念な気持ちになったが明日に期待して今日はキャンプを楽しむとする。


30年使っているコッヘルで飯を炊く

30年使っているコッヘルで飯を炊く


夜は更けていく。

夜は更けていく。


10/4(日)8:00に須川温泉駐車場に行くと混雑して駐車スペースが無くなる直前であった。登山者の多さにびっくりである。登山道入ると渋滞しているので焦らずに登る。山は赤、黄色、緑と3色が混じり合い、実にきれいである。葉の落ちている斜面もあるがまだ十分に秋の山を楽しめる。山頂は360見渡せ、栗駒山の尾根の紅葉を楽しませてくれ東北の山深さを教えてくれる景色である。ただし人の多さは高尾山のようだ。人が多くのんびりと休憩できる状況でないのでさっと休んで下山に移る。うぶ沼に向かう北東斜面を下る。この斜面は葉が落ち初冬の風景になっていたが斜面の方向が変わると色とりどりの風景が広がり飽きの来ない山を楽しめた。

名残ヶ原から見る栗駒山

名残ヶ原から見る栗駒山


山頂は人でいっぱい

山頂は人でいっぱい


色とりどりの紅葉①

色とりどりの紅葉①


色とりどりの紅葉②

色とりどりの紅葉②

雨の島、屋久島 宮之浦岳登山

By , 2015年10月1日 7:43 AM

9/27(日)~10/1(木)にかけて屋久島に行って来た。滞在中はずっと雨で「1カ月に35日、雨が降る」と言われることを実感してきた。屋久杉、宮之浦岳に行ける縦走ルートを考えたがバスの時間待ちが無駄になるので屋久杉は見ないで宮之浦岳の往復とした。宮之浦岳登山は雨の山行であったが苔むした道、巨木の森、巨岩に靄がかかり味わいのある風景を見ることができた。でも、山頂から連なる山々、広がる海を見たかったなぁ。


何も見えなかった山頂

何も見えなかった山頂


霞む宮之浦岳

霞む宮之浦岳


山には色々な巨岩がある

山には色々な巨岩がある


森を歩くと立派な樹々が多い

森を歩くと立派な樹々が多い

 

もののけ姫をイメージしたという苔の森

もののけ姫をイメージしたという苔の森



 

 

2015年9月19日-21日 黒部針ノ木跋渉記

By , 2015年9月21日 12:01 PM

「跋渉(ばっしょう)」とは、山野を越え、川をわたり、歩き回ること。
今回の山行を見事に表現した言葉だ。

それではさっそく黒部針ノ木跋渉記をはじめることにしよう。

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昨年の夏、ネットサーフィンで見つけた「針ノ木谷古道復活」の文字に目がとまった。古道に沿って流れる針ノ木谷といえば黒部湖にそそぐ憧れの沢。いつかは行ってみたい渓だった。

「針ノ木峠は古くから知られている。1584年(天正12年)12月に小牧・長久手の戦いで豊臣秀吉と戦った徳川家康に、豊臣方との和睦を破棄し徹底抗戦を主張するため富山城主の佐々成政が浜松城へ面会に行ったとき、百人程の一行で厳冬期のこの峠を越えたとされている。」<ウィキペディアより>

その後、黒四ダムの建設によって平の渡しになってからは登山者もめっきり減り、この道は廃道同然となっていた。若いころ小屋への荷揚げで毎週のようにこの道を通ったという船窪小屋を営む松沢宗洋さんが、古道を復活させたいと数年前に2年がかりで開通させたという。歴史の重みをひしひしと感じるこの古道に興味津津となった私は、昨年の夏休みにこの古道を辿る単独行の計画を立てた。しかしながら雨続きの悪天候で断念となった。

あれから1年、今年のシルバーウィークにメンバーからほぼ同ルートの計画案が出された。直前になってリーダーがキャンセル。繰り上げで私がリーダーとなり、サブのSさん、Nさん、T嬢、S嬢の5名のパーティーで絶好の天候のもと計画は実行された。

