
6月は沢歩きで計画書を出しているが目的は渓流釣りである。新たな場所に行ってみたがぱっとしない釣行が続いた6月だった。情報不足、タイミングが悪かったのか?・・・6月の活動報告です。
御馬谷(初見)
早川の支流で雨畑ダムの奥にある御馬谷は多少歩くが源流釣り気分を味わえる場所だ。渓相が良く、良いポイントがたくさんあるのだが魚が全く出ず、1尾掛かったがばらしてしまう結果。魚はどこ?の御馬谷であった。
徳和川
よく来る笛吹川水系の川。堰堤が多いのでいい感じではないがこの日はリズムよく釣れ、5匹釣り上げていい印象の半日であった。
馬曲川
野沢温泉から馬曲温泉への山スキールートの降り口にある川で山スキーできたことがあるのでのぞきに行った。車で林道を上がっていくと釣り人がいたので期待するが川に下りたところが悪かったのか木が低く、竿が振りづらいのでさっさと釣りをあきらめる。
南相木川と三川
20年ぐらい前に本で知っていた川でその情報を頼りに行ってみた。南相木川は里川でチャラ瀬続きの川でポイントらしいところがなく,早々と場所を変える。上流部の三川に入ってみたが魚の出方が渋い。せっかく魚を掛けてもタモに入る前にばらすなど5匹掛けたうち2匹逃がすというさえない日で終わった。

丹沢の地図を見ていたら東丹沢に早戸大滝を見つけた。地図には日本の滝100選。落差50m。破線ルートで渡渉数回、増水時危険とある。おもしろそうなので竿を出しながら早戸大滝を目指す計画を立てた。場所は早戸川林道の終点の伝道から破線ルートの作業道を使って沢を詰めていくと早戸大滝だ。
早戸川林道は未舗装の時代オフロードバイクでよく走ったところで30年ぶりにバイクで行くことにした。自宅から1時間ちょっとで着いてしまう。東丹沢の奥なのに近いなあ。
バイクを止めたゲートから20分ほど歩き早戸川林道終点の伝道に着くと早戸大滝の案内板があり、片道90分と危険個所は十分注意と知らせてくれる。沢までの道は不安定な橋、ロープ箇所と破線ルートにありがちな箇所が出てくる。これらを慎重に通って沢に降りる。雷平までは破線ルートはあるが沢に入り竿を出しながら進む。沢は木に覆われてなく上が開けているので竿が振りやすく、毛鉤向きである。魚の反応が良く6尾釣ったところで雷平に着いた。
ここで原小屋沢と分れて大滝沢に入り沢幅が狭くなった先に早戸大滝があった。手前に6mの滝があり越えないと滝に近づけないなあと思って周りを見ると急な斜面にロープが下がった巻き道を発見。不安定な巻き道をたどり早戸大滝の落ち口に降りる。まぼろしの大滝と呼ばれる落差50mの滝は迫力満点。見に来てよかったと思った滝であった。


破線ルートの怖い橋

破線ルートの斜面

怖い橋2

ヤマメは15センチぐらい
昨年、甲武信ヶ岳を埼玉県側(真ノ沢林道)山梨県側(釜の沢)長野県側からと3方向から登る3本立て、登ってみようと計画をしたが長野県側から登るルートをやり残していた。昨年の宿題を終わらせるのと千曲川の源流域の釣りもしたかったので登山と釣りの2本立ての週末を過ごすことにした。
登山口がある毛木平から千曲川源流~甲武信ヶ岳~十文字小屋~毛木平に戻るルートは一滴の水から始まる千曲川の源流、山頂から富士山、満開を迎えた十文字小屋のシャクナゲと所々楽しめた。これで各県から登る甲武信ヶ岳登山企画は終了した。廃道の真の沢林道のルート、沢登りの釜の沢ルート、千曲川源流をめぐる毛木平ルートとどれも面白く、山頂へのアプローチを変えると山頂に着いたときの充実感が毎回違い、甲武信ヶ岳を3回も楽しめとした計画は自分なり満足したものになった。

