2022/2/26 北アルプス 八方尾根から押出沢

By , 2022年5月10日 4:22 PM

・天候:晴れ
・ルート:八方尾根スキー場トップ〜第2ケルン〜押出沢
・メンバー:HM(リーダー)、SM、CK、KK(写真&記録)

雲ひとつない冬晴れのもと、八方尾根スキー場リフトを利用して北アルプスの沢を滑走しました。
雪は締まり雪崩リスクも少なく、豪快なアルパイン滑降となりました。

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二股からのモルゲンロート
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八方池山荘から登高開始
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白馬三山をバックに
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白銀の白馬三山
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さすが人気のルート
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地吹雪の向こうに鹿島槍と五竜
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絶景の登高
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白馬三山とHMさん
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押出沢源頭
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押出沢から白馬三山
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さすがは北アルプス地形
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SMさんスタート
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CKさん
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押出沢を見上げる
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南股入の渡渉

2022/2/13 鍋倉山

By , 2022年3月6日 12:43 PM

・天候:曇り
・ルート:温井〜久々野峠〜黒倉山〜<滑降>〜鍋倉山〜<北面滑降>〜温井
・メンバー:TM、HM、MK、CK、KK(写真&記録)

厳冬期の鍋倉山へ。
今年の北信地域は大雪で鍋倉山麓の藪は完全に埋まりました。
連休最終日でトラックがうるさいと思われましたが、ノートラック斜面を探しながらのパウダーランが楽しめました。


美しいブナの斜面を登ります
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山はガスに覆われ、幻想的なブナの森がわれわれを迎えてくれました。
ブナの美しいたたずまい
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美しいブナの森が続きます
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山麓はガスっていましたが、山頂に着く頃には雲が抜けてくれました。
すると雲海の先に妙高と火打が浮かんできました。
鍋倉山頂より
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2020-8-16 岩菅山

By , 2020年8月17日 5:22 PM

コロナ禍の自粛ムードでなかなか行楽気分とはいきませんが、
平地のあまりの暑さにヘキエキ。
こうなると高地に逃れるしかありません。
ということで、長野宅の地元、志賀高原の名峰岩菅山に行ってきました。

ところで夏になると無性に沢に行きたくなります。
今回は、雑魚川や魚野川の沢登りの詰めで至る岩菅山の登山道の様子と、
尾根上からの状態を確認することも目的のひとつ。

カヤの平経由で奥志賀を抜け一ノ瀬の登山口に向かいました。
先行車は1台。
200名山とはいえ100名山とは比べ物にならないほど静かな状況です。

しばらくは樹林帯の中を進みます。
朝の空気と相まってひんやり。
気持ちのいい登高が続きます。

用水路沿いにしばらく進むと綺麗な沢を渡ります。
イワナが数匹戯れていました。
人を恐れる気配がありません。
志賀は雑魚川を主線に多くの沢が注いでいますが、
これらの沢はほぼ全てが種沢で禁漁。
人は危害を加えないことが代々遺伝子に組み込まれてるんですかね。
ひっきりなしに通る人を恐れません。

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そこからはシラビソやコメツガなどの雰囲気ある針葉樹の森を登っていきます。
シラビソは着雪に耐えるため下向きに枝を延ばします。
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中間地点を過ぎる頃から岩菅山がチラチラと見え始めます。
立派な山容です。
樹林帯を抜けるとノッキリと呼ばれる稜線に到着。
高天原からの登山道と合流するところでベンチが置かれています。
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ノッキリは標高2070mでここが森林限界。
岩菅山を正面に笹原の中を進みます。
右下には名渓魚野川の切れ込みが森の中を縫っています。
森に隠れて水の流れは見えず、森の豊かさを物語っていました。
沢登りの渓としても魅力的で、
秋山郷切明から2泊3日の沢旅にいつか挑戦してみたいでね。
しかし最後の詰めでこのネマガリ笹のヤブコギが待ってるのが改めて確認できました。
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岩菅山の詰めはガレ場の直登。
まだ午前中の曇りで真夏の太陽の直射は避けられましたが、結構な登りです。
30分ほどの直登で登頂。
ここまで数名の登山者と合流。
そこそこ登られてる印象です。
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避難小屋があるということで早速確認。
(沢登りのビバーク地にしたいと密かに企んでます)
しっかりとした小屋で薪ストーブあり綺麗な状態でした。
快適に過ごせそうです。
ちなみに外にはトイレもありました。
沢を詰めて下山の気力がない場合は全然使えますね。
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三角点はツリガネニンジンに囲まれて幸せそう。
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ここから志賀高原の最高峰裏岩菅山まで足を延ばしました。
気持ちのいい稜線歩きが続きます。
右の眼下にはガスに包まれた魚野川の谷が深い森の中に刻まれています。
花もそこかしこに咲いています。
ツリガネニンジン、ウスユキソウ、ウメバチソウなど。
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ハイマツの稜線を進むと小高い丘になっている裏岩菅山です。
360度ぐるりと広がる絶景の頂です。
ゲレンデに蝕まれた焼額山と奥志賀高原、稜線の先にそびえる烏帽子岳、
雲に隠れた佐武流山と白砂山方面。
外川沢の詰めで至る稜線の様子もはっきり確認できました。