<日程>
■9月19日(土)
扇沢⇒黒部ダム⇒平の小屋(泊)

■9月20日(日)
平の小屋⇒平の渡し⇒針ノ木谷⇒船窪出合(泊)

■9月21日(月)
船窪出合⇒針ノ木沢遡行⇒針ノ木峠⇒針ノ木雪渓下降⇒扇沢

<1日目>
扇沢からトロリーバスで黒部ダムへ。スキーヤーでごった返す時期にしか訪れたことがなかったが、今日は観光客に交じってのんびりだ。ダムを渡って黒部湖沿いの道を歩き始めた。ロッジくろよんの先の山道はハシゴのアップダウンありで結構歩きごたえがあった。対岸の雲が晴れて針ノ木岳とスバリ岳が姿を現した。黒部湖では遊覧船の「ガルベ」がひっきりなしに往復していた。あれで小屋まで乗せていってくれないものか。途中何本かの沢を巻きながら進んだ。小屋手前の中ノ沢で毛ばりを流してみた。さっそく反応があった、が痛恨のバラシ。イワナはいる。のんびり歩いたおかげで4時間半かかって平の小屋に着いた。かなり立派な小屋だ。


沢を渡る

沢を渡る


丸太の橋

丸太の橋


梯子の階段

梯子の階段


針ノ木岳とスバリ岳

針ノ木岳とスバリ岳


遊覧船「ガルベ」

遊覧船「ガルベ」


平乃小屋

平乃小屋

 

チェックインしてほどなく、イワナの様子を見にヌクイ谷へ。河口から釣り上がった。水量が多く流すポイントは少ない。淀みのポイントを見つけて毛ばりを浮かべた。黒い影が毛バリに飛びついてきた。手繰り寄せると精悍な顔つきの8寸の天然黒部イワナだった。カメラに収めてそっとリリースした。

ヌクイ谷の河口

ヌクイ谷の河口


黒部イワナ

黒部イワナ

その夜、小屋犬のモモが盛んに吠えていた。どうやらクマがたずねてきたようだった。

<2日目>
6時の渡しで対岸へ渡った。山歩きで船に乗る機会もなかなかない。対岸で上の廊下と奥黒部ヒュッテに向かう2組と別れ我々は針ノ木谷へ進んだ。

出発準備

出発準備


時刻表

時刻表


乗船場

乗船場


小屋方面へ戻る

小屋方面へ戻る

 

まもなく避難小屋を過ぎて谷へ回り込んだ。しばらく進むと日の出前の薄暗い中に輝く針ノ木谷が見えてきた。針葉樹林を流れる開けた沢だった。

避難小屋

避難小屋


避難小屋内部

避難小屋内部


針ノ木谷現る

針ノ木谷現る

 

昨夜、小屋の主人から仕入れた情報をもとに、今日は下流域で3手に分かれての釣りとなった(古道入口の上流に魚止めがあり、ビバーク地点の船窪出合付近に魚はいないとのこと)。Nさんは下流域の本流、Sさんは南沢、私が南沢出合上の本流。結果はNさん2尾、Sさん1尾、私が10数センチ3尾(全てリリース)だった。人煙乏しい深山としては甚だ魚影が薄いと言わざるを得ない。ここまで山奥の渓を釣っていると確実に魚が走るものだが、それがまったくなかった。期待は大きくはずれた。とはいえNさんは渓流釣りが今回で2回目。今夜のごちそうを手に満面の笑みだった。Sさんが釣った最大サイズを筆頭に3尾をキープして遡行を開始。

最初の橋(この先に橋はなかった)

最初の橋(この先に橋はなかった)


古道の看板

古道の看板


南沢出合

南沢出合


針ノ木谷本流の渓相(南沢出合上流)

針ノ木谷本流の渓相(南沢出合上流)


針ノ木谷本流の渓相(南沢出合上流)