山の上のほうはシャクナゲは咲き始めてました

十文字小屋の周りは満開。

高山地帯で見かけるホシガラス。意外なところで見てラッキー
甲武信ヶ岳は昼過ぎに下山したので午後に沢に入ってみた。

千曲川源流部
ふわりと毛鉤を打ち込むとパクリと食ってくれました。

この一匹で満足
午後の2時間ほどで4匹上げました。

あとは20センチクラスばかりでした
ピーカン!無風!ザラメ!春スキーのコンディション最高!いい条件で金山沢を滑ってきた。ドロップポイントの船越ノ頭から斜面を見るとなかなかの急斜面にビビるが雪の状態を確認するといい感じに緩んでいるので全く問題ない。斜面に入りターンをするとフィルムクラストがカラカラと音を立てて落ちてくる。気にせず滑る。標高が下がると多少雪は重たくなったが急斜を味わい2300mの台地で区切る。振り返ると広い斜面だなあと滑った斜面に満足するのであった。2300m台地から金山沢に入る。雪は重たいが板が止められるような状態でないので結構快適に滑る。下に降りるにしたがって小さいクラック、デブリがあったが滑りに問題なく白馬沢出会いに着いた。船越ノ頭からの標高差1100mを滑り終えた。(2018年3月31日 YS,HM、MM)
奥志賀~野沢温泉までのスキーツアーコースは行程が20kmあり入山地と下山地が離れていて、車利用での車の回収方法、公共交通機関の利用などを考えると土日の休日では時間的にやや厳しく、実行の機会を考えていた。今年はメンバーが集まり、会員の方の御実家が入山地、下山地の送迎をしてくださるという幸運に恵まれた。メンバーには歩き始めの時間、行程の長さから山中1泊の計画を伝えたが話し合った結果、1日で野沢まで行き、タイムアウトの場合はビバークする計画となった。
ちょっと不安な計画であったが当日は快晴で風が無く見通しの効く好条件。メンバーはルートをしっかり把握してくれていたのでルートミスをすることもなくサクサクと行動できたおかげで日没30分前に野沢温泉スキー場の毛無山に到着。ルート途中の高標山付近から小さく見えた毛無山の電波塔の下に着いたときの充実感。志賀高原焼額山を9:00に出て17:30に毛無山に到着で8時間30の行動はヘッドライト行動になるギリギリの時間で何とかこなすことが出来き、大成功。志賀~野沢ルートはブナ、ダケカンバの森の中を歩く、気持ちの良いルートだったがで平坦な広い尾根は特徴が無く視界が効かないときはルートミスをしそうな場所であった。奥志賀のゴンドラを使うため一番早くても9:00発で野沢温泉スキー場の営業時間内に到着するにはかなり頑張らないとならないので、やはり山中1泊が無難な計画と思う。次回はブナ林の中で天泊してワインでも飲みたいですね。(2018年3月24日)
 焼額山 出発にワクワク |
 こんな所を滑りました |
 こんな所を歩きます |
 10㎞地点のカヤノ平 |
 16:30あと少し |
 ゴールの毛無山で夕日を見てよかった。 |
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友人が企画してくれた東北パウダートリップ4日間は安比高原のふもと、八幡平市安代をベースにいろいろな山を滑る計画だ。安代は秋田、岩手、青森どこに行くにも2時間くらいで行けてしまうので天候をみて条件のよさそうなところに変更できるのがいい。下倉スキー場のBC、ステップソールで行った田代岳、南風が入って荒れ模様だった青森スプリングスキー場のBC、安比高原スキー場からの西森山BCといっぱい滑ってまいりました。(2018.2.8-11)
下倉スキー場BC
下倉スキー場ではインホメーションで入山者名簿記入すると入山カードをもらい、戻って来た時にカードを戻して下山確認をするシステムを取っている。リフトトップから山に入ってメローな斜面を下り林道をを使ってスキー場に戻ることが出来るお手軽BC。
田代岳
大館の町を見守る白ひげ大神が宿る田代岳はステップソール板でのBC。使った板はボレーの110mmのステップソールで1170mの田代岳までシールを使わず登り、パウダーを滑り、登り返しては滑り、移動して滑りとシールを貼らない、スムーズな行動を体験することが出来た。前日降った雪は脛ぐらいの積雪であったが全く問題なくステップが効き、パウダーだったのでステップの抵抗も感じずに滑ることができたので山スキーには最適と思ってしまった。是非、1本欲しい板となった。
 このウロコがよく効いてくれました。 |
 田代岳 オープンバーンが気持ちよかった |
 山長は白ひげ大神様がおられます |
 滑りはこんなとこ |
