秋のレスキュー訓練

By , 2016年11月24日 8:08 PM

毎年、年末の土日に冬のレスキュー訓練を行っている。今年は3連休に当たり、3連休は滑りに行きたいと意見があり、秋に冬の訓練を行うことになった。
訓練は以下の通り

■ビーコン操作
●他機種の電源のオンオフ、操作方法の確認
●ビーコンを隠してビーコン捜索の復習
●多数埋没者捜索機能の確認

■搬出訓練
●ヒューマンチェーンによる移動
●スリング、ザックを使った背負っての搬送

■滑落者の引き上げ
●肩がらみによる引き上げの補助 ●1/2システムの理解
●1/3システムの理解

ビーコン捜索を行う際に知っておくとよい事例がいくつかあった。①ビーコンの表示距離は磁束線のとらえ方によっては埋没者との最短距離を表してい場合がある。②多数埋没者機能は、ある機種は1台目を見つけた後、マーキングし、2台目が近くにあっても違う方向を表示して通り越してしまうことがある。
これらはビーコンを早く動かさずゆっくり動かし、ビーコンに受信させる時間を与えてあわてないことで解決する。
引き上げの方法は肩がらみ、1/2システムはすぐに準備できるので覚えておくとよい方法であった。
年に1回であるが訓練を継続しているおかげで皆、身についてきたのかなと思える訓練であった。

 

 

 

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