針ノ木谷本流の渓相(南沢出合上流)


沢に遊ぶ女子

沢に遊ぶ女子


南沢出合下流

南沢出合下流

 

古道(高巻道)までは針ノ木谷の渡渉が何度か続いた。登山靴では難儀すると思われた。途中、単独者数名と、パーティ数組と出会った。マイナーコースとはいえさすがは北アルプスである。谷筋を1時間ほど進むといよいよ古道の高巻が始まった。もう少し谷沿いにつけてくれればと思うぐらい標高を上げる巻道だった。3、40分ぐらい登ってようやく水平のトラバースになった。古道でも2名の単独者に会った。古道の入口から1時間ほどで視界が開けてガレ沢に出た。ここで高巻終了である。

針ノ木谷の遡行

針ノ木谷の遡行


針ノ木谷の遡行

針ノ木谷の遡行


高巻終了地点のガレ沢

高巻終了地点のガレ沢


高巻道の看板

高巻道の看板

 

高い陽がじりじりと照りつける中、巨大な岩が我々を睨みつけていた。そのたもとの白い花こう岩の中を針ノ木谷の清流が流れていた。何度か渡渉してビバーク地の船窪分岐に到着した。

睨みつける大岩

睨みつける大岩


渡渉

渡渉


船窪分岐

船窪分岐

 

当初は沢定番のタープ泊の予定だったがそこは標高1850m。相当の寒さが予想されたためワンポールテントとツエルトを持ちこんだ。さっそく設営し焚き木集めに奔走した。すっかり陽が落ちたころ上流から男女2名が下りてきた。彼らはわれわれの対岸にテントを張っていた。さあお楽しみ、いよいよたき火の時間だ。薄暗くなったころ火を入れた。

ワンポールテント

ワンポールテント


ツエルト

ツエルト

 

たき火を囲んで至福のひと時が始まった。たき火に渓の恵みをかざし、ビリー缶を無造作にぶち込んだ。今夜のために持ち込んだウィンナーとマシュマロを焼き、Sさんが持ってきた唐揚げをフォイル蒸しして酒のつまみにした。マーボ春雨とイワナの塩焼きで腹を満たしてからもどんどん酒がすすんだ。〆はイワナのコツ酒。こうして楽しすぎるひと時が過ぎていった。

渓の恵み

渓の恵み


楽しい楽しいたき火の時間

楽しい楽しいたき火の時間


たき火

たき火


たき火にはビリー缶がよく似合う

たき火にはビリー缶がよく似合う

 

<3日目>
朝4時に目が覚めた。あたりは真っ暗で、谷間にのぞく星空のもと渓の音だけが響いていた。メンバー達はまだ夢の中だ。たき木に火を入れ暖をとった。沢水を汲んだビリー缶をたき火に放り込んだ。5時も過ぎ、しばらくたってから空が白み始めた。渓が目覚めてきた。そのころメンバーが起きてきた。たき火で沸かしたお湯でコーヒーをすすった。朝のたき火も心地がいい。対岸の二人は早々に発っていった。スープパスタで朝食をとりながらのんびりと過ごした。撤収が終わり出発は7時過ぎになった。

今日は沢伝いに700m登り、針ノ木雪渓を1100mくだらなければならない。沢装備でのスタートだ。朝陽がそそぐ美渓を歩くこと20分ほどで針ノ木沢出合いに着いた。出合い付近には一斗缶がある絶好のテン場があった。

遡行開始

遡行開始


針ノ木谷源流を行く

針ノ木谷源流を行く


針ノ木本谷出合の標識

針ノ木本谷出合の標識


ビバーク適地

ビバーク適地

 

最初は巻道を進んだが一旦渓に下りてからは積極的に水線をたどった。小釜の巻きや小滝のシャワークライミングなど楽しい沢登りとなった。巻道を下るご婦人お三方を横目に軽快に登っていった。谷間から稜線がのぞきこれから向かう針ノ木小屋が小さく見えていた。Nさんは小屋のラーメンを楽しみにしていた。2時間ほど登ると水流も細くなりやがて消えていった。「水」と書かれたところが最初の一滴だった。谷筋から山道に変わったところで登山靴に履き替えた。

