月山釣り山行
初日:8月6日
岩魚のいる川に行くのは一苦労である。この日はAM2:00に寒河江SAに着いて仮眠し、6:00に起きて月山の姥沢に行き、月山リフトに乗り、1520mまで上がる。1984mの月山まで登り、東側の肘折温泉ルートを980mまで下り釣り場になる立谷川に13:00頃に着いた。登ったり、下ったりと5時間ほど歩いたあとだがまだ仕事が残っている。ツエルトを張りテント場の設営し,薪集めといろいろ忙しい。これらを片付けてやっと一息である。
さて、目的の釣りは夕方小1時間ほどで7匹と魚影の濃さに感激。毛鉤を打つところ必ず魚が出て竿を竿をしならせる。20センチクラスが釣りごたえがあっていい。釣り上げた岩魚のうち2匹は夕食の一品とした。おかげで岩魚の塩焼き、ミズと高野豆腐の煮物、ごはんと品数のそろった夕食となった。
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今日の行程は標高980mテント場から1350m清川行人小屋までの沢登りだ。雪渓の雪解け水が各支流から流れ込んでいるのか水量は多く、落ち込みには白波を立て流れているが注意すれば遡行には問題ないだろう。昨日、探ったポイントは狙わずに新しいポイントに毛鉤を打っていくと早々に2匹掛けキープする。下処理をして、塩,コショウ、ローズマリー、ニンニク、オリーブオイルを合わせたものに漬けてザックにしまう。今晩のおかずは手に入れたのであとはキャッチ&リリースで釣りを楽しむ。巨岩帯などで落差が大きい流れのあとでも魚がいて、どうやって巨岩を超えるのか不思議に思う。それにしても魚が多い。なかなか釣りをやめられない。1300mまで上がり詰めのルートを捜す。地図で傾斜の緩いところを捜して進むが最後は根曲がり竹の藪の中を15分ほど進み、清川行人小屋に13:00に到着して月山釣り山行は終了となった。その晩はひとりだけの小屋でウイスキーを飲みつつ山行を振り返る。明日は月山に登り、姥沢に戻るだけだ。
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