岩木山
岩木山のツアーに参加したが気温が上がり山は荒れる予報でツアーは半日に短縮。青森スプリングスキー場(旧鰺ヶ沢スキー)のトップからBCに入りスキー場に戻るちょこっとした山遊びだった。ドロップポイントに着けばシールがあおられるほどの風の強さで速く降りて風を避けたいけどほかの人の準備が終わるまでじっと我慢。滑る斜面は良かったが雪はしっとり感であったがまあ、楽しめたかな。
西森山
安比高原スキー場から登ることが出来る西森山は手軽に行けるだけあって、かなり人が入るようで前日にトレースがリセットされてなく荒れた斜面のパウダー滑りとなってしまった。この日は西森山と安比高原スキー場のサイドカントリーを冷かしてと一日を過ごした。
尾瀬岩倉スキー場から西山(1898m)へ向かう稜線を登り旧ムジナゲレンデへ滑り込むルートがあることを知り見に行って来た。リフトップからすぐに稜線に入るのでキツイ登りの無く進んで行ける。1800m帯のため木が多少気になるがぼちぼちの樹間である。滑るだけなら西山までいかなくても手前のよさそうなところで滑って旧ゲレンデを目指すルートを取れば1日で何本かは楽しめと思う。山に入った日は南風が入って雪面はクラストであまり良い状態ではなかったがここは南斜面を滑るので前日の降雪具合をみて滑れば手軽に楽しめると思う。山が良くなくても尾瀬岩倉スキー場は広く、バリエーションがあるので一日楽しめるのでとりあえず行ってみるのがいいのかな。(2018.1.20)
昨日は、白馬コルチナスキー場のBCスキーで3時間程の山遊びを楽しんで、晩は一番の目的である生ラムジンギスカンを“深山成吉思汗”でいっぱいたべて、飲んで満足満足。
14日に予定していたの村尾根は白馬47スキー場から上がったがガスが濃く見通しが悪すぎるので入山を止めて駐車場に戻り次の行動を考える。
Mさんの提案で3時間行程の白馬コルチナ~中土駅ルートに転進先が決まった。下山場所になる発電所近くに車を置きコルチナスキー場に戻り、入山場所である板平入山口を12:00にスタートした。気温が低く、午後でも雪は軽く気持ちよく滑る。下の林道まではすぐに着いたがここから先はMさんの記憶が曖昧でドロップするところが分からない。地図で方向、地形に当たりを付けて滑り降りる。入ったところは斜度、雪質とも申し分なく今日2度目のパウダー滑りとなった。滑りを楽しんだあとはルートファインディングだ。
発電所方面にコンパスを合わせ進む。段々畑のような地形を進み、畑地形が終わると尾根の斜面に当たってしまった。尾根の反対側は沢が流れていて降りることができないので尾根の斜面に沿ってトラバースで進む。スキーは変な地形でも進めるがスノーボードのFさんはツボ足しか進めず四苦八苦している。やっと発電所方面に向かう道に出てひと安心。道をたどり発電所とつながっている送水管に着いた。この送水管に沿って下れば車を置いた車道に出るのだが送水管の両脇の斜面は木が密で斜度がある。Mさんはどっちだが覚えていないので上から見て送水管の右側を降りたら道路への落石等の防止のための5mぐらいフェンスにふさがれ降りられない。登り返して送水管に戻ると他のスノーボーダーのグループが間違えに気づいて登り返している。私達のトレースに引き込まれてしまったようで申訳ない。送水管に戻り正しいルートを見つけて道路に出ることできた。送水管について1時間も謎解きをしてしまった。初見のコルチナ~中土ルートは久々に鼻を聞かせたところでした。(2018.1.14 YS,YF,MM,CK)
 滑りは楽しかったが |
 里は目の前なのに迷い |
 これを降りればゴールは近い |
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1月の3連休の最終日は斑尾山に行って来た。斑尾山の東側を滑りスキー場に戻るルートあるが斑尾山は1380mと標高が低く、今年のように雪の多い年が良いと考えていた。リフト2本で山頂へ向かう稜線上に着いて登りらしい登りもなく20分程で山頂に着くのでとても簡単。あとは滑り降りるだけである。考えていた尾根上を滑るルートは狭い尾根上のやや密なツリーランでちょっと面白みに欠けてしまった。後で調べてみると上部は沢を滑り下のほうで尾根に上がるのが楽しいルートのようだった。まあ初めてのところはよくあることで、次の機会に試してみよう。
 尾根歩きは20分 |
 山頂の標識が足元にあるのがわかりますか |
 ちょっと密なツリーラン |
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