・天候:晴れ〜曇り
・ルート:アルパこまくさ〜アッスルスキー場跡〜八合目小屋〜男女岳(秋田駒ヶ岳)〜ピストン
・メンバー:CK、KK(撮影、記録)
早春の東北滑走。
今回は名峰・秋田駒ケ岳。
快晴の朝、ご来光とともに出発。
3月上旬で天候が落ち着いていたものの山頂付近は猛烈な風で立っているのもやっと。
山頂ではエビのシッポが見事な造形で迎えてくれ、360度の展望が疲れを癒してくれました。
山頂直下の大斜面を存分に楽しみながら、ひと足先に春スキーを楽しんできました。
・天候:曇り
・ルート:温井〜沢コース〜鍋倉山〜東尾根〜北東尾根〜温井
・メンバー:KK、Iさん(会員外)
今冬の北信州は雪が少なく、鍋倉山もなかなか藪が埋まりませんでした。
そんな中、1月後半にやってきた大寒波でようやくまとまった雪が降りました。
パウダー天国の鍋倉山もコンディションは万全。
美しいブナの森を堪能しながらのハイクアップとパウダーラン。
途中からI さんと合流し鍋倉山のパウダーを堪能しました。
・天候:晴れのち曇り
・ルート:喜茂別コース〜1100m付近〜ピストン
・メンバー:KK、CK、EAさん(ウルスカOB)、MMさん(ウルスカOG)
2023年のシーズンインは北の大地からお届けします。今回のフィールドは、別名蝦夷富士と呼ばれる北海道の羊蹄山です。そのひときわ秀麗な姿は富士山に勝るとも劣らず、斜面は山スキーヤー垂涎。今回は喜茂別コースをチョイスしました。帰りの飛行機の関係でハイクアップは1100m付近で終了。期待通りの極上のパウダースノーをダケカンバをくぐりながら軽快に滑りました。
滞在先の五色温泉で会ったEAさん(ウルスカOB)、MMさん(ウルスカOG)とご一緒しました。
下山後は羊蹄山をぐるりと周りながらさまざまな角度からその美しい姿をカメラに収めました。
・天候:曇り
・ルート:温井〜久々野峠〜黒倉山〜<滑降>〜鍋倉山〜<北面滑降>〜温井
・メンバー:TM、HM、MK、CK、KK(写真&記録)
厳冬期の鍋倉山へ。
今年の北信地域は大雪で鍋倉山麓の藪は完全に埋まりました。
連休最終日でトラックがうるさいと思われましたが、ノートラック斜面を探しながらのパウダーランが楽しめました。
山はガスに覆われ、幻想的なブナの森がわれわれを迎えてくれました。
ブナの美しいたたずまい |
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美しいブナの森が続きます |
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山麓はガスっていましたが、山頂に着く頃には雲が抜けてくれました。
すると雲海の先に妙高と火打が浮かんできました。
鍋倉山頂より |
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コロナ禍の自粛ムードでなかなか行楽気分とはいきませんが、
平地のあまりの暑さにヘキエキ。
こうなると高地に逃れるしかありません。
ということで、長野宅の地元、志賀高原の名峰岩菅山に行ってきました。
ところで夏になると無性に沢に行きたくなります。
今回は、雑魚川や魚野川の沢登りの詰めで至る岩菅山の登山道の様子と、
尾根上からの状態を確認することも目的のひとつ。
カヤの平経由で奥志賀を抜け一ノ瀬の登山口に向かいました。
先行車は1台。
200名山とはいえ100名山とは比べ物にならないほど静かな状況です。
しばらくは樹林帯の中を進みます。
朝の空気と相まってひんやり。
気持ちのいい登高が続きます。
用水路沿いにしばらく進むと綺麗な沢を渡ります。
イワナが数匹戯れていました。
人を恐れる気配がありません。
志賀は雑魚川を主線に多くの沢が注いでいますが、
これらの沢はほぼ全てが種沢で禁漁。
人は危害を加えないことが代々遺伝子に組み込まれてるんですかね。
ひっきりなしに通る人を恐れません。
そこからはシラビソやコメツガなどの雰囲気ある針葉樹の森を登っていきます。
シラビソは着雪に耐えるため下向きに枝を延ばします。
中間地点を過ぎる頃から岩菅山がチラチラと見え始めます。
立派な山容です。
樹林帯を抜けるとノッキリと呼ばれる稜線に到着。
高天原からの登山道と合流するところでベンチが置かれています。
ノッキリは標高2070mでここが森林限界。
岩菅山を正面に笹原の中を進みます。
右下には名渓魚野川の切れ込みが森の中を縫っています。
森に隠れて水の流れは見えず、森の豊かさを物語っていました。
沢登りの渓としても魅力的で、
秋山郷切明から2泊3日の沢旅にいつか挑戦してみたいでね。
しかし最後の詰めでこのネマガリ笹のヤブコギが待ってるのが改めて確認できました。
岩菅山の詰めはガレ場の直登。
まだ午前中の曇りで真夏の太陽の直射は避けられましたが、結構な登りです。
30分ほどの直登で登頂。
ここまで数名の登山者と合流。
そこそこ登られてる印象です。
避難小屋があるということで早速確認。
(沢登りのビバーク地にしたいと密かに企んでます)
しっかりとした小屋で薪ストーブあり綺麗な状態でした。
快適に過ごせそうです。
ちなみに外にはトイレもありました。
沢を詰めて下山の気力がない場合は全然使えますね。
三角点はツリガネニンジンに囲まれて幸せそう。
ここから志賀高原の最高峰裏岩菅山まで足を延ばしました。
気持ちのいい稜線歩きが続きます。
右の眼下にはガスに包まれた魚野川の谷が深い森の中に刻まれています。
花もそこかしこに咲いています。
ツリガネニンジン、ウスユキソウ、ウメバチソウなど。
ハイマツの稜線を進むと小高い丘になっている裏岩菅山です。
360度ぐるりと広がる絶景の頂です。
ゲレンデに蝕まれた焼額山と奥志賀高原、稜線の先にそびえる烏帽子岳、
雲に隠れた佐武流山と白砂山方面。
外川沢の詰めで至る稜線の様子もはっきり確認できました。
帰路、雲が晴れて炎天下の稜線歩きになりました。
標高2000mを超えるところでこの暑さ。
下界の地獄は推して知るべし。
ところで裏岩菅山側からの岩菅山も見事な山容でした。
奥には横手山もどっしりと構えていました。
軽い熱中症気味で頭痛が・・・。
森林限界のノッキリから先は木陰で涼しくなります。
頭を冷やしたいので急いで沢まで下って水浴び。
生き返りました。
イワナたちはあいかわらず元気に遊んでいました。
往路は気づきませんでしたが、用水路の脇にヤマオダマキが妖艶に咲いていました。
おわり
信越国境の袴岳にスキートレッキングに行ってきました。
袴岳は斑尾山の隣にあって、信越トレイルのセクション1の途中にあります。
美しいブナ林に包まれた穏やかな山です。
この日は雨予報でしたが、森の撮影にはgood。
ガスに包まれたブナの森は、狙い通り幻想の世界へ導いてくれました。