 

 
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帰路、雲が晴れて炎天下の稜線歩きになりました。
標高2000mを超えるところでこの暑さ。
下界の地獄は推して知るべし。
ところで裏岩菅山側からの岩菅山も見事な山容でした。
奥には横手山もどっしりと構えていました。





 

 
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軽い熱中症気味で頭痛が・・・。
森林限界のノッキリから先は木陰で涼しくなります。
頭を冷やしたいので急いで沢まで下って水浴び。
生き返りました。
イワナたちはあいかわらず元気に遊んでいました。

往路は気づきませんでしたが、用水路の脇にヤマオダマキが妖艶に咲いていました。
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おわり

2020-3-22 袴岳

By , 2020年3月28日 11:16 PM

信越国境の袴岳にスキートレッキングに行ってきました。

袴岳は斑尾山の隣にあって、信越トレイルのセクション1の途中にあります。

美しいブナ林に包まれた穏やかな山です。

この日は雨予報でしたが、森の撮影にはgood。

ガスに包まれたブナの森は、狙い通り幻想の世界へ導いてくれました。

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2020-2-19 鍋倉山 山スキー

By , 2020年2月20日 8:48 AM

今シーズン最期のパウダーかな?



 

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2020-2-2 鍋倉山 山スキー

By , 2020年2月4日 12:48 AM

前日の野沢に続いてきょうは鍋倉山。
降雪後の晴れとあって多くのスキーヤーが集結していました。
(神○川ナンバーの見覚えあるクルマもありました)

好天のもと、さっそく出発。

いつもの細尾根は取り付きが厳しそう。
今日は沢ルートをただることに。

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先行パーティが尾根に取り付いていました。

沢ルートはブナ林の絶景が続きます。
しばしご堪能ください。
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美味しそうな斜面を横目にしばらく登ると黒倉山とのコルに出ます。
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青空ものぞき絶景が広がります。

 

山頂にはたくさんのスキーヤーが。
われわれは総勢10名で記念撮影。
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さあ、楽しい下りの始まり〜。
登ってきた北斜面をいくしかないでしょう。
動画でご覧ください♪



 

途中のブナ斜面で滑走撮影。
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いや〜楽しすぎます。

 

さらに美味しい斜面は続きます。
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逆光で写真的には絶好のシチュエーション。

 

まだまだ続きます。
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いや〜なべくら・・・外しません。

2020-2-1 野沢温泉スキー場〜青木山

By , 2020年2月3日 3:00 PM

北信州も降っては解け、降っては解けの繰り返しでなかなか雪がつきません。
昨日からまとまった雪が降ったので期待して向かった野沢温泉スキー場。

毛無山の裏は結構なラッセルで期待が膨らみます。

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冬化粧のブナ。美しいです。

 
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青木のコル。ヤブが目立ちます。

 
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期待を胸に青木山へ。

結果は・・・ ↓    動画 ↓



 

諦めがつかないツワモノ女子の賛成大多数でコルへ登り返しました。
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おじさま達はコルでギブアップ。

女子達はノートラック斜面を見つけて登って行きました。
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みんなパウダー満喫♪♪

 
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コルから沢を滑降。楽しい〜〜〜。

2020-1-26 鍋倉山・山スキー

By , 2020年1月27日 10:45 AM

春を迎える3月のような陽気の中、鍋倉山に行ってきました。

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往路、ブナの巨木・森太郎を眺めながら。

 
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山頂間近の森はブナの美林。

 
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このツリーランは中毒になります。

 

春の陽気でしたが、山頂直下はサラサラのパウダーに覆われていました。
ここはいつ来てもハズレません。
ブナの美林のツリーランを堪能しました。



 

2020-1-19 鍋倉山・山スキー

By , 2020年1月20日 11:51 AM

記録的暖冬で下界は積雪ゼロ。

でも山にはそれなりに降ってます。

鍋倉山頂で積雪約3m。

ガッツリパウダーいただきました。

2019-2-24 越後の山 その2 東谷山

By , 2019年3月7日 10:34 PM

越後の山第2弾は東谷山。
日白山のとなりにたたずみ、藪山で無雪期は山登りの対象にならないが、アプローチが比較的容易で北西斜面のパウダースノーが楽しめるということで、最近は多くの山スキーヤーが訪れる中越定番の山になっている。今回パウダー狙いで行ってみたのだが・・・。

