0220-23北海道ツアー 1日目(2/20)

By , 2015年2月22日 2:10 PM

ウルスカ恒例になりつつある北海道ツアーに行ってきた。

すったもんだの珍道中を3回に分けてお届けしたい。

■メンバー
L:CTさん、SL:DIさん、TMさん、HIさん、YSさん、DFさん、KKの7人+ガイドさん

■日程
<1日目:2/20>
旭川空港からお迎えのガイドさんの車で黒岳スキー場へ移動し黒岳ロープウェイとリフトを乗り継いでゲレンデトップへ。黒岳の肩までハイクアップしてオープンバーンを滑降。登り返して沢を滑降。白樺荘泊。

<2日目:2/21>
白樺荘から旭岳スキー場へ。ロープウェイでスキー場トップへ。ハイクアップで旭岳登頂。北西斜面を滑降しトラバースしながらスタート地点へ。スキー場を滑降し終了。白銀荘泊。

<3日目:2/22>
白銀荘から車で富良野岳尾根の取り付き点へ。堰堤上部を渡渉しハイクアップスタート。ジャイアント尾根を登高し森林限界を過ぎたあたりから右の尾根にトラバース。途中のノートラックの沢を滑降。登り返して尾根上のオープンバーンを滑り、途中から先ほどの沢に入り込んで滑降。トラバースしてスタート地点へ。TMさんとKKは帰京のため旭川空港へ。白樺荘泊。

<4日目:2/23>
白樺荘から上忠別岳に移動。雪質が悪く滑走できず、ネイチャートレッキングとなる。早々に切り上げて、旭川でグルメ散策後帰京。

 

*****

突っ込みネタが尽きないのはウルスカ山行毎度のこと。今回の珍道中、誰が何をやらかすのやら・・・。

まずは1日目。

早朝の羽田空港。KK(拙者)のザックがX線検査装置を抜けたとたん、係員があわててかけ寄ってきた。「なにかノコギリ的なものが映ってますが・・・」。しまった!スノーソーを入れっぱなしだった。その一部始終を一行がニヤニヤしながら見ていた。「しめしめ、朝からいいネタいただいたぜ!!」と言わんばかりの笑み。しばらくこのネタでいじられることになるだろう。まったくの不覚だった。他にも2人が引っかかったようで、YSさんのショベルは宅急便で強制送還となった。朝からドッタバタ。今回も出だしは上々だ。

旭川空港で地元のガイドさんと待ち合わせ。今年は雪が極端に少ない上にここ最近はほとんど降っていないとのこと。激パウは期待できないかも。一方天気は最高でここ3日間は晴天が続きそうだった。2日目がもっとも安定するらしく、翌日に旭岳山頂を目指すことにし、今日は黒岳を訪れることになった。


旭川空港

旭川空港

 

クルマに乗り込み黒岳スキー場へ向かった。ツアー中はガイドさんが運転してくれるため楽ちん。車中では部長(TMさん)が舌好調。手荷物検査ネタで容赦なしの攻撃が続けられた。

出発準備

出発準備


移動中

移動中

 

2時間ほどで黒岳スキー場のロープウェイ乗り場についた。黒岳スキー場は厳冬期に閉鎖し前日に再オープンしたとのこと。平日ということで駐車場はまばらだった。ロープウェイでスキー場へ。スキー場のブログに載せたいとのことで集合写真を撮られた(その夜、ちゃんと載ってました)。黒岳の雄姿を正面にリフトに乗ること15分でスキー場トップに着いた。

黒岳スキー場へ

黒岳スキー場へ


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黒岳を正面に

さっそくシールを付けて登高開始。雪面が硬くクトーを着けることに。ここで若(HIさん)がやってくれた。スキーより幅の狭いクトーを持ってきたらしい。「何本もスキー持ってっから間違うんだよ」「一番大きいの持ってくりゃいいんだよ」・・・。ここぞとばかりボコボコに。やれやれ先が思いやられる。

登高開始

登高開始


黒岳を目指す

黒岳を目指す

 

肩のあたりまで登ったところで山頂付近がガスに覆われてきた。できれば登頂したかったがガイドさんの判断で滑ることに。いい感じのオープンバーンをガイドさんが先行し我々も続いた。そこそこのパウダーで十分楽しめた。

さあ滑るぞー

さあ滑るぞー


夢の跡

夢の跡

 

登り返そうとシールを着けていると。またまたやってくれました。DIさんの板が猛烈な勢いで斜面を滑りおりていった。いったいどこまで流れたのやら・・・。「状況によっては登り返しは中止します」といってガイドさんが回収しにいった。この上のおいしい沢斜面が滑れなくなるかもしれない、と思ったとたん、DIさんに向けて「今夜のビール、ごちそうになりまーす」「ガイドさんにはワイン1本だな」と猛攻撃が始まった。そこにはうなだれたDIさんが・・・。無線で「回収しました。15分ほどで上がります」との連絡が。途中の木に引っかかっていたらしい。最悪の事態は免れたようだ。ガイドさんが一本の板を背負って登ってきた。「さあ、これから板の授与式が始まります。みなさんカメラの準備はOKですか」これでもかと若がたたみかけた。

板到着!

板到着!

 

登り返して沢を滑り、樹林帯を抜けて戻った。すったもんだの1日目はこれにて終了。大雪山白樺荘で温泉につかって就寝となった。

翌朝の白樺荘

翌朝の白樺荘

2 Responses to “0220-23北海道ツアー 1日目(2/20)”

  1. y.sasaki より:

    3日間の大作、楽しく読ませてもらいました。毎年、やらかしてくてる方がいて楽しいですね。次回は参加しちゃおうかな。

  2. k.katahira より:

    ウルスカは期待を裏切りませんね。

    来年はsasakiガイド(車も)で行きましょうか(笑)

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