秋の終わりの燧ケ岳

By , 2016年11月23日 5:17 PM

 

pa220025山スキーで燧ケ岳を訪れているのでその滑ったところを歩いてみたくて燧ケ岳登山を計画した。せっかく行くので御池~燧ケ岳~尾瀬の見晴らしキャンプ場で1泊し、翌日、三条の滝経由で御池に戻る、深まる秋を満喫するルートだ。TM,AM,YSの3人が参加した。
10/22(土)

御池から燧ケ岳山頂まで行程はスキーでここ登った、あの谷を滑ったと見覚えのあるところを雪の時期と比べながら歩けてなかなか楽しい。山頂からは尾瀬沼、尾瀬ヶ原展望がドーンと広がる。ここから1000m下る見晴新道はぬかるみ道と笹の伐採跡で歩きずらくて、いやになったが見晴キャンプ場に13:30に到着。30張ほどのテントが張られていてオフシーズンとは思えないにぎやかさである。
テントを張り終えるとTM、AMは早々に燧小屋で買ったビールでお疲れ様の乾杯。コッヘルにコーンを入れて熱々にポープコーン、カマンベールホンデュでクラッカー、ソーゼージと進みビール500ml3本、ワイン1本が空になる。夕食は野菜たっぷりの鳥団子鍋でワイン1本が空く。あちはダラダラと焼酎、ウイスキーと続いてひとり,ふたりと朽ち果てて、14:00から6時間続いた夕食が終わった。

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10/23(日)

うぇ~酒が残っていると目覚めの悪いTMさん。今日の行動は4時間程度。朝はダラダラと8時ごろまでのんびり食事をしてから出発する。早朝に霧のかかっていた尾瀬ヶ原はすっかり晴れて、枯草色の湿原と至仏山がいい景観を作っている。尾瀬ヶ原を後にして三条の滝に向かう。赤や黄色に色づいた樹々に囲まれて歩くこと1時間で滝に到着。三条の滝は落差100m、幅30m。対岸の紅葉と相まって見ごたえのある滝であった。パラパラと雨が降り出してきたのでさっさと御池に戻り、温泉につかって帰ろうと話をしているとMTさんが車のカギ知らない?と一言。昨日、、車をロックしてポケットに入れて・・・?ポケット、ザック、シュラフの中までも捜すが見つからない。MTさんはキャンプ場に戻り捜して来ると走り出し、私達は先に御池に戻りJAF、ディーラーに連絡を取るためにもどる。鍵がない場合はどうなるのだろうと考え、考え歩く。JFAなどが来るにしても何時間でくるのか、今日中に解決しない場合はどうするなどいろんなパターンが頭をよぎる。2時間ちょっとで御池に着く。AMさんはすぐにディーラーに電話を掛けようとするが電波状態なかなか繋がらない。何とか電波状態の良いところを見つけディーラーと連絡がついたがディーラーでは解決方法が分からず、JAFにドアを開けてもらっても、鍵が無い限りエンジンは掛らないと言われ、さてどうする。と悩んでいるところにTMさんが満円の笑みでやってきた。「ごめん、ごめん、あったっよ。キャンプ場に無いことが分かり、ザックを見ていたら捜していないポケットがあることに気づいて開けて見たら鍵があった。」まったくもう!そばをおごれ~。私達は思いっきりホットし、最悪、御池でビパークだぁ!と考えていたことを笑いながら話、キノコそばで心と体を温めて旅は終わった。

こいつがいけない鍵

これのせいで大変でした。

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