針の木沢を攻める

針の木沢を攻める


小滝のクライミング

小滝のクライミング


小滝のクライミング

小滝のクライミング


小滝のクライミング

小滝のクライミング


小滝のクライミング

小滝のクライミング


小滝のクライミング

小滝のクライミング


針ノ木小屋が見えてきた。遠いな~。

針ノ木小屋が見えてきた。遠いな~。


水場の記し

水場の記し


最初の一滴

最初の一滴


小屋までまだまだだね~。

小屋までまだまだだね~。

 

「痛っーーー!!!」S嬢が叫んでいる。ハチにさされたようだ。親指と人差し指の間の付け根が腫れている。痛みでしばらく唸っていたがやがて収まったようだ。一時はどうなることかと思ったがなんとか再スタート。

登るにつれて木々が色づいてきた。紅葉の先鋒はナナカマドだ。赤い実とともに葉が真っ赤に染まっていた。正面に見える針ノ木岳山麓は赤や黄に色づき秋空に鮮やかに映えていた。森林限界を超えたころ振り返ると我々が辿ってきた沢筋が谷底からはっきりと確認できた。よくぞ登ってきた、と感慨もひとしお。最後の胸突き八丁を登りきるとようやく針ノ木小屋に躍り出た。

ナナカマドの紅葉

ナナカマドの紅葉


黄葉。紅葉。

黄葉。紅葉。


登るほどに黄葉してきた

登るほどに黄葉してきた


針ノ木沢一望。よく登ってきたな~。

針ノ木沢一望。よく登ってきたな~。


最後の胸突き八丁

最後の胸突き八丁


針ノ木小屋

針ノ木小屋

 

小屋では多くの人が思い思いに過ごしていた。針ノ木谷側から登ってきた我々にご婦人が興味津津のようで盛んに話しかけてきた。Nさんは真っ先に小屋に飛び込みラーメンを注文していた。

針ノ木峠。ここが今回のピーク。

針ノ木峠。ここが今回のピーク。


針ノ木峠のテント場

針ノ木峠のテント場


しばし休憩

しばし休憩

 

しばらく休んでから針ノ木雪渓を下り始めた。雪渓歩きはほとんどないようで簡易アイゼンは不要とのこと。ガスに覆われた谷のジグザグ道を黙々とくだった。日本3大雪渓のこの谷は雪崩の巣でもある。その地形はいかにも雪崩れそうな形状だった。岩陵が迫るノドと呼ばれるところはいまだ雪渓が残り左岸に巻道が付けられていた。これが結構な難所で鎖の連続だった。そこを過ぎてからも雪渓は続き我々は巻道に追いやられた。おかげでコースタイム2時間の大沢小屋まで3時間以上かかってしまった。大沢小屋からは約1時間で扇沢に到着。こうして楽しく充実した3日間が終了した。

針ノ木雪渓上部を下る

針ノ木雪渓上部を下る


高巻道へ

高巻道へ


のどの入り口

のどの入り口


のどの下部 くさりの連続でした。

のどの下部 くさりの連続でした。


針ノ木雪渓ののど

針ノ木雪渓ののど


雪渓を下る

雪渓を下る


針ノ木雪渓を見上げる

針ノ木雪渓を見上げる


大沢小屋

大沢小屋


登山口到着 おつかれさまでした~。

登山口到着 おつかれさまでした~。

 

今回の山旅、ピークが針ノ木峠でいわゆる山のピークハントが目的ではなかったが、湖の渡航あり、釣りあり、焚き火あり、そして沢登り、雪渓下りありと、実に変化に飛んだ楽しい山行となった。このようなバリエーション的ルートを開拓するのも一考である。