信越トレイルSection1 2018年8月

By , 2018年9月1日 11:35 AM

信越トレイルは、長野県と新潟県の県境にある標高1000m前後の関田山脈の尾根上に作られたロングトレイルでその距離80kmにもおよぶ。登頂登山が一般的な我が国において趣の異なるロングルートだ。全体を6セクションに区切り各々のコースをおよそ1日ずつ走破する形式。すべて踏破したら全線走破証が発行される。

今回は第1弾としてセクション1を歩いてきた。

 

セクション1は斑尾山山頂(1381.8m)が起点だが、実質はその登山口のひとつチロル前(約900m)からのスタートとなる。しょっぱなからゲレンデ内を500m直登。ここが今回の核心部?信越トレイル踏破という意味では2時間の消耗戦からセクション1は始まった。途中まで文明の利器=リフトを使う手はあるが、なんだかなーと。まあ、リハビリ、筋トレ、ダイエット・・・。理由をつけて登り始めました。

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幸い秋の空気が入っていて少し肌寒いぐらいでバテずに済んだ。夏も営業してるクワッドリフトはまだ運行前。ススキをかきわけてクワッド終点へ。そのあたりには眺望を楽しむことができるようにベンチが置かれている。実はこの斑尾山、かの有名な歌「ふるさと」のモデルとなったところ。「うさぎ追いしかのやま」のかのやま。スッキリ晴れていて関田山脈の主峰鍋倉山、野沢の毛無山、日本海まで見渡すことができた。
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その先から山道になり急登を進むと信越トレイルにぶつかる。そこから一旦スタート地点の斑尾山まで行き引き返してくる格好だ。そうこうしているうちに気温はぐんぐん上がり汗が吹き出してきた。きれいなブナの樹林帯を抜けるとやがて斑尾山に到着。山頂で食べた、前日温井の産直で買ったスイカが異様にうまかった。斑尾山頂付近の尾根はきれいなブナの林に覆われている。いざ出発。信越トレイルのスタートだ。
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往きに通った昇り口への分岐を過ぎて少しいくと視界が開けた。野尻湖を従えた妙高山と火打山が飛び込んできた。信越トレイル屈指のビューポイントらしく、記念撮影用にスマホを固定するホルダー付の杭があった。
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絶景を堪能後もブナの稜線を進んだ。ブナの木の高いところに看板が付けらているのが見える。「サクラカラー」とあるので相当古いらしい。「斑尾~妙高高原駅」と書かれているようでスキーツアーの標識らしい。ここ斑尾は昔からバックカントリーが盛んだ。なぜかこれまで、ゲレンデも含めてスキーで訪れたことがなかった。この冬はルートを開拓してみようかと。
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がやがやと話し声が近づいてきた。時折ドリフの大爆笑並みの笑い声も。ご高齢のご婦人パーティ10数名が元気いっぱい登ってきた。女人の元気なこと元気なこと。
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やがてゲレンデにでた。左がタングラム、右が斑尾だ。日差しが強烈になってきたゲレンデ内の急坂をしばらく下った。さっきのご婦人方、ここを登ってきたのだろうか?それであの元気さ?おそるべしである。
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標高差400mを一気に下ると舗装の車道に出た。万坂峠だ。
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再び袴岳までの登りが始まった。斑尾までせっかく登ったのに・・・。これがトレイルだけど・・・。
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万坂峠からはなだらかな樹林帯を登っていった。道沿いにはヘビイチゴがいっぱい。最初は杉の植林地だったが、進むほどにブナに代わってきた。1時間ほど登ると明るいブナの森に。全くノーマークだったがなかなか美しいところだ。山頂手前のブナの道は実にいい雰囲気だった。
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袴岳山頂にはベンチがおかれ、前方の藪は払われ、妙高山が一望できた。ここから赤池まで下ればセクション1は終了。ランチとスイカのデザートをとって出発した。
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ゆるやかな山道を駆け下りてしばらくいくと林道にでた。この林道、微妙な登りが続く。ゴール前の歩きが長く感じるのは世の常。もくもくと歩くと終点の赤池に到着。祝、信越トレイルセクション1終了。ここまで6時間。コースタイム通りだった。
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赤池からはセクション2の一部を通ってスタート地点のチロルまでクルマの回収へ。山道をどんどん下っていくとやがて湿原に出た。いくつかの中から「湿原中央トレイル」という、王道であろうルートを選んだ。尾瀬のような雄大な湿原風景が疲れた体を癒してくれるはず、と期待したが、そこは単なる杉の植林地の中、しかもずっと登り・・・。湿原のしの字もありゃしません。1時間強でクルマに戻れると思ったらとんでもない。2時間もかかった。最後のクルマの回収が今回の核心部でした、というのがオチということで。

次回は涼しくなったころ、テントでも背負ってセクション2、3と歩いてみようと思っております。

おわり

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