前日、こちらも中越の山スキーの定番・阿寺山に行ってみたが、このところの降雨が凍り斜面は固く、その上に少しの新雪が 載っただけの斜面はでこぼこ。おまけにガスに覆われとても滑りを楽しむ状況ではなかった。うってかわってこの日、雲ひとつない青空と澄んだ空気、そしてさんさんと輝く太陽。眺望は最高、でも帰りは雪が 腐ってるだろうなー。

下山先になる貝掛温泉バス停広場に車をデポして路線バスで二居へ。バスには登山客が10数人乗りこんでいた。運賃はスキー持ち込み料含めて300 円。集落の入り口からシールを付けて二居峠を目指した。春のような陽気でスタート時点からハードシェルを脱いだ。峠の林道入り口でバスが一緒だった登山者のパーティが出発準備をしてい た。

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九十九折りの林道を登った。事前情報だと二居峠で尾根にとりつくのに難儀するとのことだったがまったくなんの問題もなく峠に到着。(事前情報はおそらくここのことではないと思う)登山パーティもぞくぞく到着し一息ついていた。峠にある 東屋も完全に出ていて雪の少なさを物語っていた。下界には乾いたアスファルトの国道17号線が見えていた。
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二居峠


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眼下には国道17号

尾根にとりついた。さっそく名物の雪庇がお出迎えだ。積雪が少ないせいかそれほど発達していないよう。右側に は太陽に照らされた三国山脈が煌煌と輝いていた。とりわけ平標山と仙ノ倉山は圧倒的な存在感。奥には谷川連峰ものぞいていた。左側はコナラの樹林帯。雪庇を踏みぬかないよう林の中を進んだ。急坂を登ると送電線の鉄塔についた。
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雪庇


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平標山が覗く

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鉄塔

その後も細尾根は続いた。本来ならこの厳冬時期、尾根はカリカリで雪庇も発達しているはず。何箇所か厳しい登りがあったが条件によってはシール登高は難儀するだろう。この日はスキーアイゼンでクリアできたが、スキーを脱がなければならない状況が多いと思われる。

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絶好の天気


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絶景の三国山脈

東谷山手前のピークが見通せるところまで登ってきた。尾根が続いた。抜けるような青空に白い稜線が続いていた。寒さのかけらもなく、まるで2月とは思えない陽気。これは完全に春スキーだ。
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細尾根を抜けるとブナとダケカンバの緩やかな斜面に。急坂がおわってひと安心。
トレッカーの一行がおりてきた。
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ブナとダケカンバの美林帯

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美しい森の中を登っていった。そこへスキーヤーが滑り降りてきた。そのあとを大型犬が追ってきた。ふもとの駐車場で会った方だ。ふもとでは「 早く行こう」とせき立てていた犬。いっしょに頂上まで登ってきたようだ。これぞ 究極の散歩、犬もさぞかし楽しいだろう。

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犬が・・・。

頂上に近づくにつれ山容はなだらかになった。見えた滑り降りる谷を左に一つのピークを越えたその先に人だかりが。あそこが東谷山頂上だ。右手には三国山脈の相変わらずの絶景。何度も立ち止まりその光景をカメラに収めた。これほどの絶景は二度と拝めないだろうと思われるほどの眺めだった。
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見事な快晴


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あの人だかりが東谷山の山頂

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山頂からは一足先にスキーヤーが降りていった。

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下山のスキーヤー

そして山頂へ。山頂からは360度の大パノラマ。東から時計回りに、越後三山、その手間に昨日登った阿寺山、そしてくっきりと米子沢を従えた巻機山、一ノ倉岳、谷川岳と続く谷川連峰、登高を見守ってくれた仙ノ倉岳、平標山、さらに背後には苗場山、神楽ヶ峰。とにかく圧巻の展望だった。できることならテント泊しながら夕景を狙いたい。

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越後山脈


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三国山脈から谷川連峰


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苗場山も見える

隣の日白山に続く尾根には登山者が数名見えていた。

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日白山への稜線 奥には万太郎山 谷川岳ものぞく

しばし絶景を堪能し滑降をスタート。降りる谷を間違えてあわてて隣の尾根にトラバース。無事ルートに戻った。滑った斜面が春のような日差しを浴びた西斜面ということでさすがに雪は腐っていた重たい雪で脚が疲れる。ただいい 感じの斜面でパウダーだとかなり面白そう。急斜面を滑った後は地形図を見ながら尾根筋をたどった。途中、沢を2か所トラバースして杉の植林地を抜けると国道が見えてきた。そうしてドンピシャで国道をくぐるトンネルのところ につい た。無事終了。

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きれいな疎林帯を滑る

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沢の下部は腐り雪


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国道に出た

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デポ地点へ国道沿いを滑る

今回2月のパウダーを狙って来たが、一足先の春スキーとなった。仲間からケータイに続々下山連絡が入ってきたが 共通語は「春スキー。」

今シーズンは早く終わる感が濃厚だ。